バイクでの雪道・凍結路でスリップしにくい運転方法や対策は知ってますか?
真冬でもバイクで走りたいんじゃあ~!
という、変態バイクフリークスのために、スリップの危険を出来るだけ減らすための雪道や凍結路で運転する方法や、タイヤへの措置をまとめてみました!
急な雪や凍結にも役立つ情報ですから、「雪が降ったり凍結したら乗らないよ」っていう方にもお読みいただければ!
運転方法
当たり前ですが、低速が基本!カーブではなく直線で速度を下げる!
プロもおっしゃっているように、凍結路では前輪ブレーキを使わず、エンジンブレーキとリアブレーキをメインとします。
足を横に出すと転倒したときに備えることが出来ますが、基本的にバイクを下に押し付けるように荷重をかけたほうが滑りにくくなります。
しかし小回りの利くカブに乗っている方の中には、靴底にスパイクのようなものをつけて「自分の足でバイクを止める」という方もおられるようですね。
他には、「タイヤの空気を抜く」などのテクニックもあるようです。
参考文献:バイクブロス
スプレー式タイヤチェーン(滑り止め剤)
最近では最も手軽な凍結路対策として、以下のような「スプレー式タイヤチェーン(滑り止め剤)」が安価に販売されています。
1缶で最大20本程度のタイヤに塗布でき、1回で70km効果が持続するという優れもの!
凍結道路では、グリップ力が通常の3倍にもなります!
チェーンに比べると手が汚れたりすることもなく、収納も楽。
どんなタイヤにでも適合しますし、靴にも使えますから、一時的に道が凍結したり雪が降ったりする地域に住む人は、1本持っておくことをおススメします!
ただ、がっつり雪が積もったり凍結したりする道を走るなら、やはりチェーンやスパイクタイヤがおススメです。
スパイクタイヤ
基本的には道路を傷つけて粉塵を発生させるので使用禁止ですが、排気量125cc以下のバイクであれば装着は可能です。(出典:wikipedia)
なおスパイクタイヤは年末を北海道の宗谷岬で過ごそうとする頭のおかしいライダーたちにも人気で、後述するタイヤチェーンよりも登場が多いです。
一日中、どの道も凍っている北国や標高の高い地域ではおススメです。
タイヤチェーン
バイクにもタイヤチェーンがあります。
スパイクタイヤは粉塵を発生させるので、原付には合法でも世間的に嫌われるのか、郵政カブはチェーンが多いらしいです。
しかしタイヤチェーンは舗装路上を走ると30kmくらいで切れてしまうという意見もあるため(出典:日刊デジタルクリエイターズ)、雪の溶けた幹線にたどり着いてから中~長距離走る場合は取り外してしまうのも良いでしょう。
なお、チェーンの取付は「バイク タイヤチェーン 取り付け」で検索すると多く出てきますので、使う予定のある方は要チェック!(例:バイクのタイヤチェーン装着方法)
諦めて歩く
諦めて歩いてしまうのも一つの方法です。
日陰の場所は朝からずっと凍っていたり雪が積もりっぱなしになってたりしますから、その時はバイクを停めて降り、ゆっくり押していきましょう。
ちなみに私はバイクしか交通手段を持って無く、公共交通機関からも遠い場所に住んでますので、片道2時間歩いて食料の買い出しをしたことがあります。
寒い朝に歩くと良い景色も見える時があります。
たまになら良いですね、たまになら…
まとめ
・まずは凍結路でのバイク走行方法について知っておく。
・自分のバイクに装着できる装備(スプレー、スパイクタイヤ、タイヤチェーン)の確認と装着。
・どうにもならないときは諦めて歩く、溶けるまで待つ。
無理に走ってバイクを転倒させて壊してしまうくらいなら、出来る限りの安全対策を取りましょう!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません