グーグル検索は使いにくくなった…コアな情報は本やSNSで手に入れる?

どーも、インターネット歴約20年のYUです。
中学生くらいからGoogle先生の検索にお世話になっており、昔は、
とまで思っていたほどです。
しかし!
ここ数年で、だいぶ使いづらくなってきたと感じました。
最近では、
と考え始め、本や雑誌に回帰したり、グーグル以外のネット(SNSなど)を積極的に利用するようになってきました。
今回の記事では、個人的にグーグル検索が使いにくくなったポイントについて言及し、具体的にどう改善して欲しいのかをまとめてみました。
使いにくいポイント
部分一致「含まれない」が多すぎ
欲しいページを検索上位で表示するために、「単一ワード」ではなくて「複数ワード」で調べるのが基本ですね。
しかし複数ワードの組み合わせがニッチ過ぎると、一部のワードを除外した結果(含まれない)を表示する「部分一致」が用いられます。
部分一致の検索結果を1つも表示させたくない場合、「検索ツール」で「完全一致」にしたり、ワードをダブルクオーテーションで囲ったり(”〇〇”)すると上手くいきます。
ヒットしたページが少なすぎる時に部分一致の結果を表示すること自体は、まあ良いんですよ。
でもね、最近のグーグルは「含まれない」を多用し過ぎなんですよ!
例を以下に示します。
個人の違いで検索結果を変える「パーソナライズ機能」は切ってあります。
↓通常検索
↓「完全一致」で検索
はい、通常検索だと検索1位のページに「含まれない」が使用されています。
…いやいやいや、グーグルよ、どうしてわざわざそのワードを含めて検索したのかという意図を全く汲み取ってないじゃないか!
確かに検索1位のサイトは公式サイトであり、信頼性のある情報を書いているでしょう。
でもね、いくらそのサイトの信頼性や評価が高くても、欲しい情報じゃなければ検索者には意味無いんだよ!
こんなことばっかりあるから、「完全一致」をデフォルト設定に出来ないか調べてみましたが、出来ないようです。
わざわざ毎回毎回完全一致にするのも面倒だから、グーグル検索自体が面倒に思えてきましたよ!
検索結果上位ほぼ全てが初心者向け、公式偏重すぎ
「〇〇 作り方」
とかで検索したら、検索上位にその意図を汲んだ役立つページが出てくる。
情報ボリュームも多すぎず、長文を読まなくてもパパッと答えが知れる。
うんうん、良いですね。
昔はこういう感じで色々なことを勉強しました。
今でも自分が全く知らない分野に関しては、検索上位のサイトにお世話になっております。
…でも!
大抵の検索上位のサイトは、SEO(検索エンジン最適化)がなされた、入門・初心者的なものばかりです。
だから、検索上位のサイトだけではコアな情報や生の情報を得られにくいのです。
「個人ブログなど、もっと一人一人の感想とか工夫とかも知りたいなあ」
と思って、検索結果を深堀りしていくと、検索上位からずっと続く入門サイトばかり。
それが終わって次に表示されるのが、検索の意図を汲んでないSEO対策がなされたサイト。
そして最後のほうに現れるのが、検索とは全く関係ないページと、それらの間に挟まれる、欲しかったコアなサイト…
確かに今のグーグル検索でも、入門的な情報はなかなか上手くまとまっていると思います。
でも、ニッチ、コア、専門的なことの検索になると、途端にダメ!
最初の3位くらいまでは初心者向け・公式・通販サイトで良いんですが、それ以降はもっとコアで血の通った個人ブログなどの体験談系が欲しいです。
「○○ ブログ」で検索したりして対策してますが、しかし個人の文章は本当にブログだけだろうか?
ブログじゃない個人サイトだっていっぱいあるわけで。
グーグルは、人類総凡人化でもしたいのか?
自動生成ページ多すぎ
品名だけで検索すると、各ショッピングサイトが自動生成したページばかり出てくる!
確かにショッピングサイトへの誘導は大事かもしれないけど、同じ品物に対して各ショッピングサイトが検索上位からずらりと表示されるのは、非常にうざったい!
自分はその感想とかが欲しいんだよ!
感想記事を読みたいなら、基本は「〇〇 感想」で検索すべきです。
でも、皆が「〇〇 感想」でレビュー記事を書くわけでもなければ、感想サイトの自動生成ページだって多く出てくるし…
こういう、企業が作ったようなページを省いた検索結果だけを出すことは出来ないのか?
