埼玉ホンダの期間工生活 旅行・散歩記 中編

2017年10月9日出稼ぎ・バイト

前回 

 

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武甲山

 

2017年5月20日、秩父地方にある、駅からも歩いていける武甲山の登山。
1勤終わり2勤初めの週末だと、そのまま土曜日も早朝に起きての登山や旅行がしやすいですね。

都心に近い名山だからか、結構人多かった…
しばらく登山していなかったから体力的になまってるかな~と思ってたらそうでも無かったです。
山頂からの景色は最高!

こういう風に色々な山を登りたいですが、やっぱり自家用車無いとアクセスが難しいですねえぇ。
タクシーやレンタカーだと結構なお値段になるから躊躇してしまう。
あと土日くらいしか休めないから、どうしても人が多い時に登らざるを得ない。
やっぱり登山は有休取ったりニートになったりして、平日に行うのがベストかな…。

 

上野公園

6月4日上野の国立科学博物館と国立博物館に行きました。

日本一の博物館だと勝手に思っていたので、今までの自分の認識を変えてくれたり、もしかしたら新しい趣味を見つけてくれたりするのかとか期待していましたが、案外「ふ~ん」という感想ばかりでした。
色んな剥製とかはまあまあ面白かったですが、自分の生活には直結しない展示ばかりだからかあまり興味を持ちにくかったです。

やっぱり私は古民具博物館とかが好きだなあ。
昔行った岐阜の民俗資料館とか沖縄ヤンバルの民俗資料館とか、そういう人と自然との関係性を見いだせるものが大好きです。
結局自然だけ、科学だけには興味を持たないのだね。

博物館では、仏像に飽きてきた。
仏教圏は彫刻=仏像だけなのか?
刀剣のコーナーでは男の子が興奮しているのかと思ったら、貴腐人の方々が集っていました。理由は、まあ分かるけどさ!

 


神保町

8月14日、古書の町神保町に行ってみることに。
人並み(?)に本が好きな自分にとってはかなり興味深い場所になりそう!ということで訪れることにしました。
神保町古書店マップ(pdf)というものも公開されているので、スマホ片手に散策してみました。

神保町駅で降りて大通りに出てみると、まあ一見普通の都会かと思いきや、よくよく見ると本屋が立ち並んでいます。
一つ一つ覗いたり入ってみたりしてみましたが、基本的に店によって扱うジャンルが違う傾向があるようで、自分の興味のあるジャンルの本屋に入ればいいということが分かりました。
と言っても、店の数自体がかなり多く、一つ一つの店は小さなもので、所狭しと本が並んでいるので、何となく見て回ろうとするのは一苦労です。

陳列されているものは時代も幅広く、古くて黄ばんだものが多いです。
地方の普通の図書館には置いてないものもいっぱいあり、大学図書館みたいな品揃えですね。
でもやっぱりプロの研究者でも無い一般人にとっては、神保町内にもある三省堂書店のほうがタメになる、読んでみたいと思える本が多かったです。
神保町の古書店は、人文学系研究者や古い本が好きな人、活字中毒者にはオススメかもしれません。

結局新書店でいくらか立ち読みして、面白そうな本のタイトルをメモっただけ。
得られるポイントのこと考えれば、新刊は通販で買った方がお得ですからね!
何も買わず、何も食べずに帰宅。
都心に比べたら郊外は落ち着くな~。もうすでに寮が我が家感出てる。

 

入間川ウォーキング

お盆休み中の8月17日、今までずっと雨ばっかりでしたが、久しぶりに晴れ時々曇りの天気になったのでウォーキングすることにしました。
寮近くの入間川に行って、そこからひたすら川沿い歩いて下流へと向かうというもの。
一応川沿いは自転車道としても整備されているので、ウォーキングも行いやすそうかな、ということで。
排気ガス吸いながらだだっ広い関東平野を歩こうとするよりかは、コースも決めやすくて良いんじゃない?
ポケット地図と財布とスマホとカメラだけの最小構成で出発。

休日は部屋に引きこもって読書とゲームに勤しんでいたからか、久しぶりの運動は爽快です。
川沿いの道は空も広くて良いなあ。
遠くに秩父の山々が見えますが、やっぱり山とか海とか見えた方が楽しい。

