綺麗さっぱり終わらせたい。ゴミの処分と引っ越し作業

山暮らし始末記

山暮らし始末記

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端材等は焼却処分

2019年10月より、12月末の最終日に向けて、処分できるものはしていくことに。

 

小屋南面には自家製材したアカマツの半角材がありました。
昔ながらの軸組+貫工法で6畳の小屋を作ってみたいと思っていましたが、その材料の予定でした。

その予定も強いやる気も無くなったので、処分。
残しておいても邪魔になるだけだろうし。
ちゃんと製材されたものならまだしも。

山小屋暮らし1stシーズン、開拓伐採時に得られた枝を切って薪にしてました。
ロケットストーブでの調理にちょこちょこ使ってましたが、燃費が良いので大量に余ってしまう。

これらも放置していると腐っていって薪にすらならない。
処分決定!

薪の出荷時に剥けてしまった樹皮、燃えるゴミなどと一緒に、枝薪や端材は焼却処分。

乾燥させたアカマツはやっぱりよく燃える。
放置してたら小屋に燃え移りそうな不安があったので、ちょくちょく角材を動かして安全を確保したり。

 

クリタケの枕伏せしていた分は害菌の侵攻が多く、埋めて本伏せしても収穫はほとんど出来なさそうな感じでした。
これらも放置してたら邪魔なだけなので、井桁に組んでその下に着火して、キャンプファイヤーみたいにして焼却処分。

「そこそこ太くて雨ざらしの丸太だから、全て燃えきるのは難しいんじゃないか…」
と思ってましたが、炭化して燻ぶるようになっても燃焼が進み、綺麗に灰化してくれました。
24時間くらいかかりましたが。

 

ソーラーパネルの移動

焚き火する時、熱でソーラーパネルが劣化するのは嫌だったので、ちょくちょく移動してました。
上の写真は、脚立と角材を利用した即席の架台。

こういう構造をサッと思い付けるようになったのも、山小屋暮らしによる恩恵だよなあ。

 

しばらく放置しても吹っ飛ばないよう、本架設をしておくことに。

まずは単管を上の写真のように、簡単に組む。
横方向の単管は水平になるように。

ソーラーパネルのアルミフレームには穴が開いているので、耐候性のあるPPロープでちょうどよい大きさの輪を作る。

上側単管に、PPロープの輪を通す。

パネルを置いていけば、シンプルなパネル架台完成!
下側は引っ掛けているだけ。

100Wパネル6枚を並べるなら、4m単管がちょうど良い。

 


物の整理と掃除

山水引水資材も全て片付け。
黒パイプにはツルが巻き付いてたりして、回収にちょっと時間かかりました。
丸めるのもたいへ~ん。

取水口とかも出来るだけ綺麗に片付け。

燃えないゴミはクリーンセンターへ持ち込み。
薪の出荷実験に購入した中古米袋が役立ちました。
ビニール袋は破れやすいからねえ。

結局、燃えないゴミを捨てに行くのは4年目になって最初で、最後。

 

寝室になっていたロフトも全て片付け。
ホウキで出来るだけ綺麗に掃いておく。

小屋の床に置いていた物も全て取り出し、ホウキで掃いて、雑巾がけしておく。
山暮らしだとどうしても室内にホコリが入りやすく、汚れもすごい溜まってた…

小さな焚き火で、最後のゴミを処分。

 

2トントラックで引っ越しとゴミ搬出

引っ越しとゴミの搬出は、オリックスレンタカーさんで2t平トラックを借りて行いました。
大晦日でしたが、予約は普通に取れました。

荷物は運搬車で何往復もして、道際に運搬しておく。
平トラックだから荷物が吹っ飛ばないように、バランスを考えながら積んでいく。

最初は「1tトラックで大丈夫かな?」と思ってました。
でも積み切れなかったら困るので、余裕をもって2tにしたはずです。

で、結局、2tがちょうど良かった…
荷物だけなら1tでも何とか大丈夫だっただろうけど、溜まった燃えないゴミを往復せずに捨てるにはやっぱり2tで良かったね。
それに積むのも楽だし。

「大晦日のクリーンセンターは混むだろうな~」
と思ってましたが、2,3台待つだけと、意外に待ち時間少なく。
処理費は数百円。やす~

この後、4時間ほど走って、積み荷を降ろしてひとまずの引っ越し完了。
次の日(元日)、オリックスさんのところに4時間かけて行って車を返却し、バイクに乗って引っ越し先に行き、全て終わり。

 

最後の景色はやっぱりこの構図。

コナラが落葉しきって空が広くなった、大晦日には珍しいポカポカ陽気。

 

この景色は、自分が作り上げたのだ。
自分は、ここで暮らしたのだ。
この山は自分の全てを受け入れてくれた。

そのことは忘れ得ぬ。

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