冬の水道・雨の水源

水道

2018年現在、ポリパイプで山水を引いてきてタンクなどに貯めずにかけ流しで利用しています。
2018年の真冬(1,2月)に起こった出来事と、雨の日の水源模様を記録しておきます。

 

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冬の水道


2018年1月12日、この日までは水道が詰まるなどのような不具合は一切なかったのですが、強力な寒気がやってきたことで初めてかけ流し状態でも凍ってしまいました。
起床直後に外に出てみたらかなり冷え込んでおり、ポリパイプの先から水が出ておらず、水源を見に行ってみたら凍って詰まっていました。

その後日が昇るにつれて気温も上昇し、徐々に氷も解けてきました。
氷が水になり水圧が高まってくることで特に何もせずに水が通じるようになりましたが、その途中には写真のようにパイプの先から大量の氷がモリモリ出てくるという面白い光景が見られましたw

 


1月28日頃、更に寒気が強力になり、最も気温が上がる午後2,3時頃でも水道が凍結しっぱなしになりました。
気密性と断熱性がある小屋の中に置いた水タンクなら深夜でも凍らないので、最近はその水をずっと使っていましたが、遂に無くなってしまいました。

しょうがないので昼間の水源地で、ちょろちょろ流れる水を補充して持ち帰りました。
ここまで分厚い氷で覆われてしまうと、少し零度を越えたからといってすぐには溶けてくれません…。

ただ、結果的には水源地で水を補充したのは2018年ではこの日だけで、その他の日ではたまに水が通じるときもあったので、機会を逃さずにタンクに貯めました。

 


2月6日、再度凍結。
しかし大寒(1月20日)が過ぎ去ったからか、近頃は若干の気温の上昇が感じられるようになってきました。

 


2月9日今季最後の凍結となりました。
氷はそこそこ分厚いですが、もう周辺の地面はどことなく暖かそうに見えます。
氷に空気が入りまくって白濁しているのが特徴?

 

雨の水源

3月頃、雨が続いて増水しました。
おかげで水の勢いが強すぎ、暗渠から出てくる水が取水桶を飛び越えてる!
雨の時やその後はどこかしこの地面にも水が含まれていて水が潤沢にあるように思えますが、やはりパイプの先などから出てきてもらわないと人間にとっては利用しにくいのですね。
このような増水による取水不可の状態は、雨の量にもよりますが2,3日くらい続きます。

どうにかして増水時でも取水出来るように出来ないか?
取水桶を前方にずらすと渇水期の滴り落ちるよな水をキャッチ出来なくなるし、掃除するのが面倒だからあまり大きな取水桶の導入もしたくない。

水の勢いを弱めて下方に落とそうと考え、100均で購入したC型クランプで角金物と暗渠を挟んで障害物を作ってみることにしました。
これなら水のいくらかは真下の取水桶に落ちてくれるでしょう。
クランプだから取り外しも楽だし、締め付けも強力だから外れることも少ないかな?

 

クランプを取り付けたついでに、取水桶のお掃除。
3月下旬だというのに初夏くらいの気温となり、暑いくらいです。
そんなときはこういう水源管理を行うと涼しくて気持ちいいですね。

ポリパイプを外して取水桶を丸ごとひっくり返して泥を全て出します。
12月に設置してから一度も洗っていませんでしたが、泥の層が取水口までは溜まってませんでした。
私の水源地では大体四半期に一度程度掃除したら良いだけのようです。

 

この山水は沸かして使うことが多いのですが、生のまま飲むこともあります。
生水を飲むとお腹を壊す人もいるようですが、自分の場合はこの山水が原因で腹を壊したことは無かったと思います。
実際、北海道以外の日本国内で、上流に人が住んでいないような沢の水を飲んで腹を壊すだなんて、どのくらいの確率で起こり得るんでしょうかね?
あまり過剰に恐れるのもどうかと思う。

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