コナラの枝払い 2018年1月23~28日
手が届くところの枝払いから
2018年1月23日、2017年秋に伐採したコナラの枝払いをしていくことにしました。
コナラを薪やキノコ原木栽培のホダ木とするには、葉を付けたままいくらか乾燥させる必要があります。
乾燥期間的にはもう玉切りしても良さそうですが、まだしないでおきます。
玉切りしたら出来るだけ早く植菌したほうが良さそうですが、まだ寒くて水も凍るほどですのでもうちょい寒さが弱まってからのほうが良いかな?と思いまして。
とりあえず玉切り、植菌、仮伏せの一連の作業は忙しそうなので、手が届く範囲の枝払いからやっていくことにしました。
よく考えずにとりあえず東方敷地から作業開始。
この日は雪が降ってきたので作業は少なめです。
代り映えしない風景ですが、倒しっぱなしのときよりかは歩きやすくなってます。
1月24日、一日中作業。
私が参考にしている栽培マニュアルによると、直径6cm以上ならホダ木として使えるようなので、いちいちメジャーで測らずに目測できるように、手や腕の部分の長さを測って目安を付けておきます。
大体手首の太さ以上ならホダ木として使える、っぽいですね。
東方敷地で玉切り前に手が届く枝払いは今日で終わり。
雪がたまに降ってきたり昼でも零度前後で、風も強く、ものすごく寒かったです…。
特に手。
手は細かな作業するから服のように何枚も重ね着出来ないし、身体の末端にあるから血の巡りも悪いし、神経も多いし、体積の割には表面積が多くてすぐ冷えますわ。
チェーンソーのガイドバーはオイルの行き渡りが悪い互換ガイドバーを使いましたが、運転時間が短いし雪混じりのものを伐っていたから、焼き付きの恐れは無かったと思う。
さてこれからしばらくは小屋周辺での作業となりますが、払った後の枝葉をどうしようかと悩みます。
当初は全て燃やしてしまえと思っていましたが、かなりの量になるし、杭打ち柵工で段差作って枝葉は柵と斜面の間に埋めて土留め&堆肥化させてもいいかなと思えてきた。
補足
払った後の枝葉は他にも利用方法があったのですよ…
1月25日、朝は寒いしちらちら雪が降るので午前は引きこもって午後から作業。
ガーゼ交換のために病院行こうかと思っていましたが、道路の雪が溶けないのでやめておく。
あと、朝は安全スパイク地下足袋が凍ってて履けなかった…
小屋周辺のコナラの枝払いを続行。
とりあえず枝葉はそこらへんに置いておくことにします。
燃やすために色々移動させるのも面倒だし。
コナラの枝払いは低木伐採と同じ程度の面積しか進まない感じ。
たかが枝払いと言えど、ちゃんと歩けるように一本一本鉈でやってたらさくさくとは進みません。
枝葉や低木は小さくするだけならチッパー使ったりまとめてチェーンソーで細切りするとかしたほうが早いでしょう。
まだまだ作業のベスト手順はわからんけれど。
今日は気温は低かったですが、風はそんなに吹かなかったので作業中は寒くなかったです。
1月26日、小屋南側からすぐ東の部分へ移行。
ネズミサシの葉はまだまだ青々してましたがいい加減邪魔になってきたので全て枝払い。
1月27日、さて気合い入れて作業するかと思ったら朝から雪。
午前は作業できず。
昼から昨日の枝払いの続き。
大分手が届く範囲は終わってました。
久しぶりのやる気と体力余り、最近少しずつ日が長くなってきたなどの理由で、12時半から17時半までぶっ続けで作業。
そろそろ少しずつ玉切りしても良いかな…
道具の整備など
最近鉈を振るってたらかなりグラついていたのですが、よく見たら本体と柄を繋ぐ「目釘」が折れてました。
ひとまず分解しましたが、折れた釘が邪魔で外しにくかった…
柄がポッキリ折れたということではないので再利用したいのですが、どうやって留めようかな。
既存の穴に引っかかった折れた釘が邪魔ですので、周辺をドリルで掘ってラジオペンチで掴んで回して抜きました。
もう釘やビスが利かないほどの穴が開いていますから、貫通させて針金で固定してみました(写真撮った後にもう少しちゃんとやりましたよ…)
でもやっぱり少しグラグラします。
う~ん、釘のようなもの差して曲げるなどしてみるか。
話が前後しますが、後日鉈を使っていたら針金が千切れてしまいました…
う~ん、どうやって留めればいいのか?と思って、
長めの釘を刺して、先端を金槌で曲げて固定してみることにしました。
これで何とか千切れなくはなったのですが、やっぱり少しだけグラグラします。
使えなくはないのでこのままにしていますが、もっと良い方法ないかな…
1月28日、朝少しだけ枝払いやって、手が届く範囲は全て終了。次は玉切りです。
これからチェーンソーに大活躍してもらうので、ちゃんと木屑を掃除して、ガイドバーを純正に変えて、デプス調整も含めて目立て、エアクリーナー清掃、先端のスプロケットにグリスを追加して万全の状態とします。
薪の長さのベストというのはなかなか決めかねますが、近くのホムセンで売られている薪の長さが35cmくらい?だったので、今回は最大35cmとしてみることに。
でも玉切り時にちょっとずれる可能性もありますから、33cmに玉切りしていくことにします。
33cmなら1mの3分割くらいだからこれはこれで分かりやすい、か?
一回一回メジャーで測ると効率が悪いので、適当な端材を33cmぴったりにカットしてガイドとすることに。
今のところ、基本的に小口面直径が30cm以上なら33cm長さに切って薪に。
直径が30cm以下6cm以上なら90cmくらいに玉切りしてキノコ栽培原木に。
準備が整った時にちょうど雪が降り始め、以降やむことなかったので作業は中止…
次回以降、試行錯誤しながら作業!
もう少し作業システムの概要を説明してから作業日誌の記事書こうと思ったけど、現在進行形で悩んでいるので無理ぽ!
余裕が出来たらまとめるつもりですよ。夏頃とかな…
ディスカッション
コメント一覧
いつも楽しく拝見しています^^
私は、椎茸の原木栽培を20年ぐらいしたものなのですが、6㎝よりも小さくても大丈夫ですよ。
細い原木ほど早く椎茸が取れます。植菌の数も減らせるしね。
小さな椎茸になってしまうとか、原木が乾きやすいとか、良くない点もありますが、
湿気の多い所で管理するとか工夫次第です。
あと、植える椎茸の菌の品種選びで、出てくる椎茸の大きさや傘の開きぐわいなどだいぶ変わってきますので、良く考えて決めて下さいね。
枝葉も裸地伏せという菌を木で増殖する方法があるのですが、それだと枝葉が必要になってきますよ。
大変でしょうが、頑張ってくださいね。
ブログ楽しみにしています^^
まさかの熟練者からのコメント!ありがとうごさいます。
コナラの枝葉は伏せ込みに利用できることに後で気付きましたよ!
今植菌してますが、直径の下限は悩ましいところです。種駒もタダではないし…
今シーズンは基本的な作業内容を実行するだけで、品種の吟味までは頭を回せてないのが実状です。来シーズンこそはちゃんと!