刈払機初心者の初使用レポート・大きな笹(メダケ)や茨を刈る
今後の山林開拓のため、樹木だけでなくて草も効率よく刈っていくために、刈払機を買いました。
排気量30㏄クラスの、山林でも十分使える強力な機種です。
刈払機をちゃんと使うのは実は初めてで、トリガーレバーを折ったりするようなトラブルもありましたが、まあ何とか使えるようになりました。
混合燃料には、ハスクバーナのオイルを使用しています。
2ストロークオイルの中では、プロが使うような高品質のものです。
安全保護具
刈払機は、危険な道具です。
初心者と言ってもそのことくらいは分かっていたので、所持している安全保護具は全て付けて作業してみました。
まあチェンソーによる伐採装備とほとんど同じで、シールド付ヘルメット、防護ズボン、安全スパイク地下足袋の3つだけですけどね。
これらの装備は山仕事全般に使えますから、揃えておくのも良いと思いますよ!
でも多分、もうちょい刈払機作業用の道具も巷にはあると思います。
そこら辺のことも勉強していくか、記事としてまとめるかしていきたいですね。
水田跡の笹(メダケ)を刈る
2019年1月11日、記念すべき(?)、刈払機初使用の日。
エンジンをかけて、右から左に振るって(キックバック対策)刈っていきますが、
「排気量大きいのに何だか上手く切れないな~?」
というのが第一印象でした。
直径3cm程度の灌木でも、フルスロットルでゆっくり切らないと切れません。
「おかしいな、おかしいな~!こんなもんなのか!?」
と思いましたが、原因は、以下の記事で…
当たり前ですが、刈払機を使っても、刈った草が無くなるわけではありません。
背丈の低い草地ならまだしも、高さのあるメダケを刈っていく場合は、刈払機でいくらか刈ってからエンジンを止めて、鉈片手に片付けなければなりませんでした。
しかしやっぱり、大鎌より楽です。
鎌は手前に引いて刈るので、草が大きいと自分の方に倒れて草に叩かれてしまいますが、刈払機だとそういうのがかなり少ないです。
石などの障害物が多い場所では鎌も良いでしょうが、やはり基本は刈払機のほうが早いし、疲れなくて良いですね!
なお、使っている鉈は、うなぎ鉈です。
軽くて、つるを切りやすい形状になってますから、普通の箱型片刃鉈よりもおススメですヨ!
メダケは水田跡に生えていますが、獣たちの寝床にもなっているのか、メダケが生えておらず足跡が大量に残っている場所もありました。
こういうところに罠をしかけると大猟だろうね…
まだまだ笹はありますが、作業道予定地終点に辿り着くことが出来ました。
ゆっくりと整備していきます。
強力刈払機でも流石に太い木は切れないので、草を刈って近づけるようになったものを、まとめてチェンソーで伐採。
水田跡は湿っているので、つるの量も多くて非常にうざみ。
メダケが密集してないところでは、草刈りもサクサク終わります。
草刈&伐採が終わったら、道っぽく見えてきました!
まだまだ根株が残ってたり傾斜があったりするので、運搬車は通れないですが、バックホウで整地していこうと考えています。
メダケ密集地帯は、もう地道にやるしかありません。
ある程度刈って、片付けて、刈って、片付けて…
なお、一番最初から根元を刈ろうとしても良いですが、ある程度上部を片付けてからまとめて地面スレスレで刈る、ってのもの良いと思いました。
ず~っと作業して、最初の写真に比べると大分見晴らし良くなりました。
斜面の茨を刈る
南向き斜面は日当たりが良く、色々な草木がすぐに生えてきます。
コナラの倒木がまだ薪として回収できてなかったので、邪魔な草木を刈り払い機で刈っていくことに。
主な草の種類は、イバラと、フジヅルと、背丈の低いササです。
「U型ハンドルの刈払機は斜面だと作業がしにくい」と言われていますが、それほどしにくさは感じられませんでした。
確かに常に肩ベルトで本体を支えられるわけではなく、腕で本体を持ち上げる必要もあったりしますが、作業は普通に可能でした。
ツーグリップなどならもっと作業しやすかったかもしれません。
しかし、今回刈払機を購入したメインは、平地の水田跡の笹を刈ることですから、今のところ後悔は無いです。
メダケを刈ったときと同じですが、イバラとツルは刈払機のみで片付けられるわけではありませんでした。
イバラには強靭なトゲがあるので素手で掴みにくく、鉈に引っかけて放り投げる。
しかしツルが絡まっていたりもするから、結局ちまちま鉈も併用して、刈りました。
まあでも、刈払機だと鉈よりもリーチが長いですから、イバラの根元を刈るのも簡単でした。
作業が終わると草木で覆われていたコナラも露出して、玉切り&集材もしやすくなりました。
これからもどんどん南向き斜面のコナラを伐採することになりますから、伐採後は多くの草木が生えることでしょう。
刈払機ならそういうのを一掃出来ますから、開拓後の山林管理にも役立ってくることだと思います。
田舎暮らしをしている人にはお馴染みの機械ですが、自分もゆっくりと技術を身に付けて、他の人たちに負けないくらいの実力を身に付けていきたいです。
そう言えば、草刈り中にこんな穴開き缶を見つけたんだよなあ…
何に使ってやろうか、gff!
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