埼玉ホンダの期間工 旅行・散歩記 後編

2017年10月12日出稼ぎ・バイト

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川越

2017年9月3日、埼玉県にある小江戸とも呼ばれる川越へ!
国から歴史都市と認定されており、都心からもアクセスがしやすいのでよくテレビでも見ます。
防火性能が高い蔵造りの古い町並みが一番の見どころですかね。

私の場合はこういう歴史ある町を観光する場合、まずは勉強してからのほうがどこが凄いのか分かりやすいので、最初に川越市立博物館へ行くことにしました。
川越駅から博物館へ行く道に大正浪漫通りを通りましたが、朝早いので人も少なく空気も良くて気持ち良かったです!

博物館・美術館・本丸御殿・まつり会館セットの入場料は、一人600円。
博物館は建物内部に町並みを模した展示コーナーあるのが面白かったですね。

本丸御殿はなかなか変な構造のような?
やっぱり漆喰は外壁にも内壁にも使える万能素材か…

 

 

次はまつり会館に入りました。
山車がでけえのが驚き。

今回の観光のメイン、川越一番街を通りましたが、やっぱり人多いですね。
というか車通りも多くて危なっかしいんじゃないの?
休日は歩行者天国にしたほうが良いんじゃないの?

建物に関してですが、案外、普通だなと思ってしまいました。
蔵造りの町並みって日本全国で見ればそんなに珍しいものでは無いし、自由に内部を見学することが出来ない、生活風景を堪能できなかったというのがちょいと拍子抜け。
やっぱり古い建物でも、山の方の材木庄家とか瀬戸内海の塩づくり庄家とか沖縄の古民家とか、そういう特徴あるものじゃないと満足できない身体になっちゃったというの!?
まあ都心からアクセスしやすいしシャレオツな店も多いから、デートとかするには良いかも( ゚д゚)、ペッ

結局また何も食べずに帰ってしまった!

 

所沢航空記念公園

9月24日、埼玉県にある所沢航空記念公園へ。
日本の航空発祥の地のようで、日本初の飛行場が作られ、海外製であるものの動力飛行機が初めて日本の空を飛んだそうです。

ここには広大な公園だけでなく市役所などもありますが、街づくり自体がかなり綺麗に思えます。
地価高そうだね!

 

もう夏も過ぎ去った9月末、この季節になると散歩が心地良いですね。
と思いきや、それは朝だけで、昼に近づくとちょっとぐったりするほど暑くなってきました…。

公園はかなり広く、ランニングコースも整備されていますし、ベンチも多いです。
晴れの休日だったので人も多かったですが、納得できます。
今まで私が見た日本の公園の中ではベスト3に入るレベル!
公園マニアじゃないからあまり客観的な評価は出来ないけどね!

 

よくイベントを行ってる公園らしく、この日も音楽フェス的なことをしていたようです。
露店も多く、賑やかです。
でも公園の端に行くと静かになってのんびりできるので、万民が楽しめそうな場所。

 

所沢航空発祥記念館にも入りました。
入場料は510円。
実物の小型飛行機がいくつか展示されており、操縦席見たりできるのが面白かったです。
空を飛ぶ原理や各種エンジンは、物理学をほとんど勉強していない自分にとっては未知の分野。
広く浅く勉強してきたと言っても、まだまだ無知な分野は多いっす。

結局この日も他の観光同様、見どころを見終わったら早々に帰宅。
やっぱり自分の部屋が過ごしやすいかな。
不自由な部屋から窓を通じて見た自由な青空、しかしいざ出てみるとだるくなることも多い。
必要は発明の母であると同時に、行動の母でもある。
単なる暇潰しという目的のためだけに長時間外で遊ぶことは、自分には向いてないのだろうか?

