入植時に持って行ったもの バイクと農具と工具

2016年9月6日土地探しと入植

NC750s

バイク編

NC750s

NC750s
仕事しているときに新車で買った、ホンダのNC750s DCTタイプ

こいつは大型バイクなのに新車で約70万円ほどで、燃費はカタログ値で40km/Lほど、実燃費でも走りやすい道なら35km/Lくらいになる、価格と実用性に優れた大型バイクです。
Bライフ的に行くならやはりスーパーカブを、自給自足型田舎暮らしを目指すなら軽トラをメインの乗り物にしていくべきなのでしょうが、ま、これは私の趣味が半分という感じで…。

年式は2015年式で、DCTというATみたいにクラッチ握ってギアチェンジをする必要のないタイプです。
以前は250ccのバイクを乗っていましたが、何だかMTよりもDCTのほうが加速が早い気がします。もちろん排気量の差もあるのでしょうが、走り屋で無い自分にとってはDCTのギアチェンジのほうが自分よりも賢い感じがいたします。

将来的には軽トラも欲しいのですが、入植当初は進入路すら無いし、やはり四輪は税金などの維持費が高いので、どうしても必要になるまでは買いません。
ホームセンターで大きなものを買ったときは、軽トラレンタルサービスを利用すれば良いしね。

マルチウィングキャリア

バイクの積載性を高めるため、NCシリーズはリアシート下に給油口がありそのままリアシートに荷物を載せると給油がしづらいため、キャリアをつけました。
今はもっぱら下記の箱を載せていますが、デザイン的にも実用性も優れたものです。
作りがしっかりしているからフックをかけやすくて良いです。

RVBOX460 鍵付き

所謂「ホムセン箱」ですが、このRVBOX460はバイクに取り付けることを目的としているからか、普通のRVBOXとは違って南京錠を付けなくても鍵を掛けられる、ベルトを付けるための通し穴が4つ付いている、という特徴があります。
バイクを日常的に使うと雨の日もよく使用することになりますが、こういうときはこの箱がかなり役立ちますし、スーパーで買った食材はこの中に放り投げておけば済んでしまいます。
今のところ雨でも箱の中に水がしみこむことは一切なく、豪雨でもノートパソコンを積載して図書館に行ったりすることも簡単です。
バイク生活をする方にとっては必需品だと思います。

荷締めベルト

荷締めベルトには、上記のRVBOXを取り付けるためのもの、ラチェットが付いたものの2種類を所持しています。
ラチェット型のものは小さいながらもかなりの引っ張り力を出すことが出来ますので、重い荷物(水タンクや携行缶)でも安心して積載することが出来ます。
おそらく軽トラを購入してからでも大変重宝することになるでしょう。

ビニール袋に入れた洗濯物などかさばるけど剛性の無いものは、下記のネットがよろしいかと。

ツーリングネット

リアシートなどに簡単に荷物を取り付けたいなら、やはり昔からあるツーリングネットです。
あまり重たいものだとバランスを崩したときに横からずれ落ちる危険性があるため、軽い荷物を積載するときに使用するのがおススメです。

ツーリングフックバー

あまり使用はしていませんが、ナンバープレートにツーリングフックバーを取り付け、引っ掛ける箇所を増やしています。

オートバイ用シガーソケット+USBポート・スマホホルダー

車やバイクはバッテリーを充電しながら走行することになりますが、だからこそ走行中はスマホやモバイルバッテリーの充電のチャンスです。
スマホのマウントホルダーを取り付けUSBケーブルで繋いで充電することで、自宅に電気が無くても充電することが出来ます。

ただし、停車時の充電はやめておいた方が良いでしょう。カーバッテリーはすぐに消耗してしまうようですから。

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バイクアクセサリー合計金額:約17,000円

まあ他は簡単な整備用に、各種ドライバーやレンチなどの工具、チェーンオイルやチェーンクリーナーも持っていきました。
ラチェットレンチは無いんだよなぁ。

 

農具・工具編

10年近く前に地元のホームセンターで購入しました。
実家の花壇の整理、狩猟罠の設置などに重宝していましたし、入植してからも整地や切り株除去、杭の設置などで大変重宝しています。
家庭菜園だけでなく土木作業にも使用できるので、まずは一本持っておくのが良いんじゃないでしょうか。

三角鍬

鍬が三角型になり、刃先がとがっているものです。
菜園での草取りなどに利用できます。
入植しばらくはあまり使っていません…。

大鎌

鎌には腰をかがめて片手で使用する小さな鎌と、立ちながら両手で使用する大鎌があります。
大鎌は大胆に草を刈っていくことが出来るので刈り払い機に似ているのですが、もちろん刈り払い機よりも軽いし維持費も安いです。
草地が1反以上あって毎年刈らないといけないというなら刈り払い機も選択肢になるのですが、私の山林では草地が少ないのでこの大鎌で間に合っています。

大鎌は刈り払い機と違って自分を怪我させる危険性は少ないし、石を飛ばしてしまう恐れも無いので、足場が悪いところでも安心して使用できます。
造成した後に草が生えてきたような資材置き場や河川敷なら刈り払い機のほうが良いかもしれませんが、DIY山林開拓では大鎌をおススメします。
ただし、林業用造林鎌はそれなりに高価です…。

鉈にも色々な種類がありますが、自分が所持しているのは以下の2点です。

ホームセンターで購入した片刃鉈はそれほど高級なものではありませんが、ちゃんと砥石で研いでいくと切れ味が保てますし、何より研ぎやすいので砥石のいい練習になりました。
チェーンソーでの伐開時には、主にこの片刃鉈で伐倒した木の枝払いを行っており、ただの鉈一本だけで雑然としていた伐採跡が綺麗に片付いていく様子は我ながら圧巻です。

以前の職場でもらった、鉈鎌とかうなぎ鉈とか呼ばれる鉈も所持しています。
この鉈は平べったい両刃のものなのですが、やはり軽いし鎌のようにも鉈にも使用できるので、オールラウンダーな開拓道具として使用しています。
特に草地での草刈り時には小さな木や太い萱なんかも混ざっているので、大鎌で切りにくいものがあればこの鉈鎌で綺麗に切るようにしています。

大型ハンマー

以前は菜園内にあった大型の岩を割って取り出すときに使用していました。Σ(゚д゚`)・・・!?
現在では主に杭を打ったりするときに使用しています。
道具の手入れ用の小型、クサビを打ち込むための中型、杭などを打ち込んだり岩やブロックを破壊する大型ハンマーを各種揃えておくと便利かも?

レーキ

あまり使用経験は無いのですが、アメリカンレーキも所持しています。
刈った草をかき集めたりするものですが、地表に根っこが大量に露出していてすぐに引っかかるので、山林内ではあまり上手く使用できません…。

剣鉈

罠猟で止めを刺すために購入しましたが、使用経験はまだありません┐(゚~゚)┌
今はいきなり獣がテントを襲い掛かっても大丈夫なように、枕元に置いてあります。(まず使用機会は無いでしょうね!)

砥石

ダイヤ製砥石を所持しています。
小さな平ヤスリは鎌や小さな刃物の手入れ用に、両面ダイヤ砥石は鉈などの手入れ用に使用しています。

農具・工具合計金額:約39,000円

それなりにお金がかかっていますが、普通の人は剣鉈は必要ないのでもう少し安くなるはずです。
とりあえず、鍬と鉈と鎌と砥石はおススメ。

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