山の暮らし小ネタ集 2016年9月~17年4月

2017年5月28日山の暮らし

細々した山暮らしネタを集めました。


テント暮らし中は高さ可変式座卓を購入し、これでノートパソコンしたり食事したりしていました。
小屋建ててもロフトを和室にして座ってパソコンしようと思いますので、そのときでもこの座卓は役立つでしょう。


剣鉈を購入していましたので、野菜切ったりできないかと思って試してみましたが、小さなナイフのほうが使いやすかったです。
南瓜のような大物切ったりするのに剣鉈使おうかしら


欲しいものはすぐにスマホのメモ帳に記録し、次回の買い出し時などに一気に購入したりしています。
店が遠い山の暮らしでは基本的行為です。


太陽光発電が上手く行くまでの雨の日は、ほぼ必ず図書館に行って充電&調べもの&記事の更新したりしていました。
平日の昼間に来るやつなんて不審者以外の何者でも無いかもしれませんが、静かな雰囲気が気に入っています。


歯ブラシはお湯で殺菌消毒。


スパゲッティを茹でる時の水をケチったり使いまわそうとするとこうなります。
ま、不味い…


やろうと思えばテント内でPCゲー出来ます。
コンビニとかのフリーwifi使いながら、steamでダウンロードするとオフラインでプレイ可能です。


食器は適当な洗い方、というか洗ってないも同然なのでよく食器置き場に働きアリがやってきます。
まあ特に実害は無いですが、食器を使う前はサッと水洗いしています。


寒くなってきたときに「体 温める 飲み物」と検索して出てきた生姜入り紅茶を作ったりしてました。
評判通りなかなか暖まります。
唐辛子入れるほうが暖まりますが、こっちのほうが味的には良いです。


朝ごはんはコーヒーと食パンです。
冬場は寒いと食パンが固くなるので、コーヒーを沸かすときの熱を利用して温めています。
蒸気もちょっと当たるので良い感じにふやけてくれます。


近くにスギ林があり、スギの枯れ葉もいっぱい林床に落ちていました。
針葉樹の葉は油分を多く含んでいるのかかなり着火しやすいので、ロケストを使う時は乾燥させたものを使っています。


中華鍋でお湯を沸かすときはそのままだと高火力のロケストでも結構時間かかりますので、端材のOSBと枝とビスで蓋を作りました。
やっぱり蓋あると便利です。


ちゃんと管理しなかったことで度し難くなってしまった糠漬けは、結局水洗いすることにしました。
浅漬けのほうが旨いかな…


ロケスト使用後に余った炭ですが、これを小屋内に入れたら暖かくなるのかなと思ってやってみたら、煙が充満しました…
バルサン代わりに使うのは良いかもしれませんが、大事な物にはあまり煙当てたくないね…。


帰省前の小屋の中の様子です。
棚とかまだ無いので荷物が散乱しているようにしか見えません。

帰省直前の小屋周辺の様子。
小屋のけらばで固定しているシートは片付けようか片付けまいか悩みました。
でも風で大きくたわんでも固定点にはそれほど荷重がかかっていないように見えたので、シート下に大量の野地板を保管していることもあって、片付けずにほったらかしにしました。

帰ってきたときに小屋が倒壊していたらどうしよう…

玄関は余りOSBで塞ぎました。
塞がないと動物とか入ってきそうですしね。

では良いお年を!