 


上奥富運動公園

9月30日、9月の最終日、晴れの土曜日。
青空に誘われて、ポケット地図片手に寮近くにある上奥富公園という場所に散歩しに来てみました。
観光地でも何でもない、市民の憩いの場所です。

子供連れの人たちが和やかに遊んでいる様子を横目に、入間川沿いに整備された遊歩道を歩きます。
なんちゅう青空だ…

 

遊歩道には猫がいっぱいいました。
どれも人懐っこく、餌をねだっているのかすぐに寄ってきます。
くっ!ごめん…今は何も持ってないにゃす。
しっぽの付け根弄りまわしてご機嫌だけ取っておきました。

 

こちらに来てからは旅行・散歩でのんびりすることはほとんどありませんでしたが、この公園では魂が抜けていきそうなくらいぽけーっとしました。

特に、川岸に座って空とみなもを見ている時は…

秋の深い青空、空色にかすむ遠景、何て言うんだっけ…この感覚。

 

あと2週間ほどで、ここからもお別れです。

 

 

三峰神社・秩父

10月8日、ラストの観光地は埼玉県内でも屈指の観光地、三峰神社・秩父とすることにしました。

西武秩父から三峰神社へのバスに乗る。
バスは2台でしたが、満員&立席でしたよ…
列に並んでいたら「トイレにちょっと行きたい…」と思っても踏ん切り付きにくく、結局バスの中で苦労することになるから、並ぶの嫌なんです!

駐車場直前で大渋滞。
「降りて歩いた方が早いですよ」と運転手に言われたので歩きました。
休日の観光地、特に都市圏近辺はこれだから!

 

人の多さにうんざりしていましたが、バスに降りて境内に降りるとやはり神秘的な雰囲気を味わえました。
歴史あり人気ある神社だからか、山奥深い場所にあるのに凄い豪奢。

 

セルフビルダーはこういう場所を見る!
…と言ってもここまでくると参考に出来ることは無いですねぇ。
寺社に使われている伝統工法の良いとこどりとかもしてみたいんだけど。

この後御朱印もらいました。
待ち時間は案外短め。

 

境内にもかなり景色の良い場所があります。
秩父盆地とそこに続いていくV字谷が綺麗。

 

神社前の店でいも田楽(300円)を食べて、奥宮参詣前の腹ごしらえ。
山暮らしでは米を作るより芋を作った方が半自給自足を叶えられそう。
出来た芋に味噌をみりんで溶かしたものを塗って、炭火で焼いて…こりゃあかん、よだれが

 

奥宮のある妙法が岳を目指します。
登りコースタイムは1時間20分。

基本は樹林帯ですが、最後の方はちょいと険しいですねぇ。
とりあえず運動靴以上のものを履いてないと登れません。

 

奥宮のある妙法が岳到着!
山頂は狭く、展望はあまり開けてません。
後ろの方からの景色は綺麗。

下って、ビジターセンター行って、またバスに乗るために並んで…
帰りもバス2台でしたが、席に余裕があったので座れました。

 

最後は秩父国一宮の秩父神社へ。
この日の観光では毎回毎回並ぶので、ちょっと発狂しそうになりましたw
参拝者多いんだから賽銭箱大きくすればいいのに…
この後御朱印頂く。

しかし思い返してみると、秩父は川を遡った盆地に町が広がるというのが面白いと個人的には思うのですが、電車で来るとその感動が少ないです。
バイクで美濃平野から狭い山の中の国道19号を北上して、長野の塩尻に着いたときの感動といったら!
やっぱりバイクで赴任した方が良かったね!

また、観光というのは近くに有名な観光地があるからする、というのではなくて、まず自分の気分を探って何をしたいかを決め、そしてその気分を叶える観光地に行くとした方が満足する可能性が高いんじゃないかと思います。
例えば「海を見たい!」と思ってから、有名な海沿いの観光地を探して行くなど。
「観光地だから」という理由で行くと「ふ~ん」で終わっちゃう。
…でも極まれに、新しい興味が見つかることもあるけどね。

 

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