薪ストーブがわかる本

2016年4月3日実用書・一般書

目次

 

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・写真や図が多く、薪ストーブの基本のほぼ全てがわかる

 


・薪ストーブのカタログや構造

 

・燃焼の基本や薪の基本

 

写真や図が多く、薪ストーブの基本のほぼ全てがわかる

この本は薪ストーブを初めて導入する人に向けて書かれた本で、薪ストーブの価格や購入方法、必要な道具、運用方法などが載っています。

図やイラストがかなり多く見ているだけでも楽しいですが、ランニングコストや炉台と壁との距離などの数値データも多くあり、具体的な導入計画を立てるのにも大変役立つと思います。

ちなみに薪と灯油のコスト比較を簡単に書くと、同じ熱量を生み出す場合、灯油と特価薪(雑木何でもあり、1束2kg100円)は同じ、ホームセンターの薪は灯油の2倍以上のコストになるようです。
1日の使用量は2,3束程度になるようです。
薪ストーブの導入金額は、ストーブの約3倍くらいで、120万円前後になるようです。

また、薪ストーブを用いたレシピやインタビューもあり、具体的な参考になるだけでなく、モチベーションの向上にも繋がるものとなっております。

巻末には各都道府県の代表的な薪ストーブ取り扱い店舗が載っており、専門業者への連絡も簡単に行えますね。

 

薪ストーブのカタログや構造

この本は183ページありますが、その内前の64ページまでがカラーになっており、薪ストーブの性能が載ったカタログや写真が多く載った実例が記載されています。

2004年に発行された本なので商品は今といくらか変わっていると思いますが、記載されている数が多いので、この本に載っているものだけでも基本的な薪ストーブの種類がわかるようになっているでしょう。

薪ストーブの使用方法や設置計画の立て方、メンテナンスの方法も詳しく載っています。
機能的、高燃焼率になればなるほど複雑な構造になりますが、色々な機能の使い方や調整方法もわかりやすく、この本一冊あれば実践出来そうです。

以下、少しだけ日本暖炉ストーブ協会の薪ストーブの設置基準を転載しておきます。

安全のための設置基準だから、このくらいの情報公開はしてもいいよね?

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燃焼の基本や薪の基本

薪ストーブは焚き火のような一次燃焼だけでなく、煙も燃やす二次燃焼以上も行いますが、その仕組みもわかりやすく記載されています。

二次燃焼は①空気と煙が十分に混ざり、②燃焼室の温度が550℃以上あることが必要です。
最近の薪ストーブには二次燃焼を起こりやすくする触媒が付いているものもあり、それだと260℃程度で煙を燃やすことが可能になるようです。
ただし触媒の値段は高い割に消耗品で、導入するとコストが上がってしまうようです。

薪の作り方や保存方法なんかも載っており、薪の割り方や必要な道具に関しては写真が多く、かなりわかりやすくなっています。
薪割りなんて両手斧だけでやっていくものかと思いきや、場合によってはクサビを使ったり三角ヘッドの斧なんかも使ったりするほうが良いようですね。
後、やっぱり同じ長さに切りそろえるのには、チェーンソーが必要になるよう。

 

薪の保存条件には、以下の4つが挙げられるようで、その条件にかなった薪小屋を作る必要があります。

・雨や雪で濡れない
・土に直接触れない
・風通しが良い
・薪ストーブのある室内に運びやすい

また、使用する薪の樹種も大事ですが、それ以上に乾燥しているかどうかのほうが重要のようです。

 

(以下、地球丸ウェブサイトより抜粋)

内容

薪ストーブは、自然豊かな地域で暮らす人はもちろん、都市部で暮らす人たちにも、生活に取り入れたい暮らし の道具として、高い人気を持っています。しかし、「操作が難しそう」、「薪はどうやって用意するの?」など、疑問や不安があり、設置を躊躇されている方が 多いのも事実。本書はそのような疑問や不安に的確に答え、薪ストーブのある暮らしの楽しさや豊かさを伝える「薪ストーブを正しく楽しく使いこなすためのガ イドブック」です。

本の目次
第1章 living 薪ストーブのある暮らし
明るく美しい軸組みの空間で、曲がり梁と漆喰壁に映えるストーブ
長野県原村●T邸
バーモントキャスティングス/デファイアント火を繰る楽しみや、独特の温かさ
多くの楽しみを与えてくれる薪ストーブは別荘ライフの主役
栃木県那須町●A邸
ダッチウエスト/セネカFA405木の伐り出しから薪割り、メンテナンスまで。
薪ストーブは日常の暮らしの大切な一部
兵庫県山崎町●西川宏樹邸
ヨツール/F500第2章 selection 最良の一台を選ぶ
1 タイプ別薪ストーブカタログ112
2 自分にあった一台を選ぶ
大きさで選ぶ
デザインで選ぶ
用途で選ぶ

第3章 how to use 上手に楽しく使いこなす
1 季節のスケジュール
春の仕事
夏の仕事
秋の仕事
冬、本番!
2 まずは薪づくりから
入手法
薪選び
正しい薪割り
必要な量とストック法
3 上手で安全な操作法
慣らし運転
安全の確保
火をつける
火の調節・運転術
消火の仕方
ツール活用術

第4章 knowledge 薪ストーブを正しく知る
1 薪ストーブの種類と仕組み
薪ストーブの種類
内部構造と各部の働き
煙突と炉台2 燃料の仕組みを知る
木材の燃焼
燃焼方式
二次燃焼の仕組み3 設置とプランニング
安全な設置
煙突の設置
プランニング4 薪ストーブのコストを知る
かかる費用の概略

巻末ガイド
薪ストーブショップガイド
薪ストーブの用語辞典

薪ストーブがもっとわかるCOLMUN
(1) 高気密住宅に有効な外気導入システム
(2) 薪以外の燃料を使うストーブにも注目!
(3) 発注多数!破損・故障の要注意ポイント5
(4) 灯油より安い!話題の1束100円の薪

 

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