埼玉ホンダの期間工生活はどうだった? 体験談と給料のまとめ

2017年11月5日おすすめ記事, 出稼ぎ・バイト

このサイトの管理人であるyuは、2017年4月から10月までの半年間、本田技研工業埼玉製作所・狭山完成車組立工場で期間工として働きました。
このまとめ記事では働くことを決めた動機と、関連記事と、実績が載っています。

 

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動機

どうして自動車期間工を山小屋生活の出稼ぎ1回目にしたかと言うと、まだ奨学金(借金)が残っており山林開拓・小屋建築で貯金が少なくなったので、がっつり稼ぐ必要があったのがまず一つ。

そして、クーラーが無く虫や雑草との戦いとなる夏の山暮らしは避けたかったので、夏を中心とする半年だけ働き、冬は快適な山暮らしをしようと思ったわけです。
後、きのこを始めとする栽培はまだ初めていなかったので半年がっつり出来たのです。栽培が始まれば例え管理が粗放的で大丈夫な作物でも、3,4カ月くらいまでが限界なのではないでしょうか?

 

数あるメーカーの中でもなぜホンダ(本田技研工業)にしたか、第一の理由は単純です。ホンダのバイク(NC750S)に乗っているから何となく親近感があって働きたいと思ったのです。

…まあもちろん理由はそれだけではありません。
世の中には自動車期間工として働きながら待遇などを紹介するブログがありますが、それらを読むと、ホンダは他のメーカーと比べると「仕事内容が緩い」「残業が少ない」「飯が旨い」「工場内では一食無料」という利点があるようでした。
デメリットとしては「総支給額が他のメーカーより少ない」らしいです。
私も金は出来るだけ欲しいとは思ってますが、人生で初めての工場労働だしきつくてリタイヤするリスクを取るよりかは確実に半年満了出来た方が良いだろう、というわけで色々緩そうなホンダにしました。

実際、労働環境は良かったと思います。
休日出勤はありましたが、残業は滅多になく、仕事内容自体もあまり体力を必要とはしなかったので、「きついから辞めたい」とは思いませんでした。
それに勤務時間が早朝~夕方、もしくは夕方~深夜(23時半まで)だったので、生活リズムが大きく変わってしまうことも無かったし。
これが12時間逆の昼勤・夜勤だったら大変でしょう。
「夜勤は自律神経を狂わせる」とも言われるので、身体に何かしらの不調が出ていたかも。

 

ホンダの製作所にも色々な地域、栃木、浜松、鈴鹿、熊本などがありますがなぜ埼玉にしたか
本田の期間従業員採用サイトを見れば分かりますが、製作所ごとに日給が異なっており、鈴鹿と埼玉が最も高くなっているので、高い日給に惹かれたのが一つ。
また選考会スケジュールを見てみると、埼玉製作所は日本全国で選考が行われており面接への行き来が楽だったのも大きいですね。ツーリングが楽しそうな熊本に行こうかとも悩んだのですが、そこまで面接に行くのがしんどい…。
鈴鹿の面接は大阪や名古屋でも行われているし、工場自体もそれほど実家や山小屋から遠くないから行き来が楽なのですが、埼玉は今までの人生で一回も行ったことが無く、新鮮な気持ちで休日に観光することが出来そうだというのも動機の一つとなっていました。

 

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仕事関連

 

 

 

生活関係

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


勤務実績

契約期間

2017年4月17日~2017年10月16日

 

出勤日数

120日

 

休日出勤日数

9日

 

時間外労働時間

21.5時間

 

深夜勤務時間

104時間

午後10時から午前5時までの間の労働時間。
2勤だと午後11時半まで働くので少しあり。

 

給与

支給の部

日給:1,224,000
食事補助:78,500
残業手当:36,422
交代制手当:129,627
深夜業手当:35,258
休日出勤手当:131,760
その他支給:4,870
満了一時金:180,000
現物食事課税:30,300
現物寮費課税:75,428
生活準備金課税:20,000

小計:1,946,165円

 

控除の部

雇用保険料:4,918
健康保険料:51,792
厚生年金保険料:141,970
所得税(源泉徴収):39,400
一時金健康保険:2,988
一時金厚生年金:8,181
一時金雇用保険:540
一時金所得税:10,308
購買代金(カードホルダー):465
その他控除(ICカード再発行代):705
現物食事課税:30,300
現物寮費課税:75,428
生活準備金課税:20,000

小計:386,995円

 

差引支給額:1,559,170円

※現物食事・寮費等は所得税の計算上、明細に入っています。
生活準備金は給料日前に振り込んでくれているので、明細上はこうなっています。

 

最後に

働いた時期、職種、労働場所、生活状況その他諸々について、大きな反省点は今のところ見当たらないですね。
仕事は意外に楽だったのでもっときついメーカーにしてバリバリ稼いでも良かったかもしれませんが、「工場労働なんて絶対一生したくない!」と思うようになってしまうリスクを考えたら、最初はこのくらいで良かったのではないでしょうか。

人生で初めての埼玉でしたが、やっぱり自分は海や山の近くが好きで、電車などで旅行するよりバイクで走るのが好きなんだということを実感しました。
このような自分の個性は大事にして、例え金が稼げて生活費を抑えられるような「客観的に合理的」に見える選択肢があっても、自分の個性と願望に上手く合致した「主観的に合理的」な選択肢を取っていきたいものですね。
「好きこそものの上手なれ」「継続は力なり」、好きだから継続出来て、力となっていくんじゃないでしょうか。

自動車期間工はまたいつかやるかもしれませんが、来年の夏はとりあえずリゾートバイト系のことをやってみたいと今は思っています。

 

※追記

本当にリゾバをやりました。

 

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