小屋南面と東の敷地を低木伐採 17年秋

伐採

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目立て冶具を自作

2017年10月31日、今日も昨日と同様朝から伐採ですが、まずチェーンソー目立ての治具を作ってみました。
ハスクのガイドバーには良い感じに穴が開いてますので、ここにボルトでも通せば固定出来るかなと。
昨シーズン終わりでは自分の目立て下手に泣かされてましたからね。「素人は工夫しろ」ということで。

転がっていた90角と小角材をアングルとスリムビスで繋いで、ガイドバーの穴に入るようなボルト(M5?)が通るような穴をドリルで開けて、ガイドバー通してナットで固定。
チェーンも上手く回るしちょっと力入れても傾かないので、やりやすくなりました。

ちなみに現場で冶具使いたいなら、以下↓のような切り株にぶっ刺してクランプでガイドバーを挟んで固定する「目立てクランプ」のほうが軽くて良いかも。

 

ソーチェーンの刃には左右がありますが、左側(?)は力を入れやすいからかかなり短くなっていますが、右側はやりにくいので長くなっていました。
とりあえず右側を20回ほど研いでおきましたが、刃の形が不満…
今まで丸やすりを下側に押し付けて目立てしていたからか、フックスロープになってます。
やっぱり素人のフリーハンド目立ては駄目ね!ガイド買わないと!

(チェーンソー使ったことが無い人はまずわからんだろうなという記述でした)

 

昨日と同様の特に危ないことも少ないルーチンワークですが、疲れが残っていてだるかったので昨日ほどは作業しませんでした。
枝払って低木を分解するために鉈を何百回、いや何千回?も振るうので、右腕全部が筋肉痛ですよ!これ絶対期間工のほうが楽だわ。

直射日光はきついので結局昼前に終了です。
作業はそれほど進まなくても、遠くから見たら伐採が終わったところは綺麗になっていて達成感はあります。
ヒサカキばかりの林床には下草がほとんど生えていません。
例え人手が入ってない自然そのままの状態だとしても、個人的にはこれはこれで不健全のように思えます。
間伐が遅れた人工針葉樹林以外でも下草が無くなることはあるのです。これは机上ではわかるまい。

山暮らし2期開始時には「一日中伐採したり進入路造成工事してたらDIYの暇が無い~」とか思ってましたが、自分の体力にも限界があるということを考慮してなかった!
伐採や土木工事には自分の思った以上の体力を消費するので、疲れが溜まったら生活環境整えるような作業していこうかと。

 

小屋南面低木伐採終了

11月1日、今日も昨日と同じく小屋南~西側斜面の低木伐採です。
ちなみに伐採を始めてからは寝付きが異常に良くなりました。
布団に入ったら数分以内には意識飛んでますから。
期間工の時より疲れてるんですけお!

低木伐採していると高木が無いスペースがあったのですが、調べてみるとコナラが根こそぎ斜面下に倒れていました。
ということはこのエリアを低木伐採すれば、周辺の高木伐倒スペースを確保できる!
一本伐倒出来れば次は直前に伐倒した場所に倒していけば良いですからね。
ドミノ倒しのように切り倒せるというわけです。

 

高木が無いので昼頃になると直射日光もきつくなってきました。
趣味が登山だったりするのに案外陽射しには弱い体質の自分ですから、日が照ってきたら日陰の林縁辺りの低木を片付けるようにしました。

 

はい、というわけで、小屋周辺の高木伐採のためのスペース確保である小屋南面低木伐採終了です!
これで小屋を避けながら伐倒出来るぞ!
はよう南側伐採して陽射しを確保したいのです。
電力足らねえ!

 

う~ん、まだコナラの色づきは微妙かな?
葉が付いているまま伐採すると「葉枯らし乾燥」が出来るので、落葉しきった時より原木の乾燥が早いのです。
キノコの種駒は原木が乾燥していたときに打った方が菌が蔓延りやすいので、プロは伐採時期にかなり気を付けるんだそうな。

 

まだコナラの伐採時期ではないっぽいので、この日からはほだ場予定地である東の斜面を開拓していきます。
なおこの日に残った微妙な時間を使って、調理場デッキの貫板設置までやっておきました。
またいつか記事にする予定。

 

東エリア低木伐採開始

11月2日、東エリア本格的に開始です。
ちょっと小屋から離れるので、リュックに鉈とか色々入れて、チェーンソー肩に乗せていざ出勤。
プロも同じように肩でチェーンソー運んでいるようですが、肩痛くならないんかいな?
ちょっと乗せただけで肩疲れちゃったよ!

場所は変わっても同じようなルーチンワークです。
Bluetooth接続のスピーカー購入したので、音楽聞きながら作業です!FOOOOO!!!

 

中木も若干伐りましたが、一本妙なかかり木になってしまった…
ちょっと揺らしても落ちないので元玉切りしましたが、宙に浮いちゃった!
つるも無いのに、木の又に引っかかるだけでこうなるか!

枯れているコナラも伐りましたが、他の広葉樹と比べたらかなり切削が遅くなりました。
昨シーズンの片付けみたいに、ソーチェーンに細かな粉が付いて熱持って焼き付きそうになってしまいます。
そりゃまあ目立てと切り方が駄目なのはわかりますが、コナラの性質も関係しているのかな?

 

今日は朝から夕方の一日中作業したので、結構広い範囲伐採できました。
葉がらしもあるから11月中にコナラ含めた皆伐やってしまいたいですね。
予定している高木を全て伐採しきったら、肉体労働は進入路造成になるかなあ。

ていうか期間工でたんまり金稼いだというのに、「仕事終わったからまあちょっとのんびりするか」という気分に一切ならないのは不思議。
僕は元来働くのが好き、なのか?

 

 

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