SIMフリースマホのP20 liteを中古で購入、Zenfone5(A500KL)との比較と移行

機械

2015年2月から4年以上使ったのは、人生初のスマホであるASUSのZenfone5(A500KL)でした。

ガラケーからの乗り換えなので、初めて使った時は感動しましたね。
「スマホの通信料金は高い」と言われてたのでなかなか乗り換えが出来ませんでしたが、格安SIMのMVNOが台頭してことで、自分の重い尻もようやく上がり。

順調に使えて、もはや日常の必須道具となってました。
しかし2019年の4月、

音が一切出なくなりました。

音が出ないと、アラームが使えないし、音楽・動画・ゲームを楽しむことも出来ません。
また、音声通話SIMを差して使っていたメインのスマホですから、音が出ないと通話も出来ません。
通話で手続きすることも多いので、これは大きな問題です。

そこで今回、新たにスマホを購入することを決めました!
Huawei(ファーウェイ)の格安SIMフリー機である「P20 lite」を選びました。
選んだ・調べたきっかけは価格ドットコムで人気だったから、というミーハーなもんですけど。

この記事では、Zenfone5(A500KL)との比較と、移行の様子と、ひとまずの感想を書いてみたいと思います。

 

※Zenfone5には現状、A500KLとZE620KLがあります。
この記事のZenfone5は古い方の「A500KL」です。
面倒なので「Zenfone5」と表記します。

 

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Huawei(ファーウェイ)P20 liteとZenfone5(A500KL)とのスペック比較

まずはスペックの比較をしてみます。

価格ドットコムに載っていたスペックを見て、以下の表を作成。

  P20 lite Zenfone5
発売時期 2018年夏 2014年秋
キャリア SIMフリー SIMフリー
OS Android8.0(→9.0) Android4.4(→5.0)
CPUコア数 オクタ(8) クアッド(4)
メモリ ROM32GB RAM4GB ROM16GB RAM2GB
外部メモリ microSDXC microSDXC
USB端子 Type-C micro Type-B
バッテリー容量 3,000mAh 2,110mAh
画面サイズ 5.84インチ 5インチ
解像度 2,280×1,080 1,280×720
Bluetooth 4.2 BLE 4.0
無線LAN 802.11 a/b/g/n/ac 802.11 a/b/g/n
背面カメラ 1,600万画素 800万画素
センサー

磁気,加速度,光,近接,
ジャイロ,指紋

磁気,加速度,光,近接
サイズ 71.2×148.6×7.4 mm 72.8×148.2×10.34 mm
重量 145g 145g
SIMサイズ nano micro

 

比較してみると、P20 liteのスペックはZenfone5(A500KL)のちょうど倍くらい、という感じですね。
CPU、メモリ、解像度、カメラなど。

Zenfone5のROM16GBは、不足だと感じてました。
画像や音楽などの大容量データや、移行できるアプリは全てSDカードに入れてましたが、それでもギリギリでした。
最近のスマホ事情なら、ROMは最低でも32GB欲しいです。

Zenfone5のOSはアップデートしてもAndroid5.0でした。
以前は4.4でしたが、今や5.0以上でないとメルカリやヤフオクなどのメジャーなアプリすら使えませんからね。
5.0までもがアプリの対象外になるのも、時間の問題かも?
そう考えたら、最新版のOSにアップデートできるP20 liteに変えたのはちょうどよかったでしょうね。

Bluetoothや無線LANも違いがありますが、センサーの違いも大きいですね。
ジャイロセンサーが無いので、Zenfone5ではポケモンGOが出来ませんでした。
いやそんなにやりたいわけでもなかったけど、あんなにブームだったのにインストール出来なかったのはちょっと悔しかったw

縦横サイズはほぼ同じですが、P20 liteは3mmほど薄くなってます。
にも関わらず、重量は同じ。
個人的には薄さは必要無いけどね。
多少重くても厚くても良いから、壊れにくい機種が欲しい。

microSDは同じなので使い回しが出来ますが、USB端子とSIMサイズは違うので使い回しは出来ません。

 

購入先

今回の購入先は、「ヤフオク」です。
状態の良い中古で買いました。
新品未使用品でもかなり安い落札案件あるけど、こういうのは一期一会ということで…

ヤフオクはちょうど還元率が増えるくじのキャンペーンがやっていて、なかなかの当たりが出たのでヤフオク使いました。
メルカリも5%引きだったり安かったりするので、おススメですよ。
価格ドットコムで安い店探しても良いけど!

まあ何にせよ、P20 liteはどこで買ってもそれなりに安く手に入る、コスパの良い機種だと思います。

 

実物の様子と比較

そんなわけで届きました!

中古ですが付属品が揃ったものです。
箱の中には以下のものが含まれてました。

  • 本体
  • カバー
  • ACアダプタ
  • USB Type-Cコード
  • イヤホンマイク
  • 取扱説明書
  • SIM取り出しピン(写真無し)

Zenfone5と比較してみます。

縦横サイズはほぼ一緒です。
ただ、液晶はP20 liteだと上下の限界ギリギリまで広がっています。
Zenfone5では上下にゆとりがあり、液晶が点灯せずとも下側には「ホーム」や「戻る」のパネルが見えます。

裏側のデザインはかなり違います。

P20 liteはガラスで、Zenfone5は樹脂。

P20 liteは左上にカメラのダブルレンズがあって、Zenfone5は中央にシングル。

P20 liteの中央に謎の部位があるので何だろう?と思ってましたが、これは「指紋センサー」のようですね。
指紋を登録すれば、ここを触ればロックを解除したり出来るようです。
凄い!