 

川沿いは公園として整備されていることも多く、ウォーキングしている人や自転車ツーリングしている人もちらほら見かけました。
お盆休み中、メジャーな観光地以外はのんびりしてええわぁ。
散歩しているお爺さんやお婆さんと会釈しながら進んでいきました。

 

住宅や工場ばかりのエリアもありますが、こういう風に畑が広がる場所もあります。
青空と雲がせめぎ合うような天気では、時々面白い空を見せてくれることがあるので好きです。

 

ずーっと歩いていきます。
目印も少なく、河川敷はずっと公園として整備されているわけではなく草むらばかりですので、「1日中歩くぞ!」と意気込んでいた気持ちが萎んでいきました。
たま~に親水公園があって休憩も出来るのですが、コンビニや自動販売機も少なく、のどが乾いてちょっと辛かったです。

朝6時から歩き始めて昼の12時くらい、たった6時間約20km歩いただけで終わることにしました。

 

南古谷駅まで来て終了です。
久しぶりの長距離歩行だったから大分足が疲れました。
工場労働は案外身体を鍛えられないな…。
契約満了後は筋肉モリモリマッチョマンの変態になるかと思っていたけど、なれなさそうですわ。

郊外は住みやすいし仕事もしやすいでしょう。
でも、生活自体が面白くはならないようだと個人的には思います。
オタクレベルの特定のものに対しての趣味、インドア的な趣味を楽しみたい人には向くんじゃないかな。
無い無い尽くしの田舎で工夫を凝らして生活し、たまに気晴らしに人の少ない道をバイクで走り回るような生き方が、自分にとっては最高なのかもしれまへん。

 

江戸東京たてもの園

8月27日、東京都小金井市にある江戸東京たてもの園に行きました。
入場料は一般の方400円。
江戸時代前期から戦後までの、東京都内にあった古い建物を移築・復元している広大な博物館です。
内部にも入れますので、古い建物好きには垂涎モノですよ!

 

古い建築物を見ると、当時の技術や使われていた材料が何なのかが大体分かってきます。
また、内部を見ると当時の生活がどんな感じであったかが偲ばれます。
昔の内壁は漆喰壁が多いのかな?
漆喰はそんなに高価なものではないけど、良い雰囲気出せてる!

個人的には豪奢な雰囲気の居間よりも、生活感あふれる台所や風呂場みたいなところに多大な興味を持ちます。
各時代・各地域の生活文化を体験したいなあ…

 

古民家らしい、茅葺きと丸太と土壁で作られた農家っぽい建築物も多いです。
内部は広い土間があり、通風性が良く、室内と外の間のような雰囲気があります。
8月末でも陽射しを浴びるとだるくなりますが、中に入るととっても爽やか!

 

往年の建築技術の集大成を見る!
しかしこの土壁、凄くないですか?
丸太の梁下部のような曲がった線でも、土壁なら埋められるというのか!

丸太や竹同士を紐で縛るのはちゃんとした構造物ではあまり用いられないと思いきや、茅葺き屋根では多く多用されているようです。
軽い屋根とかだとこういう感じで下地を組んだ方が、自然素材そのまま使えて良さそうです。
良いヒントがもらえたぞ!

 

別の建物の庇を見る。
丸太の柱と桁、そして竹の垂木と雨樋。
セルフビルドでは製材された木材ばかり使っていた私ですが、真の山暮らし・田舎暮らしを行いたいならこういう丸太や竹の有効利用が出来るようにならないといけませんねえ…

 

 

東京にあった古い店を集めているゾーンがありますが、こちらも良い雰囲気出してます。
現在の東京の繁華街を歩いたって個人的にはちっとも感慨はありませんが、こういうところだと楽しく歩けます。
もちろん私はそんな古い時代に生まれて生活していたわけではありませんが、昔の建物の方がなんか、良いよなあと思うんですよねえ。
何でだろ?

しかし日本各地の古民家資料館を巡ってきた自分としては、いい加減見るだけでなく作る側、生活する側に回らないと飽きてくるかもしれません。
これからは体験系の施設を攻めてみたいぞ!

 

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