進入路造成 東方敷地の廃道整備 18年4月1~4日

 

2018年4月1日、昨日で小屋~公道が一応通れるようになったので、今日から東方敷地の分です。
基本的にこっちにキノコ栽培のほだ木を置いていくので、運搬車が進入出来るようになったら楽に作業が出来ると思われ。
こちらは前回のものとは違って丸太組の高さは1m程度となるからまだ楽…かと思いきや丸太組擁壁以外の廃道部分も整備しないといけないからどうなることやら。

前回はこっち!↓

 

一度簡単な測量はしたものの、今回は水盛りバケツも持ってきて高低差をちゃんと測定し直しました。
ちまちま基準高さと各地の地盤の高低差を測りながらの作業なので、今日はかなりゆっくり。
まあこうやって慎重にやったほうが局所的な体力の消耗も少ないしね。

廃道は大体水平になっているかと思いきや、中央辺りと公道近くでは高さがかなり異なり、未整備では公道側が30cmほど高かったりしました。
地盤はなるたけ水平にしていきたいので、公道側から基準レベルの廃道中央辺りまで切土しながら整地し、出た土は丸太組擁壁に使っていくこととします。
なのでしばらくは運搬車で土を遠くから運ぶ必要はあまりなく、出来る限り一輪車のみで運ぶことに。

 

東方敷地エリアは廃道脇に大きな木が多く、大きな根も多いのでなかなか切土が進行しません。
また、小屋周辺とは違って岩が多く、つるはしで一つ一つ掘り出して、丸太組の間の隙間などに入れて土が流れ落ちるのを防いだりしたり。
また大変な作業が続きそうだ…

 

刃を新品に変えた手ノコで根を切っていたら、勢い余って左ひざを切りました。
鋸は思ったより切れ味がよく、夏用の薄手のズボンはすっぱり切れて、皮膚も深さ数ミリ切って血がドバドバ。
「痛っ!あ、血が出る。早く小屋に帰らないと!」って感じで、やっぱり大人になるとその痛みよりも早く処置しなければ!ということで焦りますね。
子供のころはまずひとしきり泣いてたのにね。

 

ひとまずウェットティッシュで傷口を拭いて軽く消毒。
血の量が多かったので絆創膏だけでは抑えきれず、ガーゼを適当な大きさに切って絆創膏の上に当てて、さらに包帯でグルグル巻きにしました。
包帯があると圧力かけられるから、流血も抑えられてなかなか役に立ちますね。

パパッと治療してすぐに作業再開。
このくらいで我が崇高な労働を中止出来るかい!

昼間に買い出しに出て、帰宅後に昼寝して、夕方に少し作業。
今日はここまで。
土運びは傾斜少なく距離短いなら、一輪車のほうが早いかも。

 


4月2日、引き続き造成。

丸太組を横に延長していきますが、急斜面過ぎて一段目がなかなか安定して置けそうになかったので、鉈で作った木杭で一段目横木を留めてみました。
ここらへんは石が多いから地中の石で杭も弾き返されるかと思いきや、すんなりと80cmくらい入ってくれました。

今日はここまで。
基準高さと同じくらい丸太組が積み上がってきました。
もう一段くらい横木積んだら、運搬車導入したら良いでしょう。
一輪車だとちょっとの登り坂で移動がきつくなりますから。

午前中の3時間で終了。
短時間体力作業だったので午後からもバリバリ別の作業できるかと思いきや、花粉症でだるくなったりして結局小屋の中でだらだら。
秋の涼しくなってくるときはいくらでもエネルギーが沸いてましたが、暖かくなってくる時期はだるいっす。
やっぱり寒い方が好きですね、個人的に。

 


4月3日、快晴。

このエリアは少しゴミが多いからか、掃除してたら色々古いものが出てきます。
昭和のレトロな缶とか錆びたワイヤーっぽいものとか。
どれもボロボロなので再利用は出来なさそうですが…

午前の3時間ほどで作業終了。
拡幅工事しながら廃道整備。
工事が終わった場所は通りやすくなっていきますが、なかなか達成感ありますね。
土木もなかなか面白いもんです。
土木で短期住み込みのバイトとか無いかな。

今日も暑い。
夜に蓄えた冷気があるから小屋内は夕方前は涼しい。
サマータイムでは生活サイクルを大きく変える必要ありそう。
結局昼間の4時間くらいごろごろ。
まるで江戸時代の労働者である。

 


4月4日、暑い。
しかし午後からざっと雨降るらしいので、買い出し行こうとしてたけど中止して午前は土木作業。

切り土による整地箇所が少なくなってきたので、この日は落ち葉掻きと岩の除去がメイン。
道上の岩はどれもほとんど風化してたので、ハンマーで割って小さくして、手で運んで擁壁近くに一時保管。
路盤表面浸食対策とか丸太組の横木と横木の間から土こぼれ対策とかに使用予定。

落ち葉掻きでは小さな切り株も抜きながら進行。
カシらしきものは地下深くに根が伸びていくので、細いものでも抜きづらかったです。
また、つるの根が表土近くにひょろひょろ伸びており、いちいちレーキに引っかかってうざったい。
伐採時も掃除時も、つるは全ての段階で邪魔な奴である。つる、切るべし!

まだ少し凸凹な道ですが、運搬車のクローラで踏んでいけばならされていくだろうと思って、遂に東方敷地に運搬車導入!

 

若干久しぶりの運搬車のエンジン音を聞くと、安堵すら覚えますw
基本的に急斜面を移動するときは、エンジンを斜面下側にしたほうがいいことを学んだので、後進1速でサイドクラッチレバーも併用しながら進入。
空荷なので上手く行きました。
こういう小型運搬車は人力で無理矢理バランス取ったりできるのが良いですね。
山林生活の大事なお供かもね。

切り株抜いたり岩をどかしたりしたので、切り土予定地のこんもりした奥地まで無事に進んでいくことが出来ました。
これで一気に盛土していく準備が整いました。

しかし今日は暑くなってきたので、ここで作業終了。
進入路造成は4月中で大体全部終わりそうですね。
5月は椎茸ホダ木の本伏せとなりますが、進入路が出来上がればそんなに時間はかからないでしょう。
ゴールデンウイーク、何かしようかな…

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