2017年秋 コナラ伐採の片づけとまとめ

2017年12月17日伐採

スポンサーリンク

片付けと

2017年12月4日、昨日は疲れてたので今日片付け。
もう今シーズンは大木の伐採は行わないので、チルホールなどは片付けておくことにします。

 

購入当初から油が付着していたワイヤーですが、流石に何度も使用していたらやはり潤滑油足した方が良いんじゃないかと思ってネットで調べたら、グリス塗ったら寿命伸びるらしいです。
安物グリスを直接ネバネバとワイヤーに塗って、使い古しの穴のあいた軍手を装備して伸ばしていきます。
かなり大雑把なやり方。

チルホールの保管はよくわからんので、ちょっと掃除してミシンオイルを振りかけておきました。
少しスムーズに動くようになった気がする?

チェーンソーはいつも通り掃除。
ガイドバーの溝はちゃんと目視で木屑を確認した方が良いかもですねえ。
まあチェーンソーはこれからも使うので、一時保管ということでガソリンは抜き切らず。

物置テント内を少し片付けます。
なぜかドングリの抜け殻が落ちている…

ダンボールを引いて、油まみれの道具を置いていきます。

ホムセンで購入した農家用の収穫籠に細々した道具を入れて、これもテント内に。
北面下屋も少しごちゃごちゃ感が無くなって歩きやすくなりました。
物置小屋作ったら、こういうしばらく使わない道具も放り込んでおけるからもっと整理が出来るんだけど。

次伐採するなら、3期に向けた低木伐採になるかな。
でも乾燥後のコナラたちの玉切りとか進入路の丸太組とかあるから、まだまだチェーンソーや防護ズボンは使いそうだけど、チルホールセットはしばらくお休み。
良い夢を…。

 


 

12月5日、少し風強し。
散歩したときに、追い口が塞がってしまってほったらかしにしていたコナラが、受け口方向に倒れているところを発見です。
倒れるときの音聞こえなかったな。
ま、終わった終わった。シャンシャン。

 

風が吹くと木の葉が舞い落ちます。
冬の到来である。

 

あれもこれもと色々な事業を考えていましたが、増やすのは一年に一個くらいまでにしたほうが頭のメモリも少なくなって精神的に疲れにくい気もします。失敗もしやすいだろうし。
何でもそうだけど、最初は大変。
焦らない、というわけで今シーズンも狩猟はせず。(出来ず)
薪ときのこ栽培に集中するか…

今のところの優先順位は、運搬車修復、進入路造成、調理場デッキ作り、下屋改造、物置小屋作りってな感じかなあ。
2月頃からコナラの玉切りして、原木栽培と薪づくり事業始動。
それが大体終わって地上が片付いたら、果樹の植え付けと水道整備。
2月まではちょっとのんびり?
真冬の到来もあるけれど。

 

2017年秋のコナラ伐採まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 


伐採したコナラ

20cm級:25本
30cm級:30本
40cm級:10本
50cm級:10本

計:75本

本数は大雑把なものです。
切り株直径で区分。
胸高直径ならもう少し小さめになります。

 

コナラの特性と伐採の感想

樹高:15~20m
直径:最大で60cm
材質:重くて固い

いやほんと、固いですね。
他の木だとサクサク切れるのに、コナラ相手ではちゃんと目立てしないと弾かれたりソーチェンが引っかかること多数です。
基本このような固い広葉樹切るにはプロ用の排気量の多いチェーンソーを用いるべきなのでしょうが、私は排気量40.9㏄のハスクバーナ135eで伐りきってやったぜ!
とりあえず、3万円以下のホビー用チェーンソーでもコナラは伐れる、ということが証明されたと思います。

ただし、ホビー用チェーンソーで伐採する場合はソーチェンの目立てとガイドバーの質の維持、オイルを切らさないことが必須条件です。
プロ用ならあまり気を付ける必要は無いかもしれませんが、安物チェーンソーなら常にベストな状態を維持すること、そして本来は伐れないものだと思って慎重な作業を行うことが重要ですね。

ガイドバー全体を使って一気に切ると抵抗が大きくなってしまいますから、コナラなど固い木を切る場合はガイドバーの先だけ動かして元を動かさない先回し切り、もしくは先を動かさずに元を動かす元回し切りを基本としましょう。
ソーチェンが引っかかるときは更にガイドバーを使う割合を減らして、引っかかりやすいときは先端の1/4のみ使うとしたりすると上手くいくと思います。
ただしこのような伐り方では受け口や追い口を綺麗に作ることが少し難しくなりますので、大径木を伐る場合は切削のガイドラインをガイドバーの先を使ったり斧を使ったりして引いてから切ることにしたほうが良いでしょうね。

ちなみに自分の場合は受け口に向かって右側斜め切りが失敗しやすかったので、そこから切り始めて水平切りを後からにしています。
斜め切りが最初だと角度をちょっと間違えてもとりあえず直径の1/4くらいまで切り進めればよく、合わせやすい気がします。
水平切りを最初にするのは、おそらく可能な限り根元から切って材を長くしたいという狙いがあるのかもしれません。
立派な角材となるA材や集成材や合板となるB材が欲しいときは別にして、素人の広葉樹伐採などなら、斜め切り最初で良いかもしれません。

 

コナラは直径の割には樹高が低いですが、密度があって重いです
伐採時にはこの重さはチルホールなどでの牽引するときに関係してきます。
私は800kgまで牽引力のあるチルホールを使用していますが、直径50cmレベルになるとこのくらいのものでは少し力不足のようで、重心を大きく変えることが出来ませんでした。
なので大木で重たい広葉樹を重心とは逆方向などに完璧に倒したい場合は、それ以上の牽引力が必要になってくるかもしれません。
まあワイヤーやチルホール本体に負荷をかけすぎたくないからあまりガチガチに牽引しなかったせいもあるでしょうが。

 

とりあえず今シーズンで得られた経験値はこんなものかな?
私の山林内にはまだまだコナラがありますから来年も再来年も伐っていくと思いますが、今シーズンで得た教訓を忘れないように、こうやって記事にまとめておきまする。

何にせよ、一つの怪我も物の破壊も無く伐採作業が終わってくれました。
えがったえがった。

6