6畳小屋をセルフビルドした記録・費用・材料の全まとめ

2017年5月27日おすすめ記事, 6畳小屋

2016年10月から2017年3月にかけてホームセンターの材料を用いて山林にDIYで作った、6畳+ロフト付きの山小屋に関するまとめ記事です。
6畳小屋に関するほぼ全ての記事へのリンク、使用した材料、反省点をまとめており、記事の最後には総費用も載っています。

 

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基本設計

「僕の考えた最強の小屋?」
「場所決めと清掃」

・3.6×2.7mの6畳間+1.8×2.7mのロフト
・枠組壁構法(ツーバイフォー工法)で建築
・独立基礎
・南向き片流れ屋根

 

遣り方

「遣り方」
「水糸張り」

作業期間:2016年10月17~20日
正味作業日数:1.5日

※遣り方で使用したものは使いまわし出来るので資材としてカウントせず。

基礎

「穴掘りと砕石投入」
「沓石設置準備編」
「沓石設置本番」

作業期間:2016年10月21~28日
正味作業日数:6.5日

使用した資材

・高さ300mm羽子板付き沓石:12個
・高さ240mm羽子板付き沓石:8個
・セメント:50kg
・砂:160kg
・ドライモルタル:20kg
(セメントと砂はちょっと余った)

金額小計:24,384円

反省点

・砕石投入量減らすために穴は小さめに作ったが、おかげで沓石設置時に周辺の土を削らないといけないときがあった。
・穴掘り時に出てきた土はまとめて置くか周辺の整地に使用するべき。
・ハンマーでの砕石自作はかなりの重労働。ハンマーやシートを痛めたりする恐れがあるので、砕石を安く購入できるなら購入した方が良い。
・モルタル配合比率を間違えたときがあった。
(沓石は半分ほど埋まるような高さにしたほうが、転びにくく強度があった?)

床束

作業期間:2016年10月29日~11月2日
正味作業日数:2日

「床束の製作」
「床束の修正と防腐剤の塗装」
「床束と根がらみの取付」

使用した資材

・スギ角材 105×105×3000:3本
・キャットスペーサー:2個
・タフソート:1L
・防腐剤注入ベイツガ 105×105×4000の端材:2m
・防腐剤塗装SPF 12f:4本
・コーチスクリューなど

金額小計:約14,000円

反省点

・遊びを数mm作って床束を製作したが電動カンナも無いような状況では1mmくらいにしたほうが良かった。

 

土台

作業期間:2016年11月3~5日
正味作業日数:1.5日

「土台角材の加工」
「床束と土台の接合」

使用した資材

・防腐剤注入ベイツガ 105×105×4000:6本
・各種金物

金額小計:25,788円

反省点

・土台角材を反りの方向を間違えて組んでしまった。おかげで床束からはみ出てちょっと不安定で危なっかしい。
・平たがねをノミの代用としたが、どうせノミは必要となるからこの時に購入するべきだった。
・仕口は大入れ継ぎよりもT型相欠き継ぎのほうが良かった。
・反りのある角材だからせめて両端は羽子板ボルトを使って床束と固定し、反りを矯正するべきだった。どうせボルトは壁内の断熱材に覆われるし、暖房はほとんど使わない生活だから結露も少ないだろう。
・山形プレートが上下逆。足(?)の方を横架材に、山のほうを柱につけるのが正しい。

 

作業期間:2016年11月6~15日
正味作業日数:4日

「床施工準備編」
「床断熱材の施工」
「床合板の設置」

使用した資材

・スタイロフォーム50mm厚:12枚
・構造用合板12mm厚:12枚(正味で)
・ヒノキ板 12×90×2000:約10枚
・ベイマツ 45×45×2000:6本
・シリコンシーラント:3本くらい

金額小計:40,980円

反省点

・最後まで悩んだが、やはり1820×910の合板より2000×1000のネダレス合板を使用した方が良かった。サイズの小さな材を継ぎはぎすると、隙間を大きくし強度も下がる。
・スタイロフォームを100mm厚にしたのは正解なのか失敗なのかは判別つかず。効果を肌で実感しているわけではないから気密性上げるためだけに薄めのスタイロフォーム施工するだけで良かった?
・12mm厚合板2枚重ねの床は中央を踏むと若干たわむ。木材は粘りがあるから床が抜けることはそうそう無いが、重いものを載せる予定があるなら36mm厚くらいにしたほうが安全。