映画について調べているわけじゃない
とあるありきたりなワードで検索すると、自分が全く意図してない映画のタイトルばかりが出てくる…
まあそういう時は「〇〇 -映画」とか、『マイナス検索(除外検索)』すれば大分改善されます。
でも、やっぱりそういうのをいちいちするのは面倒です。
しかも、マイナス検索してもそのワードが使わずにその映画についてのページがあったりするから、完全ではなかったりする。
そのワードで映画のことが表示されるのはまあ良い。
でも、その映画のことか、それとも映画以外のことなのかを、ワンクリックで選択出来るような簡便性が欲しい。
Googleに改善して欲しいこと
以上の不満から、自分なりにGoogle検索の改善案を考えてみました。
自分はウェブのど素人ですから、詳しい人にとっては以下の改善案はお話にならないレベルでしょう。
でも、不満を持っていることだけは確かで、どうにかして欲しいと思っているのも確かだ!
検索意図の事前設定
検索ワードには、検索者による様々な意図が存在します。
SEO(検索エンジン最適化)業界においては、それを『検索意図』と呼びます。
例えば「椎茸」で検索するなら、以下のような意図が存在します。
- それは何か?
- それが購入したい
- それの料理法を知りたい
- それの作り方を知りたい
単一ワードだけでは、その意図を完全に示すことは難しい。
だから、複数ワードで検索して、検索者は欲しいページを探そうとするのですね。
でも、複数ワードで検索したところで、今のグーグル検索では勝手にワードを変えたり無くしたりして、検索意図と異なった結果を表示します。
だから、今は皆が困ってる。
ちょっと難しいかもしれませんが、検索前にそのワードの検索意図を設定する「モードの変更」みたいなのが出来たら面白いなと思う。
『それが何か?』を事前に設定出来たり、『個人が書いた文章を優先したい』とか。
グーグル検索では毎月のように検索アルゴリズムのアップデートが行われています。
しかし、グーグルが一斉に変えるのじゃなくて、検索者が検索のアルゴリズムや性格を設定できるようにしたほうが良いんじゃないか?
「含まれない」の検索順位を大幅低下、完全一致以外は表記を必ず
基本的に、検索順位は以下のようにするべきです。
- 完全一致
- 類似語一致(ワードの一部に『もしかして』を使用)
- 部分一致(『含まれない』を使用)
部分一致を検索順位1位にするだなんて、断じてありえません!
例えドメインパワーが強かったり信頼性のあるサイトであろうと、駄目!
弱小サイトであろうと、欲しい情報を書いているサイトこそが検索者にとって最良の情報源である!
また、その検索結果が、類似語一致か部分一致の場合、そのことを表記すべきです。
グーグル検索以外の検索エンジンを使ってみたりしたこともありましたが、そのような表記が無いものが多くて不便でした。
Amazonでの検索結果ですら、複数ワードによる完全一致が無い場合は、区切り線の下に部分一致の結果などを載せてます。
検索のプロである検索エンジンが、そんなことすら出来ないとは…
結果の件数と表示件数を一致させる
検索結果の一番初めに、検索ヒット数が表示されますね。
でも、実際に結果を深堀していくと、ほんのちょっとで表示が打ち切りになることがほとんど。
具体例を以下に載せます。
はい、ヒット数1,110件と表示されてるのに、結局表示出来るサイトは35件のみ。
35件しかないなら、最初から35件と表示しろよ!
1,110件全てを閲覧することは難しいけど、35件くらいなら全部見られるわ!
ヒット数と実際の表示サイト数の乖離は、検索結果の深掘りのやる気を減らす要因にもなりそうです。
内容が似ているサイトは、ランダムで最上部と最下部などに表示
例えば感想記事が欲しいのに、ずーっとショッピングサイトばかり表示されるのはユーザーにとって目障り。
だから、(本の名前) 感想で検索するなら、
- 1位:ショッピングサイト
- 2~10位:感想記事など
- 11位以降:他のショッピングサイト
みたいにして欲しいです。
どのショッピングサイトが検索1位に来るかは、公平にするために完全ランダムとかにするべき。
どの店で買いたいかが決まっているユーザーなら、そのサイトに行ってから検索するべきですしね。
Googleは完全じゃない。情報を支配されるべきでない
現代においては、グーグルがウェブ社会に与えている影響は、非常に大きいです。
ウェブが登場した初期では、中央が存在しない分散型、まさにインターネット(網)でした。
でも、今となってはウェブ≒Googleと言えるほどグーグルが強くなり、Googleに外されたウェブはウェブじゃないと言えるくらい。
今のところ、GoogleはGoogleに反するサイトやページも表示しています。
でも、表示しないようにすることも可能です
それは非常に恐ろしいこと。
自由なウェブ社会が、1つの民間企業が支配できるようになるべきではない!
