コナラ伐採9日目 17年11月25日 チェーン欠ける

伐採

2017年11月25日、晴れ。11月もそろそろ終わりか。
いつも通りチェーンソー持って東へ出勤。
しかし、来る日も来る日も大木を切り捨てていく戦いの毎日、安息はいずこに。

今日からは杉林に重心が向かっている奴らばかりです。
ほぼ全てにチルホールセットしないとかかり木になってしまう、と思われたけど直径45cmの一本目は斜めに倒したら無しでも大丈夫そう。
試しに小さめに受け口作ってみましたが、芯抜け以外は上手くいきました。
重心逆に引き起こすとかしなければ、受け口は小さめでも倒せる?
裂けやすいのかな?

次は杉林縁の30cmクラスのコナラ。
斜面の斜め上に牽引して、受け口もその方向に作りはしましたが、重心とフジヅルが強くて杉林にかかりながら倒れて、境界木っぽいコナラにかかり木
つるを切り落として牽引してもびくともしませんでしたので、元玉切りして短くしてスリングベルトのみ回収です。
まあ乾燥していったらバランス変わって落ちるかもしれない?

次も45cmくらいのコナラ。
これはちゃんと牽引して、重心と牽引方向の間である斜め下を狙う!

試しに更に小さめに受け口を作ってみました。
このくらいならすぐに作れるから楽なもんです。
両側から受け口作るとどうも歪んでしまってね…正直言うと苦手な作業なので省力化したかったのん。

追い口切っている時、昨日デプスの調整や目立てをしたというのにソーチェーンに木屑が付着していきます。
新品ソーチェーンのボーナスステージが終わったということ?
デプス調整と目立てする以外に切れ味回復する方法とかあるのか?

何故かよく外れるのでよくよく見てみたら、ドライブリンク(ガイドバーの溝に入る部分)が3個ほど欠けてました。
なんてこった!もう交換?
元から付属のハスクのソーチェーンにはリンクに穴は開いてませんでしたが、オレゴン製にはあり。
穴があれば摩擦少ないしオイルも行きわたりやすいでしょうが、外れた時に欠けやすいのかもしれません。
自分の場合堅いコナラを伐ることが多く振動も多そうなので、もしかしたらチェーンが外れても欠けにくい穴無しタイプのほうが良いかもしれない?

そもそもチェーンが外れなければ良いのでしょうが、本体が暖まってきたら緩むし、木屑が溜まってきたら締め付けにくくなったりとか色々チェーンが外れる要素がありますから、外れても大丈夫なほうが自分は良いかな…
もしかして工具無しでチェーンの張り調整が出来るタイプは、逆にきつく締め付けることが難しいとか?

とりあえず切り終わりたいので、中回転でゆっくり切ることに。
というか高回転も中回転も切削スピードそんなに変わらんがな!
コナラ伐採は中回転をデフォルトにしたほうが良いかも。

伐倒方向自体は上手くいき、かかり木も巻き込んで倒れてくれました。
受け口は小さめ、追い口大きめとしましたが、別に悪くは無いんじゃない?

もしかしてドライブリンク壊れてもゆっくりやれば大丈夫?
と思ってとりあえず杉林に入り込んでいる細いコナラを切ってみることに。

普通は受け口すら作らないレベルの細さですが、最初からかかり木みたいなものなのでチルホールで引っ張り出そうということで。
梯子かけて登る時に梯子が半回転して落ちそうになった…
で、結局かかり木。
このまま乾燥させちまえ。

次はこのエリアで最も大きいコナラ、に行きたいけど流石にソーチェーンの状態がやばめなのでお昼休憩。
まず焼き付きっぽくなっているのでチェーンオイルについて点検。
ダンボールに向かってふかしてみるとあまりオイルが出ていません。
それに燃料消費の割にはオイルも減ってません。
どこかで詰まったことでチェーンが焼き付いたのか?

ガイドバーとソーチェン外してエンジンかけたら、ちゃんとにじみ出てます。
ここまではOK。問題はそれ以降か。

 

チェーンオイルって実際どうやってチェーン全体に行き渡るんだろう?と疑問に思って調べたら、分かりました。
純正ガイドバーのスプロケットギアが動かなくなったので互換ガイドバーに変えていたわけですが見比べたら、互換ガイドバーにはオイル噴き出し口から溝に行き渡るオイル穴が空いてません。
これが原因か。欠陥品じゃねえか!
と思ったら、互換ガイドバーはチェーン張り調整用の穴が溝へのオイル供給との共用になっていました。
対して純正ガイドバーはチェーン張り用の穴がガイドバー溝には通じておらず、別途オイル用の穴が開いている、ということです。
他のメーカーのチェーンソーならいざ知らず、少なくともハスクの135eにはこのような構造のガイドバーは合わなさそうです。
実際ガイドバーの溝をちゃんと掃除してもオイル飛沫が少なかったし。
はぁ、最近安物買いの銭失いが続いて落ち込み気味。
金を使うのって疲れるもんですね。だからシンプルライフとかが流行っているんでしょう。
そこらへんのことは自分も心底共感します。
でもこのブログはシンプルライフが最終目的ではありませんので、あしからず。

試しに鉄工用ドリルでオイル穴を開けようとしましたが、長時間やっても無理。
ネットでちょっと調べたら、焼き入れされたようなものはホーム用のドリルで穴開けるのは無理という意見が多数。
互換ガイドバーはチェーンソーが冷える時間がたんまりある低木伐採用としますか。
大木伐採や玉切り用は、ちゃんとしたガイドバーにしなければ過熱して本体まで痛めてしまう。

付属の純正ガイドバーは先端のスプロケットギアが壊れて使えなくなったので、出来れば先端交換式のものが欲しいな~と思って調べてみましたが、ハスクバーナの14インチ(35cm)用のものは見つかりませんでした…
17インチ以上じゃないと無い?
ちなみにガイドバーは長さとゲージ(溝幅)とピッチの他に、取り付け部分の形(マウント)による適合機種があります。
同じに見えて微妙に穴の大きさや間隔が異なりますから、汎用ガイドバー買おうとするときは注意する必要あり。

Amazonには安物互換ガイドバーと高めの純正しか売ってなさそうなのでGoogle検索したら、以前縦挽きソーチェン買った円陣(藤原商店)さんにヒット。
よくよく調べたら基本価格も安いな…

なお050,3/8,52コマのソーチェンを少し調べたらOregon製とその互換ばかりで、どれもドライブリンクに穴あり。
穴無しタイプのほうが良いんだが、と思ってたら藤原商店さんのところでハスクの純正ソーチェン売っていて穴無しタイプでした。
価格も安く一本2千円代。
ちょうどキャンペーンやっていてセットで買うと安くなるようなので一気に5本セット注文しちゃった!
ま、今年は期間工で金稼いだから、少し赤字を大きくしておかないとね…おっとここらへんは内密に。
結局ハスク純正のガイドバーとソーチェンとスプロケットとリフティングトングと防護ズボンまとめて注文しちゃったテヘペロ(・ω<)
「海外の純正品(特にヨーロッパ)は高い」という先入観を持っていましたが、ハスクバーナに関しては日本製より安いのが多いですね。
日本勢ガンバレよ!

 

来週中間はちと実家に野暮用があるので次の土曜日に配達指定。
しばらく伐採はお休みです。
まあ少しくらい葉枯らしではなく枝干しになってしまったコナラに種駒打っても、それはそれで良い実験になるかいなとポジティブシンキング!
この日は45×2,30,20cmの大きさ色々な4本のみの伐採。
次伐るのは55~60cmくらいなので、万全の状態で挑みたいのです。

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