2016年12月から2017年2月まででの1日最大降雪量は、15㎝程度でした。
昼になると溶けるので積もりまくることは無く。


穴の開いた靴下は分解してウェス(雑巾)にしてみました。
ちゃんと端のほう縫った方が使いやすいですが、面倒だし…
廃油でも吸わせてかがり火(戦国時代の夜の陣中によくあるアレ)みたいに出来ないものか。


とある日の朝、野地板研磨しようと思ってサンダー使うと、シガソケ増設機が使えなくなりました。
電流の通しすぎでおそらくヒューズが切れたのでしょう。
直せないものかと思って、とりあえず分解。

実はヒューズの交換は初めてなので、こういう電子機器にはどこにあるか分かりませんでした。
とりあえず本体をばらしてみましたが、それらしきものは無かったのでソッ閉じしておきました。

オスソケット部分を分解してみると、ガラス管ヒューズがありました!
熱でプラスチックが変形していましたから、開けるのに苦労しました。
ちょっと壊してしまった感…

おそらくヒューズは10Aで切れるものでしょうが、手持ちが無かったのでソーラーパネル故障時に購入した20Aのものを使用しました。
ヒューズは過電流により切れることで本体を保護するものなので、10A付けるべきところで20A付けると意味ねえ!
まあ本体自体安物だし…

ちょっと無理やり閉じて、電気通すと、治りました。
やっぱりこういう暮らしを始めたことで、全体的にDIY技術が上がってるような気がします。
個人的には狭く深くより、広く浅くのほうが楽しいです。


小屋南側には小さな浸食溝(リル)があるのですが、このまま浸食させ続けると小屋が傾きそうに思われたので、せっかくだから土留めして堆肥場にすることにしました。
堆肥場は簡単な囲いさえあれば出来そうなものですが、この溝により囲いを作る手間も少なくなりそうです。

溝の中心に杭を打ったり小丸太を近くの切り株とビスで繋げたりして、適当な枝を絡ませておくと一応骨組み完成です。
ここに周辺の腐葉土や腐りきった倒木や木の皮を集めておくことにしましょう。
地面に有機物を少なくさせることで白アリの活動範囲も少なくなって、小屋の保護にもなっていくことでしょう。
将来的には小屋の内トイレのブツもここに捨てることにします。


物置テントをトイレにするべく、いったん片付けます。
下には小丸太を敷いて湿気の遮断をしていました。
地面に直接置いていた小丸太はまだ腐っておらず、再利用出来そうなので資材置き場に片付けました。


小屋の屋根の雪が解けるとその水は雨樋から出てきますが、また凍ってしまうのか物凄いつららが出来ていました。
横方向のつららって最大何cm伸びるんだろうか…


雪の日にはたまに足跡を見かけました。
近くに何かしらの動物がいるのは確実です。


自分の敷地ではないですが、別の尾根を歩いたりしてみました。
高密度の森林内にいても、小屋は遠くから発見できます。
見かけた時にはホッとする。そういう山小屋は良いものだ。


製材後の木材を保管するために整地していたら、大分堆肥場が埋まってきました。
もうすでに溢れそうですが、一夏過ぎると小さくなることでしょう。


余った木材は端材石膏ボードを敷いてから床下に保存しておくことにしました。
床束に小角材打ち付けてその上に乗せた方が良いかも?

薪にするべく玉切りしたサクラですが、暖かくなってきた3月8日に芽生えを確認しました。
こんな状態になっていてもなお生きているとは、脱帽です。


隙間時間には小屋周辺の切り株を除去したり整地したりしていました。
単純作業なので記事にはしません。
見ていてもあまり面白くないだろうし…。


斜面に薪棚作ってみましたが、整地等が不十分だったので筋交いつけても崩れたことがありました。
ちゃんとやらんと駄目ね。


薪割にしようしていた斧ですが、ミスヒットのおかげで針金巻いていても柄が折れてしまいました。

新しい柄を作ってみるかと考えたこともありましたが、付いていた柄を少し短くして再度入れなおすことにしました。
加工が結構面倒そうだったもので。

短くなった柄を突っ込んで、斧本体をガンガン叩いて無理やり入れて終了です。
緩んできたら再度叩いて使っています。


たまにはお散歩するのです。
谷筋には下方の集落の方々の田が広がっていますので、冬が過ぎるとここも人気が出てくることでしょう。
谷奥に住んでいる自分は山爺のように思われていたりするのかな?


