小屋のDIY日誌 場所決めと清掃、資材置き場を作ろうとする
生い茂った山を開拓伐採し、遂に山小屋暮らしを始めるための小屋づくり始まりです!
これが私の開拓小屋となりますし、当面の居住スペースとなります。
今回の記事は、建築作業前の準備です。
一度建築すると動かすのが大変ですからね~。
今後の建築予定とかも考えて、ゆっくり慎重に場所を決めないといけません。
前回の記事で伐採を終えて、丸太の片づけを終えました。
近くに木々はほとんどありません。
気兼ねなく建築していくことが出来ます。
小屋の建築場所の決め方
2016年10月1日、小屋の場所をよくよく考えてみることに。
作ろうとしている小屋の特徴は「僕の考えた最強の小屋?」にも書いてありますが、基本的には2.7×3.6mの10㎡です。
北側は2~3m幅のガレージ兼西側敷地への通路とするつもりです。
南側は1~2mの可動式庇を取り付けて洗濯物干場等にする予定。
その機構は、まあ建築が一通り終わってから設計するということで…。
※追記
後ほど、下屋を作りました。
可動式には、しませんでした…
↑敷地の概況と、当面の予定です。
将来的には西側のほうにも作業道を伸ばしていき、 斜面農業を行っていく予定です。
そのためには東側の道路から西側山林へは、軽トラが通っていけるようにする必要があります。
その通路を小屋が邪魔してはいけません。
また、私の山林の敷地は西側に大きな一団がありますが、公道に近いテント近くでは南北の敷地幅が約10mであり、山林にしては少し狭いです。
もっと西側に小屋を建てると他人の山との境界をほとんど気にせず建てられるでしょうが、 公道からの距離が遠くなるし、資材の運搬もしんどそうです。
なので、出来るだけ公道に近いところに建てたほうが良いだろう、と考えました。
以上の点から諸々考えて、小屋建設予定地は敷地北限(尾根上)から3m南側とし、 南北方向に2.7m、東西方向に3.6mの小屋を建てることにしました。
3mくらい幅を取れば、軽トラなども通れるでしょう。
現地に杭と紐を設置し、場所をイメージする
まずは イメージをつかむため、自作の杭とビニール紐で小屋の敷地を囲ってみることにしました。
敷地北限と思われる ポイントから 1mほどの猶予を持たせて小屋敷地北東端の杭を打ち、次にコンパスで方位を測って西側4mの位置に北西端の杭を打ちます。
次に北西端から南側に5m、北東端から√41 ≒ 6.4m(ピタゴラスの定理より)の交差点に南西端の杭、最後に南東端の杭を打ちました。
4×5mを測ったのは、北側ガレージ兼通路も含めた面積のため。
杭はいつも通りもやい結びとふた結びで張りを調整。
巻き結びでもいいんだけど 、こっちのほうが張りの調整がしやすいということで。
この日の午前中は伐採していたので、ちょっと位置決めしただけで夕暮れになりました。
「拠点は本当にここでいいのか…」と、迷います。
だからこそ、小さな小屋を建てて、しばらく様子を見るのも良いんじゃないかな。
後で位置を変えたくなったら、解体して動かしても良いしね。
建築予定地の清掃
10月3日、大体の場所が決まったので、範囲内の片づけ開始です。
まずは枝葉の片付け。
入植当初からここに邪魔な枝葉をひとまとめにしていたので、かなり溜まっています。
湿って腐っていてあまり触りたくはありませんが、手で集めて敷地外に放り出しました。
ある程度減ったら、地面をアメリカンレーキで掻いて一掃。
下の方は特に湿っており、何だかお茶のような匂いがしました。
発酵が進んでいるのでしょう。
この辺に多く生えているヒサカキも、お茶にできるのだろうか?
機会があれば試してみたいです。
※追記
調べてみたら、本当にヒサカキはお茶に出来るようです。
それなりに時間がかかりましたが、まあまあ綺麗になりました。
この後はこの周辺のコナラやヤマザクラをチルホールを使用して伐採しました。
勿論ソーラーパネルは片付けて。
資材置き場を作ろうとする
10月2日、小屋の建築と言ってもやはり多くの資材や道具を使うことになります。
今はテント生活をしていますが、それら全てを保管するのは難しそう。
野外に置いて雨で濡れてしまうと、木材にはカビが生えたり金属には錆が発生するかもしれない。
というわけで、建設予定地近くの空き地を整備して、資材置き場にしようと目論みました。
3.6m×5.4mのグリーンシートを購入しておきました。
これなら3.6m×2.7mの小屋より一回り大きいから、土台が出来上がったら雨避けのシートに使える!
と、考えてこの大きさにしました。
厚めの♯3000なので、雨の浸透も少ないです。
近くのホームセンターのブルーシートでも同じサイズ・厚みだとamazonのグリーンシートくらいの価格となります。
どちらかというと、ブルーよりもグリーンのほうが良いんじゃないでしょうか。
ブルーシートって、どうも人工的すぎる色彩だから好きじゃないんですよね…
その点グリーンシートなら周辺の風景に溶け込むから、目に優しいと思います。
ひとまずシートを広げて整備する範囲を決めます。
範囲が決まったらシートをどけて、その下の草木を片付けていきます。
枯れ松が面倒でした…湿って重いのである程度短くして蹴り飛ばしました。
まあなかなか綺麗になりました。
将来的にはここは西側敷地への作業道となるので、資材置き場として使用しなくても綺麗にしておくことに越したことはない。
シートの固定方法は、棒を2つ立ててシートの中央端ハトメに引っ掛け、それ以外のハトメは周辺の木々に紐で固定することに。
棒の後ろ側にも紐固定杭を刺して紐で棒を引っ張り、シート内側に倒れてしまうことを避けました。
棒は穴掘って上端に釘を打って終了!
簡単ですね。
紐には分かりやすいように赤ビニール紐を使いました。安いし。
棒が少し不安定ですが一応完成です。
この後雨が降ったりしましたが、シート上に水が溜まってその重みで倒壊する、なんてことはありませんでした。
まあ結局、巨木の伐採の邪魔になるということですぐに片付けたし、資材置き場はもっと道路に近い場所にしちゃったのですがねw
次回は「遣り方」です。
ミリ単位で、建築場所の設定を行っていきます。
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