山小屋暮らし3rdシーズン開始
2018年9月28日、リゾバ先から遂に帰宅。
めっきり涼しくなって過ごしやすくなった今日この頃。
快晴のツーリング日和。
…まだ山に籠もらなくていいかとか考えてしまう。
約1か月半ぶりの山小屋ですが、相も変わらず大きな変化はありませんでした。
最初の出稼ぎ時は「小屋が倒壊してないだろうか…」とか色々心配していましたが、もう心配する必要も無さそうな気がしてきましたよ。
耐風性も耐水性もある、案外丈夫な小屋なんね。
しかし南側のコナラを昨シーズンに伐採したからか、日当たり良くなった場所の草の伸びが半端ないっす!
日当たりを良くすると乾燥して建築物の耐久性は上がるけど、その代わりの雑草対策が必要になってくるのかもしれません。
昨シーズンの小屋開け時とは草の丈がえらい違いですよ。
草木の伸びは日射量に比例するのでしょうね。
小屋内部も特に何も無く、カビも全く見られませんでした。
今回は湿気対策として多くの食品類をRVBOXを入れてみましたが、おかげでコーヒーが固まりきることもありませんでした。
気密性のある小屋であっても、密閉性のある箱で色々な物を保存したほうが良さそうです。
食べきれなかった米ですが、100均で売られている密閉箱にいくらか入れて、入りきらなかったものはビニール袋のまま保存してました。
その結果、ビニール袋に入れていた方にはノシメマダラメイガの幼虫が発生してました!
…ふるいで糞のようなものを捨て、幼虫は指で摘まんで排除しました。
やっぱり、米は密閉容器で保存したほうが良さそうです。
バイクの運転で少し疲れたので、荷物搬入後にしばし昼寝。
まずは水道を復旧することにしました。
8月と違って、9月末では暗渠から水が流れていました。
取水桶に泥が溜まっていたので掃除。
…小屋じまいの時に取水桶外しておいたほうが良かったかな?
暗渠や取水桶のあちこちに泥が付着していたので、しばらくは濁った水が出てくることでしょう。
濾過装置を作れば良いのですがしかしもう少し綺麗な水になるように、安定した水量を確保できるような取水が出来ないものか?
小屋開けのメイン作業、草刈りに移ります。
まずは復旧した水を使って、鎌を研ぎます。
そしてひたすら刈る!刈る!刈りまくる!
面白いことに去年はほとんど見られなかったメヒシバ(?)が小屋周辺にだけ生えていました。
人通りが多い場所だから、畑に生えるようなものが現れるようになったのか?
メヒシバ以外はほとんどトゲのある茨類か、毒々しいヨウシュヤマゴボウ。
どいつもこいつも根絶したいくらい、利用方法が見当たらぬ!
メヒシバ(?)のようなランナーで勢力を伸ばしていくやつらは根張りが弱いので、レーキで一気に掻いて排除しました。
鎌だと刈りにくいので。
刈った草は邪魔にならないところに寄せておいたり、一か所にまとめたり。
乾燥したら焼却する予定です。
草刈りは30分以内で終わりましたが、ちょっと疲れました。
あと、鎌を振るっていたら大きく欠けてしまった…
今年の春に植えた果樹苗の周りも刈っておきます。
斜面はどこかしこもイバラばかり生えていて、大変歩きづらい!
根絶してやりたい…
果樹苗はどれも病害虫にやられず育っていてくれました。
草刈りやつる切りだけやっておけば、柿や栗は問題なく育つ?
道具の確認もしてみましたが、雨に当たらない場所でも湿気に当たって錆びたりすることもあるようです。
電動工具やチェンソーはガーデンボックスに入れた保管しましたが、保存状態は良好でした。
道具は湿気に晒されぬよう、箱や室内で保管すべし。
電気についてですが、特になにもせずほったらかしていましたが、変わらず稼働していてくれました。
バッテリーのインジケーターを見ても、劣化は見られませんでした。
明日は台風だし大都会お○○○に行かないといけないので、初日の復旧作業はこれだけ。
9月30日、大都会から帰宅。
台風で運休が多い中、ギリギリ帰れました。
帰宅後はずっと暴風雨の予報なので、ひたすら昼寝。
その後小屋内で夏物の収納や片付け。
10月1日、台風一過の快晴。
今日で小屋開けを終えるで!
台風が過ぎ去ったのでもう遠慮なくトイレテントを立てられます。
まずは笹に埋もれた大自然なトイレ周辺を、草刈り。
ブルーシートを外し、ウェスで汚れをふき取ります。
流石に内部の写真を載せませんが、文字で表現するなら、キノコが生えてブツが無くなってました。
便座の上にテントを立てて、外トイレの整備終了です。
結局、こういう原始的なのが一番楽じゃない?
雨樋にゴミが溜まってたのでお掃除。
小屋開けと落葉終わりの2回ほど、毎年やってる作業です。
台風などの影響で近くの公道に木が倒れそうになってきていたので、ここも掃除することに。
作業中
作業終了。
つる性トゲ植物のノイバラがめたくそ邪魔だった…
軍手してても掴めないし、結局鉈に引っかけてゆっくりちまちま放り投げないといいけないから。
公道には石が落ちている箇所もあったので、レーキ片手に掃除しました。
バイクだとちょっとした石で大きくバランス崩しますからね~
一連の作業を終えて、役場へ国保と国民年金の手続き…しにいくものの、派遣会社が「離職票は給与明細と一緒に来月送る」なんてことで、結局まだちゃんと国保に入れませんでした。
歯医者行きたかったのに…。
これで3rdシーズンの小屋開けも終了です。
早速予定している作業をしていくことになりますが、今季は個人事業を進めていくだけでなく、もう少しリアルで同好の士と関わっていきたいと思います。
遊び100%の山暮らしなら気分で好き勝手にやればいいけど、事業としてやるなら積極的に学ぼうとしたり協力したり、責任とリスクを負っていかないといけない。
と、友人の結婚式に参加したり、色々な地域おこし協力隊や田舎起業ブログなどを読んで、思った…。
今までの自分はただの反骨心と逃避だけの人間だったのか、やりたかった生活をやっている人間なのか。
そんな惑いと共に、山小屋暮らし3rdシーズンは始まるのです。
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お帰りなさい。待ってました!
投稿を楽しみにしています。
あざまる!