パーライトモルタルロケットストーブの製作2

2016年4月3日DIY

型枠の製作とモルタルの打設まで前回の記事を参照

 

今回は煙突の切断、アタッチメントの取り付け、試運転です。

 

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切断に移る前に、モルタルが固まったかを確認…
一週間後、上部表面は固まっているように見えますが、やはり下は湿っていますね。しかし大体は固まっているので、加工を開始します。

ちなみに打設して1ヶ月ほど経つと、底の方の湿りもほとんど無くなっていました。

 

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煙突の切断

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長過ぎる煙突をディスクグラインダーで切断します。
最終的には固まった上部モルタルの上に五徳を置いて調理出来るようにしたいので、思い切って地際でカットしてしまいます。
ディスクグラインダー使用時は大量に火花が出て危ないので、もらいもののシールド付きヘルメットを装着して作業しました。

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ロストルの製作

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ロストルとは、焚口に置いて通風を良くすることで、火力を増大させることの出来る網です。
高温に曝されることが多いので、基本的には消耗品です。

100円均一ショップで購入した小さな丸五徳を加工して製作しました。
端の方の棒をニッパーで切断し、φ106の煙突に入るほどの大きさに曲げ、ロケストの焚口奥に入れて完成です。簡単!

 


通気蓋の製作

今のロケットストーブには上方向と横方向の2つに通気口がありますが、今のままでは少し燃焼材料の配置を間違えると、横通気口から上通気口にバックドラフト(火の逆流)が発生する可能性があります。
バックドラフトが発生するとその分燃焼が無駄になるし、ヒートライザーを通らないので不完全燃焼も起こしてしまいます。
「横通気口いらなくね?」と思う方もいると思いますが、横通気口は灰掻きが便利なのです。

上記のようなことから、開閉自在の通気蓋を製作し、空気の流れをコントロールしようということに思い至ったのです。

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…長々と理論を書きましたが、製作自体はとても簡単です。
まずは簡単な蝶番2個をホームセンターで購入します。
次に通気口と同じくらいの大きさに合板をカットします。
蓋さえ出来れば良いので、正円にしなくても大丈夫です。

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カットした合板と蝶番を木ネジで固定し、ステンレス煙突にドリルで穴を開け、ネジとナットで蝶番を固定します。
これで完成です。

出来れば蝶番は合板の外側に固定したほうが密閉出来るのですが、蝶番が小さくて仕方がなかったので合板内側に固定しました。
価格が安かったのよ…。

 

風防の製作

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直火で調理する場合、風防があると無しでは熱伝導の効率は大きく異なります。
私はよく登山を行いますが、屋外の調理だとガスコンロでも風の影響は大きく受けますので、極力物陰かテント内で調理を行ったりしています。

今回製作したロケットストーブに取り付けられる風防の内、どんなのが最も安いのかと考えたところ、キッチン用品のコンロパネルが安くて耐久性があって良いという結論に至りました。
コンロパネルは薄いアルミで作られているので幾分熱に強いですが、合板のような剛性はありません。
しかし剛性が無いということは逆に、色んな調理器具に柔軟に対応できるのではないかと思われます。
流石に台風のような強風には耐えられませんが、そういうときは諦めて屋内でガスコンロ使えば良いと思うよ…。

コンロパネルは型枠の外側にアルミテープで固定しました。
手で形を整えて完成。簡単!

また、五徳を通販で購入しました。
案外ホームセンターに良い物が売ってなかったのです。

 

試運転とまとめ

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いざ、実践!
家に転がっていた伐採木と腐りかけの枕木と新聞紙を用いました。
火を呼ぶためにヒートライザーに直接材料を入れたりしました。
五徳の上にはこれまた100円均一ショップで購入した安物鍋に水を入れて加熱しました。

やべえ…ものすごい火力です
隣の焼却炉で少し伐採木を燃やした時は大量の煙が出たのですが、今回製作したロケストでは最初に少し煙が出ましたがすぐに(ほぼ)完全燃焼が行われるようになり、煙もほとんど出なくなりました。

断熱効果においてはやはりバケツ同士の接合部、くびれになっている部分は結構熱くなりました。
しかしバケツ最上部と最下部はほんのり温かいくらいで、燃焼中でも持てるくらいでした。

水を沸かすって案外時間と火力が必要なものですし、焚き火でやるとかなり苦労します。
しかしこのロケストだと焚き火なんかに比べて効率がかなり良く、水を沸かすことも簡単でした。
これなら炒め物とかも簡単でしょう。
後は自在鉤などで熱の微妙な調整さえ行えるように出来れば、完璧な調理が出来ると思います。

 

このロケットストーブが効果を最大限に発揮出来るような生活を行える日を、心から待っています。

 

補足
持っていきました。

 

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