6畳小屋セルフビルド日誌 天井石膏ボード貼り


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石膏ボードとは

石膏ボードは石膏を主成分にした材料を板状に固めたもので、燃えなくて安いという利点から内壁材として大々的に使用されているようです。
遮音性は重量に比例するらしいので、安い割には重い石膏ボードは遮音性も優れている…と思います。
しかし石膏ボードには、水に弱い、欠けやすくて脆いなどというデメリットもあります。
一般的には人間や物がぶつかる可能性のある壁には12.5mm厚のものを、何かが接触する可能性の少ない天井では軽くて施工がしやすい9.5mm厚のものが使われるそうです。(参考:ゼロからはじめる「木造建築」入門

山の中の小屋暮らしだから遮音性とか耐火性はあまり必要無いですが(燃えるときゃあ家だけでなく周辺全部燃えるし)、どうせ安いのでとりあえず施工してみることにしました。

2016年12月8日、買い出しでとりあえず天井の分として9.5mm厚のものを6枚、何枚必要になるか分からない壁用の12.5mm厚のものを6枚購入してみました。
合板と違って脆い材料らしいので、軽トラに積み込んだり降ろしたりするのは慎重にやりましたので疲れました…。

道路脇に置いた石膏ボードを小屋内部に運び入れるのにも苦労しました…。
石膏ボードは重いので1枚ずつしか持てないし、脆いので合板のように一輪車に乗せていくのも壊れそうで無理。
しかも水に弱いので雨が降ってくる前に運搬を終えてしまわないといけません。

あぁー!疲れたーあ゛あ゛あ゛!!

天井に施工開始

12月11日、天井に貼ったグラスウールの隙間を埋めて、石膏ボードを貼ってみることにします。
ビスは32mmの石膏ボード用のものを使いました。

ロフト根太で足場を作って9.5mm厚のボードを持ち上げ、はしごをかけてさて設置してみようとしますが、無理だこれ!

9.5mm厚のくせに妙に重いしたわんで壊れそうだし、体勢的に万全で無いし一人での作業だから、両手で取り付け位置に持っていくことは出来てもインパクトドライバーを握ることが出来ませんでした。

そこで、自分でわが家を作る本。にも載ってある天井材抑え用トンボを簡単に作ってみました。
端材の板と野縁を使って超簡単なビス一本接合。
もうすでに壊れそうだけど。

トンボは下部と先端部に分かれており、二つの部品の接合高さをビスの打ち直しで変えることでトンボ全体の長さも変えられるようになっています。

高さ調整を終えていざ実戦。
伸ばしたトンボと垂木の間に石膏ボードを滑り込ませて、何とか良い感じの位置に持ってこさせることに成功。
ちょっとボードを動かすだけでバランスが崩れて滑り落ちそうになりますが、全身の筋肉を使いながら位置の調整を終えて、片手で抑えながら何とかビス一本打つことが成功!

片手で抑えながら更にビスを打っていきます。
しかしいくら打っても合板のように危なげなく留まることがなく…

これだけ留めたら大丈夫かな?と思って手とトンボを離したら、折れやがった、この野郎!!(野郎なのかこれ)

何とか首の皮一枚、というか裏面の紙一枚で繋ぎとめられました。
もしかして石膏ボードって、中央部の石膏にはほとんど強度が無いのか?
同じ厚さの合板よりも強度は無いことは知っていましたが、まさかここまで強度が無いとは…

トンボで再度抑えながら、思いっきり手で押しながらビス打ちをして、ようやく1枚完了。
ビス頭が埋まるくらいにしたほうが平に出来るというのは知っていましたが、ほんのちょっと深く打ち込みすぎるだけでビス頭が表面の紙を突破し、ボードがボスっと下に若干落ちるというか固定できなくなるときがよくありました。

おかしいな…一番楽そうなところでこれだけ苦労したんだから、小屋上部の天井だとどうなるんだ!ていうか無理でしょ!

同じような方法で2枚目も施工しようとしましたが、予想通りトンボが壊れました。
というわけでこの日の作業は終了し、もっと良い方法を編み出すことにしました。
とりあえず今までの方法では小屋上部のボードを貼るのは絶対無理。

本当に石膏ボードは壁倍率1倍もあるほど高強度なのか?
wikipediaに「非常に丈夫」とか書いてあるけど、

嘘だッッ!!

 

…石膏ボード貼るのやめてベニヤ板でも貼ろうかと考えたこともありますが、調べてみると一人で天井に石膏ボード貼るときは半分に切る人が多いようです。
石膏ボードを半分に切る、それに加えてもっと使いやすくて頑丈なトンボを作れば大丈夫なのかもしれません。

一人で天井に石膏ボードを貼る作業は、壁パネル立て以来の難関な作業です。

今日の夜は月が綺麗で、月明かりだけで街灯が何一つない山中を歩き回れるほどでした。
明日は寒くなりそう。


12月12日、この日の気象庁の天気予報の最低気温が-3°だったのでかなり寒かったです。
外に置いていたバケツに氷が張ってました。
小屋内部は寒くて手足が霜焼けになりそう、ていうかなった。

材料は出来る限り切らずに施工した方が隙間も無いし強度もありますが、切らないとまともに施工できないので、おとなしく半分に切りました。
石膏ボードを切るのはカッターで出来るらしいので半信半疑でボードの表の紙を切ってみると、…綺麗に折れました。
折れても裏の紙で繋がっているので裏の紙も切ると、無事綺麗に切り離すことが出来ました。

もしかして石膏ボードって、表裏の紙で何とか形を保っている、内部の石膏は強度的に役立たずの脆い板材なの?

