2019年のお盆休みに山小屋へ帰宅

山の暮らし

2019年お盆に山小屋帰宅

2019年の夏、出稼ぎ(マツダ期間工)のお盆休みに山小屋へ帰宅してみました。

暑すぎるし、どうせ1ヶ月後くらいに帰る、というわけで最初は行く気は起こりませんでした…。

でも、台風が過ぎ去って晴れているし、予報最高気温も若干下がった(35℃⇒32℃)、まだお盆休みが残っている。
以上のような好条件が重なったので、やっぱり行くことに。

 

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草木の伸びが半端ない

小屋に到着。

草木の伸び半端ないって!

かいくぐりながら小屋近くまで進みます。
この辺りも凄いですね。

去年の写真と見比べると、伸びの量が増えている…
日射量は変わらないのに。
長期間小屋を空けていたから、前年の根や種が多く残っていたから?

目立つのは、有毒のヨウシュヤマゴボウ、お馴染みのセイタカアワダチソウ。

南側は凄い!
ササ類が多く繁茂しており、まるで草の海ですよ。
雨のかからない下屋にも侵入してきており、風通しが悪くなって小屋も痛みそうです。

伐採跡地も、去年と比べると草木の伸びが多い。
前年の状況によって、伸びる速さも異なるようです。

 

薪棚の様子

薪棚はどれか倒れているかなー…
倒れている量次第で滞在時間を決めよう、と思ってました。

でも実際は驚くことに、どの薪棚にも異常は無く、シートもほぼ完璧にかかってました。
なので予想していた作業量は大きく減りました。

薪棚近くは雑草が多く伸びており、通風性が悪くなって乾燥が遅いところもありそう。
防草シートでも敷いておいたほうがベストか?

1stシーズンから使っているグリーンシート(ブルーシート)ですが、直射日光に当て続けているとボロボロに…
薪棚をシートで覆う時は、やっぱりビニールハウス用のシートのほうが良いかも?

 

キノコ栽培のホダ木の様子

シイタケ・クリタケのほだ場は大きくは変わっておらず、ほだ木が倒れていることもほぼ無し。

でも、以前(5月に)見た時より、全体的にキウロコタケにやられている割合が多い気がする…
元々湿り気を多くしすぎてしまっていたほだ木だからか、2019年は梅雨が長かったからか?

これは…カイガラタケ?
これも多湿の場所に多いようです。

ほだ場は本伏せ場より湿っている場所が良い、らしいですが、害菌が多い時はもっと乾燥させたほうが良いのかな?

クリタケは相変わらず、生きているのか死んでいるのか分からず。
一部は日光が当たりすぎて、ヒイロタケが生えているものあり。

その代わり草が伸びて日光を良い感じに覆ってます。

 


苗木の様子

実験的に、苗木コンテナでコナラの苗木を育てようとしていました。

5月に植え替えやって、粗朶で覆って放置。(→記事)
どうなったか?

土が無くなっていたり、ササが侵入してる!

一応全部の穴に発芽したドングリを入れたはずですが、生き残っているのはほんの4,5本のみ…
まあそりゃ水やりをするのが前提のコンテナ栽培ですが、しなければこうなってしまうのか?

でもコナラが発芽してない場所を掘り返すと、ドングリの欠片も無かったり。
土が無くなっているのも不思議です。
水不足で死んだのなら分かるけど、それだけでこの現象全てが説明できないと思う。
害虫・害獣にやられた?

段ボール苗畑は、意外に順調?
そこら辺の粘性土でドングリを入れただけなのに、水やりしてないのに、生きてます。
害獣・害虫が掘り返すこともありません。
う~ん、不思議。

来シーズンはもうちょい観察しながら栽培してみたい。

 

スズメバチの巣発見!自分で駆除

ふと玄関上を見上げると、波板屋根の下にスズメバチの巣を発見!
穴の中をよく見ると成虫がいて、巣を作っている!

巣の下を既に普通に歩いていたのに、羽音は一切しなかったから全然気づきませんでした。
ビックリして、ひとまず小屋の中でどうするかを考える。

 

調べてみると巣がまだ小さい時は防衛用の成虫も少なく、気づきにくい時も多いようで。
また、小さければ小さいほど自分で駆除しやすいようです。
よし!自分で駆除してやる!

使用する道具は、既に購入していたスズメバチ用殺虫剤「スーパースズメバチジェット」
また、防護服としてカッパ、虫除け帽子を装備。

日暮れの時間になると働き蜂も巣に戻るから、駆除に良い時間。

準備は整った!いざ!

小屋の玄関ドアを開けて、スプレーを巣に数秒噴射。
ドアを閉めて小屋内に避難。

耳を澄ますとブンブン、ジジジという苦しんでいる羽音が聞こえます。
音が収まったらドアを開けてチラ見。
壁に大きな成虫がいましたが、恐らく女王バチでしょう。
直接噴射。

更に巣の穴に向かって数秒噴射。
反応が見られなかったので、恐る恐る大鎌で巣を剥ぎ取る。
巣の外殻を剥ぎ取ると、成虫はおらず、幼虫のみ。
踏みつぶして、駆除完了!

 

後で調べてみましたが、巣の形状から察するとコガタスズメバチかキイロスズメバチ?
まだ巣が小さく、成虫は5体未満だったので攻撃性も少なかったのかな?
何にせよ大きくなる前に駆除が出来て良かった!

やっぱり夏に小屋を開けるときはスズメバチに要注意ですね。
小屋に近づかなくても良いように、ポストなど離れた場所にスズメバチ用スプレーを置いておくと良さそう。

 

小屋で一泊

小屋の窓を開けて、風を中に入れます。
ほぼ無風で蒸し暑い日だったので、扇風機を稼働。
太陽光発電システムは相変わらず問題無し。

小屋の中で溜まった郵便物を処理。
いくらかは8月中に手続きしないといけないものだったので、ちょっと危なかった(;・∀・)

 

夜になると涼しくなってきました。
まだまだ暑いの範疇ですが、平地に比べると快適です。
平地・海沿いで生活するなら夏場はクーラー無いと生きていけない…。
でも、山ならクーラー無しでも寝ることだけは可能です。

この日はお手軽にガスコンロで調理。
来るときにスーパーでパンを買っておいたので、それを晩御飯に。
そして就寝。

次の日、寮に帰宅。

 

 

来る前は暑くてやる気なかったけど、スズメバチの巣の駆除とかもあったから帰って良かったです。
でもやっぱり夏はクーラーの効いた部屋でいるのが好き。
夏に小屋を空けるのは今後も変わらないでしょう。
でも6か月も空けるのは、今年が最後。

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