スペック表のとおり、P20 liteは薄いです。
しかし、薄すぎてちょっとそのまま持つのは怖いです。
スマホメーカーは薄さに拘っているようですが、使用者はどうせカバー付けるんだし、別にそこまでしなくても…と思う。

 

データの移行(引っ越し)

人生初の、スマホデータの引っ越しです。
PCのHDDからSSDへの引っ越しみたいに、「クローン」するんじゃろか?と思ってました。

しかし、Androidではちょっと違うようです。
以下の手順4つで引っ越しが出来ました。

 


アカウントデータはGoogleで

Androidでは、Googleがアカウントデータのほとんどを管理しています。

アカウントデータが何なのかは、多岐に渡るので素人の自分には説明しきれません。
支払情報とかメールとかアプリのダウンロード記録とか、かなあ?

 

Googleアカウントは使用している機種データの管理もしていますから、引っ越し時に改めてその機種の登録・再認証をしないといけません。

とりあえず新・旧機種とも、「設定」→「アカウント」→「バックアップと復元」から従っていけば何とかなると思います!(適当)

 

旧機種本体内のデータはPhone Cloneで

旧機種本体内に保存されている、連絡先、メッセージ、写真、ビデオ、音楽、アプリは、Huaweiのアプリ「Phone Clone」を使いました。
P20 liteではプリインストールされてました。

使い方はHuaweiの公式サポートを参照。

要約すれば、

  1. 旧機種でも同じアプリをインストール
  2. バーコードで新・旧機種認証
  3. スマホ発信のWifiでデータ移行

Wifiで移行するので、コードも必要無いのが楽ですね。
ただ、SDカードに入れるような大容量データは時間がかかりすぎるのでおススメ出来ません。

 

画像・音楽・動画・ドキュメントなどはSDカードで

容量が大きくなる画像・音楽・動画・ドキュメントデータは、旧機種でSDカードに入れておいて、新機種に物理的に移すのが一番楽です。

P20 liteもZenfone5も両方microSDXCなので、何も考えず差し替えただけで移行完了しました。

 

SIMカードをSIMカッターでmicroからnanoに

厄介だったのは、SIMカードのサイズ違いです。

SIMカードのサイズはMVNOだと契約時に選べますが、変更する場合はまた申し込みしないといけません。
私が音声通話SIMにしているのは「エキサイトモバイル」ですが、例えばここだと3,000円(税抜)/枚 かかります。
公式でサイズ変更してもらうのが最も確実ですが、もうちょい安く出来ないかなあ…と思ったのです。

で、調べてみたら、「SIMカッター」というホッチキスみたいなもので、DIYで物理的に変更出来るらしいじゃないか!

更に調べてみたら、SIMカッターの値段もそんなに高くなく、成功すれば公式に頼むより安く抑えられます。
また、SIMカードが使えない期間も発生しません。

SIMカッターでカットする人はそれなりにいますが、やっぱり失敗例もあるようです…
失敗したら結局公式に依頼することになるから、カッター代金分が損になるようで。

でも、挑戦してみました!

 

(検索したら、SIMカッター使用記事が大量にあったので、簡易的に紹介)

冶具にmicroSIMをセットして、

本体にセットして、

躊躇せず両手でバン!と押したら、

出来上がり♪

 

SIMスロットピンをP20 lite側面の穴に刺したらスロットが出てくるので、説明書を見ながらnanoSIMとmicroSDをセット。

入れなおしたら…、両方とも認識しました!
やったー!

 

P20 liteを使い始めて第一印象

  • 解像度が上がっているので、画面は綺麗
  • カメラも綺麗
  • Zenfone5の入力はATOKだったので、Gboardはまだ慣れない
  • ところどころ、強烈にiphoneを意識したデザインになっていて、個性は感じられない

という感じです。
まだ使い始めなのでちゃんとレビューは出来ませんが。
「iphoneに似ている」ってのは親のスマホがiphoneだったので、触ってみた時のことを思い出しての印象です。

全体的な作りとしては、確かにP20 liteはスペックの割に凄いコスパが良いです。
この価格でこれ以上のスペックは無いでしょう!
日本で大人気となった格安SIMフリー機のZenfone5(A500KL)の次に買う機種としては、順当でしたね。

 

ただ、Zenfone5も好きだったから、壊れてなければもう少し長く使いたかったです。
人生初のスマホだったからってのもありますが、UIとかが使いやすくて丁寧だと感じたし。

Huaweiは情報の取り扱い方などで、印象は良いとは言えません。
これだけ安い機種を発売したのも、ハード代は赤字覚悟で個人情報を収集するためなのかとも思ったり。
情報抜かれたって自分に直接的実害は無さそうだけど、姿勢は好きじゃない。
その点では、ASUSは信用出来そうなイメージあります。

 

使い続けたら、この機種もHuaweiも好きになるんだろうか?
要経過観察です。

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