山暮らし2期伐採開始

2017年11月11日伐採

鉈と鎌で低木伐採

2017年10月27日、きのこ原木栽培のほだ場とするべく、東方の敷地を開拓していくこととします。(地図無いとわけわからんと思うでしょうが、まとまったら公開します)
この東方の敷地にも廃道のようなものが接しており、北・西向きの斜面でありすぐそばに暗いスギ林があるので、直射日光を避ける必要があるほだ場(菌を打った丸太からきのこを発生させる場所)にするには良いのかも?
今シーズンからは将来の山暮らしを確立させるべく、活動していきますよ!

この日はまだチェーンソーの燃料などを補給してないので、高木伐採のための下処理である低木伐採の、その更に下処理を鉈や鎌だけで行っておくこととします。

ビフォーはこんなもの。
杉林の左側の斜面が私の敷地ですが、今のままでは人の浸入を阻んでいるかのごとく生い茂っています。

なおほだ場では北向き斜面など地形的に日当たりが悪い場所ではかなり強く伐採しても良いらしいです。
南向きなどでは常緑樹の下に原木を置いたりした方が良いらしいですが。
まだまだ素人だからわからんけどね!

とりあえずカヤが多いので大鎌使って刈っていきます。
小さな枝みたいなものもあるので力づくで振り回していると…

\(^o^)/オレタ

いや~斧だけでなく鎌も折れるもんなんですね!
…そんなん考慮しとらんよ…

うなぎ鉈でも少し遅くなりますが草刈りは出来るので、枝払いや草刈りだけやっていきました。
根本からの伐採はまたチェーンソー動かしたときに一気にやっちまえば良いでしょう。

 

アフターです。
カヤは大体刈り取りました。
低木のヒサカキは立っている状態で枝払いのみ。
谷近くはつるもカヤも多くて大変ですが、尾根に向かっていくとヒサカキだけの薄暗い斜面となってきます。
案外、歩きやすいかな。

 

今日の伐採は終了して、大鎌の修理っぽいことをしてみます。
とりあえず分解してみないと始まらないので分解。
アナログな道具ですがどういう仕組みで留まっているのかよくわかっていませんでしたが、鋸などで分解していくとわかってきましたよ。

要は、柄に切れ込みをいれて本体を差し、釘と鉄輪で留めるということでしょうか。
ふむ、交換用の柄、どうしようかな…

 

で、物は試しというか失敗すること前提でそこらへんに転がっていたヒサカキ(径30mmくらい)を鋸で先端を切り、本体を差し込んで鉄輪をはめ込んだらそれっぽくなったがな!
このヒサカキは風雨にさらされていたので大分劣化しているだろうなと思っていたのですが、コンクリブロックを殴りまくっても折れる気配無かったので、使ってみました。
ツバキ科だけあって、なかなか強い?

 

本人がびっくりするくらい予想外の成功?だったので持ち手辺りをミニカンナでちょっと削って持ちやすくしてみました。
軽く小屋周辺の草に振るってみたら、普通に使える。
何だか滑稽でワロテしまいますw

この時まだ釘を打ってなかったのでグラグラしますが、ふと大内正伸さんの本を読んでみたら、このような柄の修理方法も載っていました。
釘を打つ場所は普通にやるとわかりづらいですが、本体と釘穴の場所をペンなどで印を付けると出来るようです。
で、やったら出来たがな!
柄の代金浮いたよ!

 

チェーンソー低木伐採開始

10月30日、昨日携行缶にガソリンを補給したので、今日からはチェーンソー伐採していきますよ。
台風も前日に去ってしばらく晴れらしいので、これから野良仕事しまくるぞ!

分解して小屋内に保管していたチェーンソーを組み立て、ガソリンと2サイクルエンジンオイルを1:50で配合して給油し、チェーンオイル入れて、軽く目立てして、始動!
問題なく動作してくれました。

 

今日は小屋南西側の低木伐採です。
小屋南側のコナラを伐採したいのですが、良い感じの空き地が無いので高木伐採無しで空き地を確保できるところまで西側を伐採しよう、ということです。
それに南西側切り開けば西日が差し込んで暖かくなりそうだしね。

上の写真は作業前
向かって右側を伐採していきます。

チェーンソー使うのは半年以上ぶりですが、身体は覚えているっぽい。
特に危なげなく作業出来ました。
チェーンソーで切り倒して、鉈で枝払いする、昨シーズン同様のルーチンワーク。
鉈で枝払いするよりチェーンソー使ったほうが早いかもしれないし事業のためならスピードも重視しないといけませんが、怪我の危険と疲れと燃料の消耗考えたら鉈でも良いのかな?
生木の広葉樹は鉈でスパッと裂けますしね。

 

途中、少し大きめ、直径40cmクラスの枯れ松がありました。
見た感じ重心は斜面下方向にありそうですが、でもやっぱり樹体途中で曲がっているから微妙に分かりづらいものでした。
倒れる時に胴から折れやしないかともヒヤヒヤしましたが、蹴ったりちょっと切ってみたら芯はしっかりしているようだったので、普通に切ることにしました。
え~と、受け口は直径の1/3くらいで、追い口切る時はつるを1/10くらい残して…

ソーチェーンの目立てが甘かったようで、枯れているやつ相手なのに切削に時間かかってしまいました…。
最後はクサビとハンマー使って、終了。
ブランクあるにしてはまあまあ、かなあ?
目立ての修行はもちろん必要ですが!

 

作業後写真を色々な方向から撮ってみました。
伐採跡地は枝の山と葉の山がところどころに位置して、少し歩きやすくしています。
やっぱり低木伐採するだけでも大分綺麗な森林に見えます。
森の中で暮らすならこんな状態でも十分ですが、まあ全部伐っちゃうんだけどね。
伐った後は色々植えられるし色々考えていますが、今は内緒!

この日は朝7時から夕方4時半頃まで作業。
休み休みやってたけど、疲れたー。

 

 

低木伐採はまだまだ続くのじゃ

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