小型ロケットストーブの製作
田舎暮らし・小屋暮らしブログによく登場する、「ロケットストーブ」を自分も作成してみました!
と言ってもまだ田舎暮らしを始めていないので、調理などに使用できる中~大型のものは作ってもまだ運用に困るので、ひとまず小型のものを練習として製作することにしたのです。
よく作られるロケットストーブは、一斗缶やペール缶をベースにし、煙道にはホームセンターに売られているステンレス煙突を利用することが多いです。
今回は小型のものを製作するので、ベースをパイン缶とし、ステンレス煙突の代わりにスチールジュース缶を煙道として使用することにしました。
パイン缶もジュース缶もスーパーで購入できるので、安くかつ簡単に材料を入手することが出来ます。
材料
材料は以下の写真のとおりです。
uccの缶は実際には使用していません。
一斗缶ロケットストーブでは一斗缶2個分の煙突の長さより、一斗缶+半斗缶の長さのほうが調理の熱効率が良い、という記事を見たことがあるので、パイン缶の半分くらいの長さの鯖缶を使用しました。
価格は全部で500円くらいでした。
他にはアルミテープとパーライトを少々使用しました。
とりあえず缶を開けるため、内容物を飲み食いします。
コーヒー飲みまくると小便が出まくります…
製作
鯖缶とパイン缶に、スチール缶が入る程度の穴を金切りバサミ等で開けます。
小型スチール缶にもスチール缶が入るくらいの穴を開けます。
そのまま挿すとオス側の缶の上部が上昇気流の邪魔になりそうなので、切れ込みをいれて折り曲げました。
パイン缶と組み付けます。
このとき内側のスチール缶の底がパイン缶の底に接しないようにします。
熱が伝導してしまうため!
スチール缶を繋げます。
アルミテープを張るのは少々面倒ですが、細い棒などを使用して適当に張ります。
パーライトを入れます。
入れて、振って、入れて、振ってを繰り返すと隙間なく入っていってくれます。
鯖缶を上から挿します。
このとき、パーライトを充填するための穴を開けておきます。
パーライトを少しずつ入れていきます。
最後にアルミテープなど(出来れば高温に耐える素材)で穴を塞いだら完成です。
この手に収まる感じが何ともたまらない!
このままでは鯖缶のデザインが目立ちますが、黒色に染めたりしたらちょっとしたインテリアっぽくなるかも?
製作時間は1時間ほどでした。
このくらいのレベルなら小学生の自由研究にも使えそう。
使用感
流石に小さすぎるので、調理には使用しづらいです。
最近寒いので、室内で火鉢代わりに使用することにしました。
(暖房にしか使用しないなら煙突はいくらでも長くしてもいいじゃないか!と製作が終わってから気付きました…)
まずは指くらいの長さの炭を上から入れ、横から細く丸めた新聞紙を入れて着火しました。
上手く煙突効果が作用したので、火が逆流することはありませんでした。
炭の質が良いと煙もほとんど出ずに燃焼するため、暖房としてはそこそこ良いものが出来たと思います。
ただ、断熱層が薄いからか、燃焼最中には軍手を使用しないと本体を掴むことが出来ませんでした。
もうひと回り大きな缶をベースにしたほうが良いかもしれませんね。
後、ジュース缶くらいの大きさの曲がりパイプがあれば欲しいです。
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