2018年キノコ栽培 クリタケの植菌と接地伏せ 3月9,10日

キノコ原木栽培

2018年3月9日、雨降りそうな曇り。
前日は一日中雨だったので小屋でプレステしてました!

椎茸ドリルを用いた植菌開始。
椎茸の種駒が無くなったのでクリタケに移ります。
しかし曇りなのでソーラーパネルの発電量が少なく、また昨日はゲームのしすぎでバッテリーの電力余力少ないからか、ドリルを深く突っ込んだ時にパワー不足で止まりそうになりました。
300駒ほど打って少し発電させてから再開しよう、ということでひとまず仮伏せ整備。

今までは寒かったので日中の太陽光を取り入れるべく、南側にはブルーシート一枚被せて保湿してました。
しかし最近は暖かくなってきたのでこのままでは昼間は高温になってしまいそうな気がしてきました。
シートを取り払って南面にも笠木を大量に配置しても良いのですが、笠木の隙間から直射日光が入られるのは危なさそうなので、結局シートを被せたまま笠木を置いていってみることにしました。

縦積みで側面を満遍なく覆うのは少し難しいので、伐採跡地に転がっている枝を丸鋸で切断してシートに立てかけていってみることにしました。
更に暑くなったらもっと枝葉を立てかけていけばいいでしょう。
大体の下地が出来上がったら厚みを増やすのは楽になってくる、かもしれない。

仮伏せ場B区では試しに焼却処分予定だった段ボールを側面に巻いてみることにしました。
見栄えは、まあ微妙ですが、保湿と遮光は出来ると思う…
結果はどうなることやら。

東方敷地の仮伏せ場C区はシートを取り払って、枝葉で丸ごと覆ってみることにしました。
もしかしたら、結局人工物とか使うよりこうやって自然のものを大量に使ったほうが温度や湿度を安定させることが出来るかもしれない、と感じてきた…。
ちょっとくらいのミスなら耐えてくれるのか、菌たちよ。

 

クリタケの植菌再開です。
クリタケの仮伏せは裸地での接地伏せ+笠木としてみます。

クリタケの仮伏せは椎茸とは違って次の秋まで行うものらしいですが、作業効率的には本伏せ予定地で仮伏せし、本伏せ出来るくらい菌が蔓延してホダ木が乾燥したららそのまま土の中に埋める、っていう手順が良いでしょう。
仮伏せ場と本伏せ場が異なるなら、狭い範囲で納めることが出来る薪積み(横積み)が良いでしょうが、乾燥したら散水しなければなりません。

夏場は出ていくことが多いと思うから散水が出来ないし、今はまだ進入路が出来てないから本伏せ予定地の東方敷地に運びにくいし、今季の夏場の出稼ぎまでに出来上がる保障も無いので、薪積みでなくいったん裸地接地伏せにしてそのまま来季の秋まで仮伏せすることとします。
接地伏せなら散水無しでも夏場を越せそうですからね。

今日は結局電力不足で1000駒のみ植菌。
余った時間は進入路造成してました。
でもまあ次の種駒が届くまでは時間あるからそんなに急ぐ必要はありません。
最後の種駒として送料無料になる個数、椎茸2000、クリタケ3000駒を注文。
今年は6000+10000+5000=21000駒、椎茸15000、クリタケ6000駒植菌することとなります。
原木は余りまくるでしょうが、まあ初年度の植菌数はこんなもんで良かろう…
事業用栽培は人生で初めてなのでチキったったわい。

林業はかなり物理的ですが、農業は生物的・化学的というか。
一応高校の時は物理ではなくて生物専攻してたんすけどねえ。
ゲームで言うなら林業は戦士、農業は魔法使い。
一般人から見れば両方、「荒くれ者」


 

3月10日、快晴。
この日以降晴れが続き、気温も一気に上がるようで。

午前に進入路造成して、残っていたクリタケ1000駒をちゃちゃっと終わらせます。
快晴なので電力も大丈夫っぽい。
そのまま秋まで仮伏せを行うクリタケでは、やはり接地伏せの場所に悩みます。
接地伏せは広い面積必要ですから。

今日は快晴なので植菌中でも直射日光対策する必要ありそうですが、散水チューブで散水しながら植菌すれば直射日光当たってもやられない気がします。
やっぱり散水チューブは便利!

 

種駒の袋は500駒で一袋ですから、500駒打ったら植菌一時停止して笠木をかけていきます。
丸ノコ片手に伐採跡地をうろついて長すぎるものは手頃な長さに切断。
どんどん片付いていって歩きやすくなるのが良いですね。
ただのゴミのようなものたちが、ようやく収まるところに収まった感じがある。
しかし枝だけの笠木って、もっと先端のほうにある枝葉の部分と比べて機能的にはどうなんだろう。
枝だけの笠木は労力の割に直射日光遮る割合は低いでしょうが、枝葉よりも劣化しづらく通風性がある?

散水チューブを動かすときは水を停止せずに行うので、濡れまくり。
もうちょい操作性良くしたい。
でも掛け流しにしないと圧力高くなりすぎて継ぎ手がふっ飛ぶからな…

B区では散水チューブは使わず、そのままジョバジョバ水をかけていきます。
こっちのほうが水量の割にホダ木を濡らしやすいですが、やはり手間はかかりますね。

来年以降はクリタケも薪積みして1か月ほどは散水しまくって活着させ、1ヶ月ほど経ったら東方敷地の本伏せ予定地まで運んで仮伏せ。
本伏せ時期になったらその場で埋めていく、という流れになるかな。
椎茸にせよクリタケにせよ、散水場を整備したほうが良いかも。

種駒を注文しましたがなぜか配達が遅れたので次の記事は少し日が飛びます。
それまではひたすら進入路造成。

12