『小屋DIY』床仕上げはクッションフロア、両面テープと接着剤どっちを使う?
山の中に6畳の小屋を建てて、一人暮らしをしています。
今回は、床の仕上げとして安い床材のクッションフロアを敷きました。
今まで合板剥き出しだったので、これで水にも強くなったし歩き心地も良くなりました。
居住用小屋の内装作業の前回は、以下。
クッションフロアとは
クッションフロアとは、床仕上げ材の1つです。
クッション性と防水性のある塩ビ製のシートで、床仕上げ材の中では最も安価なのが特徴。
新たに敷くことも、敷き直すことも簡単で、DIY向きの素材です。
色や柄の種類も多く、木目調や石目調など好きなものを選べます。
ホームセンターなどでも普通に売られていて、敷きたい床面積から必要量を算出して、切り売りしてもらえます。
自分の場合、6畳で価格が7,560円でした。
1畳当たり1,260円、182cm幅で1m当たり1,400円。
通販で改めて探したら、ホームセンターより安いところもあったのか…
床の片付けと掃除
2017年3月24日、作業開始です。
クッションフロアを敷く前に、まずは床の片付けと掃除。
床下地は合板です。
合板境目の大引き(下地)位置がわかりにくくならないように、壁に印を付けておきました。
将来、床に穴を開ける時に、開けて良い場所がわかりやすくなります。
クッションフロアの敷設で億劫なのは、床の上にあるものを全てどけないといけないこと。
既に生活を始めてたので物の数が多くて大変でした。
バッテリーもどけないといけないので、ケーブルも外しました。
まずはお掃除。
ほうきである程度ホコリを取り除いてから、雑巾で拭いておきました。
ダダダーッと、雑巾かけることなんて小学生以来かも。
中学生以降は雑巾を先端に取り付ける長物使っていましたからね。
クッションフロアの敷設
施工手順と必要な道具
敷き方は「クッションフロア 敷き方」で検索したサイトでお勉強です。
DIYとしては定番なのか、情報が多くて助かります。
基本的には、壁紙の貼り方みたいなもののようです。
手順をまとめると、以下のようです。
- 仮置きし、必要な長さ+αにカット。横方向には柄が合うように、かつ2cm前後重ねる。
- クッションフロアを長さ方向の半分めくって、両面テープもしくは接着剤を床下地に付ける。
- ハケ・ヘラ・ローラーなどで空気を抜きながら、床下地に接着させる。ただし、継目はまだ。
- もう半分も同様に接着させる。
- 継目は2枚同時に真っすぐカットし、接着する。
- 継目処理材で継目を保護する。
- 床と壁の隅部など、不必要な部分があれば綺麗にカットする。
- 『巾木』という薄い板で、隅部を隠す
自分の場合、⑥と⑧は面倒だからやりませんでした。
仮置き
まずはクッションフロアを端からゴロゴロ転がして、仮置きしていきます。
切るべき長さが分かったら、カッターで切ります。
壁紙のようにボロボロになることなく、スッと切れました。
複雑な床の形状となる玄関側では、ちまちまカットしていきました。
ちょっと切りすぎて若干合板が見えちゃった!マアアアアア!
こういうのは巾木で隠すのが良いでしょうが、どうせ壁全面に家具を置いていくし、細かいデザインにこだわりなし。
というわけで、巾木は付けませんでした。
仮置き完了!
1枚目と2枚目の間はまとめて切って一致させるので、今はまだ重なってる状態です。
両面テープで貼る
クッションフロアを半分めくって、両面テープを貼っていきます。
テープは隅と境目、それ以外は455mm間隔くらいで貼っていくのが基本。
ホームセンターにあった説明板を見ながら20m両面テープを購入したのに、6畳だと明らかに足りない!
もう片面が出来ない!
計算し直したら、2.7m×10+3.6m×2=34.2mは必要じゃないか!
計算したはず、というのが最近多いです。(遂にボケが…)
しょうがないので所持していた両面テープを少し貼って、片面の両面テープ貼り終わり。
クッションフロアを戻して、剥離紙外して、足やハケで空気抜きながら固定です。
継ぎ目は2枚同時にカットして、切れ端取って、テープの剥離紙外して貼って終わり。
そんなに目立たないかな?
なお、継目は家具を引っ張った時に引っかかって剥がれたりするので、「継目処理材」を塗っておいた方が万全です。
接着剤で貼ってみる
両面テープ足りないからもう片面はまた今度。
…と考えていましたが、クッションフロアの敷き方をもう一度検索すると、接着剤で貼る方法もあることを知りました。
木工用ボンドは大量にあるので、これでやってみよう!
中途半端に作業を置いておくのも嫌だし。
まあ普通は、クッションフロア用の接着剤を使うべきですが…
大量に必要になりそうなので、100均スコップで適当にガンガン塗っていくことにしました。
大ざっぱにやっていきましたが、ボンドが大量に必要になるしはみ出ると汚れるし、疲れる。
両面テープのほうが楽ですね、こりゃ…。
何とか貼り終わったら、凸凹になってしまった。
施工手間と仕上がりを考えたら、両面テープでやったほうが良かったかも。
まあ凸凹のほうがクッション性あるかもしれません。(震え声)
クッションフロアを敷いたことで、ちょっと水を垂らしても合板を濡らすことはなくなったし、スリッパ履かずとも歩けるようになりました。
小屋の内装もかなり整ってきましたよ。
家具が揃えば、普通の安アパートよりも落ち着くものになりそうです。
もはや小屋と言うより、「家」である。
小屋の内装関連作業としては、以下の記事に続きます。
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