 

壁パネル

下部壁パネル
作業期間:2016年11月15~22日
正味作業日数:5.5日

上部壁パネル
作業期間:2016年11月23日~12月1日
正味作業日数:5日

「壁パネル基本設計」
「下部壁パネル①」
「下部壁パネル②」
「下部壁パネル③」
「下部壁パネル④」
「上部壁パネル①」
「上部壁パネル②」
「上部壁パネル③」
「上部壁パネル④」

使用した資材

・SPF2×4 6f:60本
・SPF2×4 12f:22本
・SPF2×6 12f:8本
・構造用合板12mm厚:16枚
・OSB12mm厚:12枚
・スギ板 12×90×2000:10枚
・アカマツ 30×40×2000:18本

金額小計:73,030円

反省点

・別の壁パネルの耳で壁パネルどうしを繋ぐのは強度も気密性も向上されて評価できるが、合板下端を土台下端に合わせたらもっと効果的だった。
・修正するのが面倒でもやはり頭繋ぎは入れておくべきだった。(完成後に強度的に不安が出てきたというわけではないが…)
・後々下屋を作る時などに接合が不安無く出来るので、約90mm角にする4隅では90mm角材を使用した方がベター。
・壁枠を直角にするために合板を貼ってから壁を起こすか、壁を起こしてから貼るか悩んだが、内側から仮筋交いを設置すれば壁枠だけでもそれなりに剛性が出て施工しやすくなったと思う。
・ロフト窓は1300×800くらいにするより、もう少し幅を狭くして最大高さを目線のところまで上げたほうが、座っているときに景色が良く見えた。(地面からの高さ900~1800mmの窓は腰窓として完璧。幅も900mmくらいで十分。窓とドアの位置は大きな不満無し)
・壁枠を立ててしまうと雨仕舞いがかなり面倒。常に雨水の流れを考慮し、雨仕舞いがしやすい作業工程にしたり天気予報をチェックすべし。

・東西面上部壁パネルのときに気づいたが、壁枠どうしを切断して設置する場合は面材の継ぎ目以外の上枠と下枠を斜めにカットし、設置後はビスの斜め打ちで固定すると綺麗に接合できる。
・高所作業時はやはり梯子と脚立の両方があったほうが便利
・小屋の高さは最大3.6mくらいだが、梯子や脚立の長さを考えたらこのくらいまでにしたほうが良いと思う。それ以上の高さにするには足場を組む必要あり。
・上部に固定していないものを置いておくのは危険。

 


屋根

作業期間:2016年11月26日~12月10日
正味作業日数:4.5日

「屋根①」
「屋根②」
「屋根③」
「屋根④」

使用した資材

・SPF2×4 12f:11本
・構造用合板12mm厚:10枚
・スギ板12×120×1820:10枚
・アスファルトルーフィング:21m
・アカマツ30×40×2000:18本
・ガルバリウム波板 6尺と7尺:7枚ずつ
・ガルバ傘釘
・ハリケーンタイ H3:22枚

金額小計:約46,000円

反省点

・垂木欠きこみは上枠幅の半分くらいにしたほうが良かった?
・アスファルトルーフィングは取扱注意
・横桟の位置はちゃんと考えよう、な!
・(軒の出は、まあ下屋作るからこんなもんで。)
・(何十年に一度の豪雪に不安無く耐えたいなら2×6材を垂木にした方が良い)

 

窓とドア

2016年12月22日~2017年1月21日
正味作業日数:6.5日

「窓とドア①」
「窓とドア②」
「窓とドア③」
「窓とドア④」

使用した資材

・中空ポリカボード 1820×910mm:4枚
・アクリル板3mm厚 1820×910mm:2枚
・スタイロフォーム50mm厚:0.5枚
・ベニヤ3mm厚 1820×910mm:1枚
・ベイマツ 24×60×2000:4本
・アカマツ 30×40×2000:12本
・蝶番など金具

金額小計:約22,000円

反省点

・やっぱりドアがみすぼらしい。ベニヤよりも野地板を貼っていくなどしたほうが綺麗だった。
・墨壺はもっと最初の方に買ったら作業が早く終わった。

 

