小屋のDIY日誌 石膏ボードの壁や天井に壁紙(クロス)を貼る
6畳の小屋を建てて、山の中で一人暮らししようとしています。
今回は内装編4つ目の記事。
壁紙(クロス)をDIYで貼って、内壁を仕上げていきます!
前回までで壁や天井に石膏ボードを貼り、内壁の下地を作りました。
壁に貼っていく
用意した壁紙と道具
壁紙は色んな模様や種類がありますが、自分は「ビニールクロス」の「生糊付き」の「ホワイト」を買いました。
ホームセンターで売られているものの中で、単価が一番安かったので。
生糊付きだと裏の保護フィルムを外せば、すぐに貼ることが出来ます。
生糊付きでなければ、自分で糊を塗らなければなりません。
壁紙の貼り方の説明書を読んで用意した道具は、以下の4つだけ。
- カッター
- ハサミ
- へら(100均で購入)
- 下げ振り(糸と重りで自作)
壁紙は上下方向に貼っていくのが基本なので、垂直を測るための「下げ振り」が必要です。
壁紙の貼り方
壁紙についていた説明書の要点を、以下にまとめてみます。
- 貼りたい場所の上下長さ+5cmほどで、壁紙をカットする。
- 下げ振りを使いながら、へらを使いながら、保護フィルムを少しずつ外しながら、上から下へ壁紙を貼る。
- 余った部分はカッターで切る。床と壁、天井と壁の隅に沿って切るなど。
- 1枚目の横に、3,4cmほど重ねて2枚目を同じように貼る。
- 重なった部分の中央を、カッターガイドを当てながら真っすぐカットする。
- 切った端材は取り除き、ジョイントテープを剥がして、継ぎ目を綺麗にする、
施工の様子
2016年12月19日、施工開始です。
上のロフト根太のおかげで壁紙を貼る部分も少し複雑になっています。
カッターで切れ込みを入れてロフト根太に差し込んでみましたが…
破れた…。
こりゃ厄介そう!
下げ振りを使いながら垂直になるように仮止めを行い、ヘラでしわを伸ばしながら裏の保護シートを外して貼っていきました。
しわ伸ばしは中央部は楽しく出来ますが、やはり難しいのが端の方です。
しわをほぼ完璧に無くしながら美しく貼るのは、なかなか難しいです。
クロス屋も左官同様、技術と経験が必要なんだ!と実感。
少しボロボロになりながら、何とか1枚完了です。
小窓の部分は、貼ってからカッターで切り抜きました。
次は1枚目の隣に、2枚目を貼っていきます。
1枚目と2枚目の継ぎ目の中央は、2枚まとめてカッターでスパッと切る必要があります。
でも、カッターの刃をちゃんと折って新品にしていたのに、切る時に引っかかって継ぎ目がボロボロになった…。
結局継ぎ目からちょっと石膏ボードが見えてしまいました。
また何か白いテープのようなもので隠せばいい、のかな?
やり方は大体分かったので、一気に作業していきました。
西面、北面とやっていくうちに段々(最初よりかは)綺麗にできるようになりました。
やはりこういうのは経験が必要ですね。
セルフビルドは自分が成長していくという副産物があるようです。
というわけで西面下部の壁紙貼り終了!
小屋の内装編で、初めての仕上げ材!
その美しさたるよ!まるで輝いているようだ!
これまでの小屋DIY作業では、薄暗くなったらそこで作業は終わりでした。
しかし今日だけは、ヘッドライトで照らしながら作業しました。
西面下部が終われば一応引っ越しできますからね。
明日は…誕生日&引っ越し祭
天井に壁紙を貼る
12月21日、無事引っ越しが終わって初めて小屋の中で一夜を過ごしました。
もう急ぐ必要はないな、と思うとヤル気が無くなる。
おーい、今までのやる気どこいった〜?
結局朝10時くらいからようやく作業開始!
この日は天井の壁紙を貼ります。
壁に貼ったものと全く同じものです。
壁紙に色々なタイプがありますが、買ったのは天井にも貼れるタイプ。
説明書きには「天井に貼る場合は2人以上でやること」と書いてあったので、作業に不安が残るまま作業開始。
とりあえず端材の140×92cmのものを貼ってみようとします。
しかし、1人だと全体を万遍なく押さえることが出来ず、貼れませんでした…
どうしようかと考えて、結局天井石膏ボード同様、小さくカットしてから貼っていくこととしました。
こうすると継ぎ目が増えてしまって不格好になりそうですが、まあどうせ下地の石膏ボード自体が平でないから、最初から仕上げが不格好になるのは確実だし。
天井の短辺の長さは285cmなので、4分割にして72×92cmずつ貼っていきました。
しかし小さくしても、なかなか貼るのは難しかったです。
特に傾きを合わせるのが難しく、何回も貼ったり剥がしたりしました。
無事?に天井のクロス貼り終了。
ジョイント部は重ねて2枚まとめてカッターで切るべきだったのでしょうが、脆い石膏ボードを傷つけたくないので普通にクロスの端と端を合わせていくことにしました。
少し隙間が出来るところもありましたが、こういうのは後で白い何かで塗って隠せば良いか?
というかクロスの隙間よりもはるかに、石膏ボードのパテ処理した凸凹の継ぎ目や飛び出たビス頭が目立ちます。
やはりクロス貼りは下地を平にするのが原則なのでしょうが、素人が天井を美しく仕上げるのは非常に難しいらしいのでやり直しは考えませんでした。
それにどうせ今回天井にクロス貼ったのは、石膏の破片やパテが落ちてこないようにしたり、白くすることで明るくするというような機能性のためであって、美観のためじゃないからね!(震え声)
壁紙の継ぎ目を処理
12月25日、白いコーキング材を購入して継ぎ目に塗ってみました。
う~ん、確かに白くはなったものの、テカテカと光を反射するのでコーキングしたところが丸わかり。
ま、まあこれが限界か…。
下地の時点で凸凹だったわけだし…。
壁紙を貼って小屋の一部が仕上がったので、テントから小屋に引っ越しました。
内装編の作業続きとしては、ロフトの塗り壁+畳へ移ります。
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