実際、Googleは自社のブラウザであるchromeを推すために、ライバルのFirefoxを妨害していたのではないかという疑惑もあります。
こういうことをやっていればアメリカの独占禁止法とかに引っかかったりするのですが、もしそういう規制が無ければ…
想像したら恐ろしいことです。
Googleアンチと言えばDuckDuckGoだが…
今はグーグルに頼り過ぎないよう、グーグル検索離れとして別の検索エンジンも模索しています。
しかし、やはりベストを決めるのは難しいです。
Googleアンチと言えば、利用者のプライバシーを保護する「DuckDuckGO」が少し有名です。
しかし、実際に使ってみたら、日本語版の検索結果もデザインもまだまだ。
試しに、「ググってもカス」というワードで、GoogleとDuckDuckGoにどのような違いが出るか試してみましょう。
DuckDuckGo、お前…お前!
まあそんな訳で、やっぱりなんだかんだで今のところ、グーグル検索は強いと思います。
まだまだ完璧で無いのは明らかですが!
今のところ、履歴やcookie、トラッキング無しとかで検索したいなら、Firefoxのプライベートブラウジングを使う方が楽かな?
SNS検索(Twitterなど)は網羅性は無いが、生の情報を得られやすい
最近は、デメリットを隠して情報を発信する検索上位のサイトを避けるため、生の情報を得るため、SNS検索をする割合が増えてます。
例えば、Twitterですね。
もちろんグーグル検索とかに比べれば、常に欲しい情報が得られるわけではありません。
検索毎に同じ結果が得られるわけでもありません。
でも、普通のグーグル検索では得られない面白い情報や人に出会えることが多くあり、検索の楽しさが再認識できました。
昔、自分がパソコンを触り始めた当初のことを思い出させるような、一期一会の出会いが面白い!
そして検索で見つけた人にフォローしたりして、その人の動向とかを見てたら、更に面白い人や情報に出会えることも!
SEO技術が発展して、商業的な、企業的なサイトばかりが検索上位に張り付いている昨今。
本音が欲しいなら、やはりSNSを利用するべきだと思います。
以前は、「利用者はただの馴れ合い・寂しがりな奴らばかり?」と思ってたのですが、情報収集源としても有用だと思えるようになっています。
そう言えばブログすらほとんど無かった昔は、バナーリンクを貼り合って同じような人と繋がってましたね。
形は変われども、やはりそういう感じでコアな人同士で関わり合うのが原則か?
検索エンジンはもっと開かれるべき?
mozillaのfirefox、Libre officeなど、オープンソースの素晴らしいソフトも巷に多くあります。
もしかしたら、検索エンジンもオープンソースのものがもっと開発・普及されても良いんじゃないかな?
そして、利用者自身で改善したり出来るような。
自分はブラウザのchromeもfirefoxも両方使用経験あります。
しかしchromeは、「俺らが考えたベストこそがユーザーにとってのベストである」という雰囲気があって、苦手でしたね。
Firefoxでは、
「万民が望む機能や性能だけはメインの団体が改良していくけど、それ以外はアドオンなどの拡張機能などでそれぞれのユーザー自身が使いやすくしてね♪」
という、個性重視のところがあります。
例を言えば、chromeなんて登場当初からしばらくはサイドバーの表示も出来ませんでしたからね。
今は拡張機能で出来るらしいですが。
まあ今回の記事で色々と不満点や改善案を示してみましたが、やはり日本人の、しかもど素人1人では出来ることは少ないです。
Googleがもっと、第三者が自由に開発できるような環境を整えてくれれば最高なんだけど。
でもGoogleだってただの民間企業の1つだから、そんなことする義務は無くて、商業主義に走りまくっても利用者は止められないけどね!
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コメント一覧
めっちゃわかります。検索ワード勝手に消すなよって何回思ったことかわかりません。
僕はブログなど個人の意見をGoogleで探すのはもう無理だと思ったので妥協案としてBingを使ってます。
ゴミアフィブログうざい