下側天井は足場が良いので、トンボを使わずに取り付けてみることにしました。
半分にしただけで軽くなるわ持ちやすくなるわで、施工性は格段に上がりました。
一人作業で1820×910mmのボードを天井に貼るのは無理、ちぃおぼえた!

石膏ボードが表裏の紙で保っているようなもんだとわかったので、ビス頭は出し気味にして表の紙を貫通しないように意識してビス打ちしていきました。
もう一枚貼って何とか一段目完了。
内法面積を3640×2730にしたからか、1820のボード2枚で横幅はぴったり納まり継ぎ目の場所にちょうど垂木が位置しました。

しかし石膏ボードが脆すぎるのか、ボード端にビスを打つと簡単に石膏が潰れて外にはみ出てしまいました。
もしかしたらボード継ぎ目の材は50mm以上の幅のものの方が良かったのかもしれません。(特に素人は)

2段目からは施工環境が悪くなるので、トンボを使うことにします。
最初作った超しょぼいトンボは壊れたので、改良版を作ります。

今度は先端の合板を100×30cmほどに小さくし、斜めの補強材を入れて剛性を高めました。
全て端材です。
接合部分は全て普通のビスで留めました。

1号機と比べて遥かに丈夫そうで、こいつにならボードを預けられるぜ!

早速使ってみます。
高さ可変構造は1号機と一緒。

先端がグラグラしないからかトンボと天井の間にボードを挟むのも楽で、昨日よりも遥かに早くビス打ちが出来る体勢に持ってこれました。
トンボで抑えながら位置の微調整を行い、位置が決まったらトンボの下部を移動させてさらに押し込んで固定し、ようやくビス打ちの開始となります。

東西端に関しては固定のための材が無いので、けらば補強材部分に固定していきました。
ボードの端全てにビスを打つことが出来なかったので、少しボコボコするところが出来てしまいました。
…ボード端になるところには野縁でも付けておいたほうが良かったなあ。
まあボードの貼り方なんて知らなかったから、しょうがないかねえ。

中間部でははしごが使えないので、根太予定の2×6材を南北壁上部パネルの枠に載せ、端材合板を載せて作業しました。
なかなか良い足場ですが、南北壁上部パネルにグラスウールを詰めてしまうと出来ない作業方法です。
天井の施工をさっさと全てやってしまう必要があります。
単管パイプとかで室内に足場を作るのも良いかもしれませんが。

ビスを打っていくとグラスウールを押し込んで更にボードが上がっていくことがあり、そうなると他のビスが浮き上がったりしましたので、ビスが浮き上がったらその都度増し締めしました。

やはり天井が若干歪んでいたのか、もしくはボードの設置が悪かったのか、ボードが綺麗に入らない時がありました。
ほんのちょっと入らないだけなので無理やり押し込もうとしたら、石膏がぼろぼろ端から崩れ落ちて、強度も見栄えも悪くなってしまいました…。

 

重いし、断熱性もそんなになくて、切り強度も衝撃強度も弱い…

 

 

もしかしたら、天井断熱材をスタイロフォームにして表面をある程度平滑にしてそのままクロス貼ったほうが、綺麗で楽に出来たのかもしれません。
スタイロフォームとかには防火性は無いですが、石膏ボードは強度がないのに重いので火災や地震で接合部分が少しでも外れたら、ボードが落ちてきて危ないんじゃないだろうか。

足場は良いですが、腕を上げっぱなしにするので疲れます。
休憩しながら、足場に気をつけながら、ゆっくり施工して、何とか天井の石膏ボード貼りが終わりました!
若干足りないところがあったので、12.5mm厚の石膏ボードを切って使ってみました。
厚さが違いますが特に段差は感じられませんでした。

結局トンボで抑えながらビスを入れすぎないように気をつけたので、昨日のように石膏ボードが外れてしまうことはありませんでした。
やり方を少し考えるだけでこんなにも施工性は変わるのですね。

天井ボード貼り後の惨状。
ボード端から石膏がはみ出てくるところがあったので、このまま放っておくと小屋にちょっと衝撃を与えただけで石膏がパラパラと落ちてきそうです。
クロス貼ったりパテで目地処理すれば状況はいくらか変わるかとは思いますが。

この日はボード貼りで一日が終わりました。

 

「内壁石膏ボード貼り」に続く?

 

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2 件のコメント

    • yu 投稿者返信

      pdfのマニュアル読むと接着剤とビスを併用するのが正しいようですね。
      今回は、忘れました。

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