山小屋暮らし4thシーズン開始&草刈り&日常生活

山の暮らし

草刈り前の小屋

2019年9月中頃に山小屋暮らし4thシーズンを開始しました。

日当たりが良くなったこと、雑草の種や根が残っていることが多くなったことで、草の伸びが年々増えてきました。
というわけで、小屋開け作業はだんだん「草刈り」がメイン作業となってきました。

 

※公開が遅れました…

 

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草刈りの様子

草刈り前

山小屋に久しぶりに来た様子です。

8月のお盆の時にも来ましたが、草を刈ってなかったので更に伸びてきています…。
草とジョロウグモの巣をかいくぐって、何とか小屋に入れましたよ。

 

南側下屋内は、雨が当たらないはずなのに凄い草の伸び!

屋根がある場所でも土があれば、草木が根やランナーを伸ばしてどんどん生えてくるようです。
こういうのは小屋の土台や床束の風通しを悪くして耐久性を下げてしまうので、早急に刈らねばなりません。

 

南側薪棚は崩れてはなかったけど、草の中に埋もれてる!

このままじゃあ風通しが悪くなって湿度が増えて、乾燥しません。
こちらも早急に草を刈る必要があります。

 

草刈り中

ソーラーパネル近くは電線があるので、刈払機を使わず鎌でちまちま刈ります。

基本的に、切ってしまうとダメな障害物が近くにある場合は鎌で刈り、機械は使いません。

 

↑ダメな例

果樹の周りも刈っておこうと刈払機を使ったら、果樹も切ってしまいましたw
機械はスピードが速いし、キックバックとかもあってコントロールが効きません。
やっぱりまずは鎌で刈ってから、残りは刈払機を使う、って流れが絶対ですね。

 


草刈り後

午前中の半日ほど時間をかけて、小屋周りの草を刈った様子。

ソーラーパネルの発電量も大分回復しました。
最初は「草に埋もれて窒息しそうだ」とも思われた小屋ですが、草刈りのおかげで息を吹き返したように思えます。

草の伸びが凄かった南側もこの通り。

草を刈れば半ズボン+サンダルでも外を歩けます。
逆に言えば、草を刈らないと歩くだけでも装備が必要。

南側薪棚近く、果樹近くも刈ると、出稼ぎ前の風景に近づいてきました。

下草がほとんど無い壮齢林・極相林だと伐採直後でもあまり草が生えません。
しかし、年を経るごとにだんだん種が外からやってきて種や根が残り、伸びやすくなるようです。
山の中、自然の中で生きていくなら、草刈りがルーチンワークになることは覚悟するべきですね。

 

水が出なくなった

山小屋暮らし1st,2nd,3rdシーズンでは取水口を作ってパイプで小屋近くに水を引いてました。

でも4thシーズンになると大雨や台風で水流が変わったのか、採取していた場所で水が流れなくなりました。

雨の直後だと濁った水がちょろちょろと流れますが、雨の1,2日後くらいで流れなくなるようになりました。
量が不安定で、採取できたとしても濁ってて質の悪い水…

しょうがないので、山の下流の沢水をバイクとタンクで採取したり、雨の日に雨樋から流れる雨水を採取するようになりました。

今までずっと濾過してない水を飲んでたから、まあ大丈夫でしょう。
大抵は炊飯に使ったりロケストで沸かしてから飲みますし。

そう言えば、1stシーズン最初でも沢水と雨水を飲んでたなあ。
まさかここに来てライフスタイルが回帰することになるとは。

その他日常

100均密閉容器に入りきらなかった米は、ジップロック+ビニール袋で保管してました。

しかし結局、毎年恒例のノシメマダラメイガにやられてました…
玄米にせよ白米にせよ、暖かい時期に保管する時は頑丈な容器で密閉しないといけないようです。
薄いプラスチックだと簡単に食い破るからなあ。

 

自作したロケットストーブですが、大きな劣化も無く使えています。
ただ、金属部分は水はほとんどかからないはずなのに変形と錆が多くなってきてます。
要の部分はレンガやコンクリートなどで作ったほうが長年使えそうですね。

ほぼ毎晩調理に使ってます。
食事中に水を沸かして、食器を洗ったり身体を洗ったり食後のお茶を入れたり。
いつも通りのルーチンワークになってて感動はありません。
ごく普通に使ってます。

夜になると光に寄ってくる多くの種類の虫を見ます。
大抵は蛾とかカマキリですが、まれにクワガタとかも来ます。

 

 

4thシーズンはこんな感じで、水以外の生活様式は特に変わること無く、普通の山小屋暮らしをしています。

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