期間工やると体が痛い!ばね指など起こった異変の数々

出稼ぎ・バイト

きついとされる、自動車工場のライン内での組立。

2019年の出稼ぎではそんな働き方を半年間行うことになりましたが、最初はきつかったです!
精神面よりも、身体がきつい!

 

今回の記事では、仕事始めの頃に自分の身体に起こった異変の数々をちょっと紹介します。

後遺症レベルのものは(今のところ)無かったので、過剰に不安視する必要はありません。
でも、やっぱり色々起こりますw

 

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手の筋肉痛や関節痛(握力関連)

肉体労働だとまず間違いなく起こるのが、『筋肉痛』ですね。

ただ、期間工は軽めの作業を8時間から10時間くらいまでやるので、案外筋肉痛で全身の身体がバッキバキになることは少ないです。
毎回毎回全身を全力で使ってたら、長時間持ちませんよ!

 

しかし、工具を使ったり部品を持ったりしますから握力を酷使します。

元々自分の握力は成人男性の平均以下(50kg)で、女性の平均レベル(30kg台)でした。
そんなんでも選考は通ったのですが、おかげで仕事始めは辛かったです…(ノД`)

最初の最初は工程の作業半分だけを担当してましたが、それでもやばかったです。
昼食時に箸が上手く持てず、震えながら握り箸で食べましたからね!
次の朝には治ったし、昼食時にそんなことになることも無くなりましたが、最初はビックリでした。
「慣れるものだ」と皆が言うので頑張って作業を続けましたが、そのことが分からなければ怖くて辞めてしまってたかもしれないw

 

工程に配属されて1週目では上記のように「指」が特に痛かったですが、2週目は「腕や肩」が痛かったです。
なので、ラジオ体操をしっかりやったり、休憩時も腕を回したりして対応しました。
ただ、指の痛みは2週目でもう無くなってました。

3週目以降は、痛くなった体の部分はほとんど無くなりましたね。
まれに関節痛が起こるのですが、その時は若干体の使い方を変えて負担を少なくしたり。
肩が凝ったら背伸びしたり。
普通に生きてても起こり得るものくらいになってきました。

 

ほぼ毎日爪が割れる

最初から何週間もず~っと起こっている、地味に面倒な問題が、「爪の割れ」です。

配布された手袋をしていると言っても、指先を多く使う工程ですから爪への負荷も多くあります…

上の写真は、自分の爪が割れた様子です。
特に、右の薬指の爪が割れてますね。
まだ皮膚に引っ付いているところですら割れてますから、爪切りで取り除くことが出来ません…

爪が割れると、割れた部分が動いて痛いです。
手袋している時はそこまで気になりませんが、脱ぐと気になってしょうがありません。
また、色々な物に引っかかるので、風呂でタオル持ちにくくなって身体を上手く洗えなくなったり。
地味に面倒な問題です。

 

対策として、「深爪」と「指サック」をしました。

自分は通常では爪切りなんて1,2週間に1度くらいしかしてませんでした。
しかし爪が割れるようになってからは、毎日やるように。
限界まで深爪して、亀裂が出来ても進行しにくくしましたよ。

深爪しても爪が割れたり割れそうになったら、「指サック」をしてからその上に手袋を装着するようにしました。
これはかなり効果的でした。
爪の割れが進行することは全く無くなったし、作業中に痛みを感じることも無く。
破れるまで何度でも使えるから、おススメです!

まあ、周りの人を見ると、指サックを使っているのは自分だけでしたけどねw
他の人は「テーピングテープ」使ってました。
テープは色々な場所に使えるから汎用性はあるけど、付けたり外したりが大変かも。
結構なベテランでも指先にはテープが大量に貼っていて、見ていて痛々しい…

期間工やるときは、指の保護も重要なようです。
大事な体の部分なので、メンテナンスはしっかりして労わってあげてください。


足の指

今回の工程では立ちっぱなしでなく常にあちこち歩きまわっているので、「足の指」もちょっと痛いです。

同じ方向にずっと歩くわけでなく、短い距離歩いてすぐに方向転換します。
そのため足で踏ん張って、足の指も使うことになりました。

 

上の写真は、1か月後の自分の足の指。
おっさんの汚い足見せてすいませんw
水虫では、ないはず…

働き出す前はどの部分ももっと柔らかくてプニプニだったのですが、固くなった部分が増えました。
特に、親指の外側と、薬指が固くなりましたね~。

やっぱり方向転換時はほぼ親指で踏ん張りますから、どんどん皮膚が厚く…
また、意外にも薬指も酷使するようです。
線状に固くなってます。

足の指は固くはなるけど、痛くなったことはほぼありません。
ただの「体の適応」として、ほったらかしにしています。
どうしても痛くてしょうがないなら、以下のようなインソールを使ってみるのも良いかもしれませんね。

 

バネ指

期間工の後遺症と言えば、「バネ指」です。

バネ指はベルトとベルト通しの関係みたいなものの内、ベルトが腱鞘炎で膨らんで通りにくくなる現象です。
発症すると指がスムーズに動かなくなるし、なかなか治りません。

指先を多く使う工程に配属されたから、自分もバネ指になってしまったのか!?

 

 

結論を言うと、新たになってません。
既になってましたから!

2016年の小屋づくりの時に、合板持ち過ぎてなりましたw
2017年も期間工やりましたが、もちろん隠して選考に挑みました。
2019年も同様です。
結果、両年とも1発合格です。

バネ指の後遺症は今でも少しあって、大抵の作業は出来ますが完全にスムーズに動くわけではありません。
今の自分の握力が弱いのも、恐らくこれが原因だと思います。

自分の経験上、バネ指になったとしても期間工の選考には受かるし、指先を多く使う工程でも作業出来ることがほとんどだと思います。
だから、期間工にとってもバネ指に対して不安視しすぎる必要は無いんじゃないかな。

 

僕はむしろ小屋づくり・小屋暮らししようとしている人たちに、バネ指の危険性を知らせておきたい!
合板の持ち過ぎはヤバいっす!気を付けて!

 

まとめ

今回は忙しく働くライン内の組立工程に配属されたのもあって、指や足など色々な部分に痛みが出ました。

最初は仕事そのものが上手く出来ないのもあって、かなり大変だと思います!
むしろ、大変だと思わない人は皆無だと思っても良いでしょう。

ただ、仕事に慣れるにつれて無駄に体を使うことも少なくなって、だんだん楽になってきます。
体も順応してくれます。
人体は偉大ですね。
無意識下で体を適応させてくれますから。

でも、出来るメンテナンスはしっかりやりましょう!
期間工は身体が資本!
これから稼ぐためにも生きていくためにも、体はしっかり労わるべきです。

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