あまりお酒は買わないことにしていますが、外国産の変な物を見かけたら買ってしまいます。
これは普通のジュース的なものでした。


近くの中古本屋が閉店セールやっていたので、色々漫画買ってしまいました。
物置小屋作って本の収納とかもしたいです。


自分のバイクには常にホムセン箱を設置しているので普通のバイクカバーがかけにくいです。
雨の時に毎回シートをバサーっとかけるのも面倒なので、近くの木とグリーンシートを利用して簡易の雨避けを作ってみました。
写真の配置では停めやすいものの雨が降込むのであまりバイクの保護にはなりませんでした…。


3月29日、バイクの点検をしていたら「フゴフゴ」というような声が聞こえたので何ぞや?と思って見渡すと、すぐ近くの公道をアナグマが走ってきました。
自分の姿には気が付いていないようでしたので、近くに来た瞬間に「ウボアアアアアアアア!!」と叫んでやったら驚いて足を滑らせながら山の中に逃げていきました。
ごめん…


お散歩中、切り株から大量の萌芽が出ていました。
こんな姿になっていても立派に生きているものなんですね。


南面下屋の整地では丸太組工法を使ってみました。
ブロック塀より自然的で良い、かな?

出発日

2016年9月から一切ゴミ出しに行きませんでしたので溜まってしまいました。
カセットガスは23本使用したという結果になりました。
2017年4月までの正味7カ月間でしたから、月平均3.3本、1本100円だとしてもガス代はひと月330円ほどだったということですね。

とりあえず缶切りで穴開けてガスを出し切ります。

そう言えば近くのゴミ置き場はひと月に1回しか燃えないゴミの回収しないんだった…。
燃やせないものは小さくまとめて置くことにしましょう。

燃やすとダイオキシンの出る塩ビ製のものは燃やせないゴミに分別しておいて、プラや木くずを集めて、水と消火器を準備して、周辺に燃え移らないものが無いか確認して、ゴミ山に着火!
焚き火については色々な法律があるようですが(→wikipedia)、例外もありまくって意味わからん。
とりあえず人間から火を遠ざけて危険を抑える代わりに火の管理技術も無くなっていくのは、それはそれで危険な気がしますね。
火は危険だからこそ、義務教育等でしっかりその管理を学んでおく必要があるのではないでしょうか。
(昔消防団に入っていたけど一切火のことを勉強できなくて、憤懣やるかたない思いで辞めてやったyuより)

アメリカンレーキなどでゴミや火を移動させます。
安定してきたら近くで別の作業することにしましょう。

チェーンソーはいつもマイナスドライバーなどで木くずを掃除していただけですが、しばらく使用しないのでパーツクリーナーも併用することにします。
もちろんその後には各部分にもオイルを塗っておきました。

ガソリンは腐る恐れがあるので、燃料タンクから抜ききって、エンジン掛けてキャブレター内のものも使い切ります。
チェーンオイルは、まあ入れっぱなしでも大丈夫でしょう。

外トイレの便器は山水で丸洗いです。

大分小さくなってきました。
セルフビルドを行っていると梱包資材なども大量に出てくるので、ゴミが溜まるのも早いです。

ゴミ山が大分片付きました。
まあ、ゴミが散乱していた方が「あっ、ここやべえやつが住んでるんだな」と思われてある意味防犯になるかもしれませんが…。

ネギの根やニンジンのへた部分を食べ残して埋めていたら、普通に生きていました。
素人はこういう食べ残し法で野菜の半自給自足したほうが楽かも…。

あおりどめ付けてはいますが衝撃で外れる恐れがあるので、窓は取っ手の部分で縛ってさらに開き止めしました。
あと、ドアと窓にはある防犯対策を施しました。

暖かい陽気、春真っ盛りの中、出発。
良い季節だというのに離れるのは少々心苦しいですが、だからこそ早く帰って来たいと思えます。

それではまた来シーズン!

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