内壁

作業期間:2016年12月4日~2017年2月9日
正味作業日数:1+1+1.5+2+1.5+2+6=15日

「壁・天井断熱材の施工①」
「壁・天井断熱材の施工②」
「天井石膏ボード貼り」
「内壁石膏ボード貼り」
「パテ処理・壁紙貼り」
「誕生日&引っ越し祭」
「ロフト床&内壁」
「野地板内壁」

使用した資材

・グラスウール(ソフール) 430×2740×100 12枚入り:3梱包(3枚余る)
・スタイロフォーム 50mm厚:1枚
・石膏ボード 9mm厚:10枚
・石膏ボード 12mm厚:8枚
・壁紙:約20m
・タイガーパテ:約1㎏
・ジョイントテープ:約25m
・塗り壁材(わかば):1袋
・野地板 12×180×1820:約50枚?
・シーリングテープなど

金額小計:約60,000円

反省点

・幅の合わないグラスウールを無理やり押し込んだところがあった。横向きにしてちまちま切っていった方が効果あるし節約にもなると思う。
・壁や天井に断熱材を設置する前に、内壁材の寸法や継ぎ目の位置を確認し、必要とあれば下地材を設置する。特に天井は90mm厚の隙間に100mm厚の断熱材を設置したため施工がしづらいし出来上がりも不満が残るものとなった。格子状に野縁を取り付けるべきだった。
・窓と内壁の取り合い部分が良く分からなかったから、内壁石膏ボード貼りのときは参考書に書いてあった「窓の見付けは24mm」というのを参考にして窓枠から24mm開けてみたが、最終的には小さな板で継ぎ目を隠せば綺麗に納まるので窓枠ぴったりまで貼ったら良かった…。
・壁紙でも塗り壁でも板壁でも、綺麗に仕上げるには多くのコツと経験が必要。素人では仕上がりを完璧にするのは無理だと諦めた方が良いかも。

 

外壁

作業期間:2016年12月6日~2017年3月3日
正味作業日数:1.5+4+1+1.5+2.5=10.5日

「透湿防水シート&オーニング(仮)」
「野地板外壁」
「雨樋」
「上部外壁下地施工」
「上部外壁塗り作業」

使用した資材

・透湿防水シート 50m:1巻
・トドマツ 24×48×3800:10本
・アカマツ 30×40×2000:約6本
・野地板 12×180×1820:約50枚?
・他各種幅野地板
・タフソート:約8L?

・軒樋 Φ105:5.4m
・竪樋 Φ60:4.5m
・軒樋取付金具:11個
・竪樋取付金具:3個
・集水桝:1個
・他エルボや止まりなど

・ラス網 900×2700:6枚
・軽量モルタル 25㎏:2袋
・大和しっくい 20㎏:3袋

金額小計:約48,000円

反省点

・野地板下地材のピッチを910にしたが、455くらいにした方が良かった。
・未乾燥板を使用すると板の間が空いてくる。(小角材を間に打ち付けていくと見栄え良くなる)
・雨樋は鼻隠し板があるか無いかで取り付けられる金具が異なる。
・価格調査不足で大和しっくいより安い軽量モルタルをなかなか見つけられなかった。

 

その他

「細々と」

 

まとめのまとめ

作業期間

2016年10月17日~2017年3月3日

正味作業日数

62.5日

超適当な計算です。
作業時間中の悩んでいる時間も含まれます。

全資材費

約354,000円

余った資材はこの記事内の費用にはほとんど入れていませんので、実際にはもっと支出しています。
なおセルフビルドに伴って購入した道具の費用は大体8万円くらいです。
5分の3くらい電動工具です。

 

全般の反省点

・合板を多用する枠組壁構法では455ピッチをドタマにぶちこんで設計すること。
・設計図を完璧に仕上げないと施工できないわけではないが、せめて「枠組壁構法用住宅標準納まり図」や「木造住宅用標準納まり図」などのマニュアルを読んでから施工していった方が良い。(興味ある人は検索を!)
・のみや墨壺のようなそんなに高価ではない道具は、使用機会が来たらさっさと購入してしまった方が良い。後々どうせ使うことになる。
・資材の節約、強度の向上は大切だが一人でのセルフビルド作業では施工工程を考えるのも大事。ご安全に。

 

感想は別の記事。

 

建築後の反省をもとに設計図書いてみたよ!

 

固定資産税評価額の概算してみました↓

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