期間工.jp(アウトソーシング)を経由してマツダ期間工に応募・面接した体験談『2019年版』
自作の山小屋で暮らしている、ブログ著者のYUです。
毎年、夏場は山を降りて出稼ぎし、秋や冬は山で過ごすというライフスタイルを送っています。
2019年の出稼ぎは、半年間働けるということで、職種は自動車期間工としました!
2017年の半年間にも、埼玉のホンダで期間工やってましたから、これで2回目です。
人生初の工場労働でしたが、なかなか良いものでした。
なのでもう一度やろう!と思って、今年もやることにしたんですね。
期間工としての仕事や生活はこのブログ内でも多く書いていますから、よろしければ以下の記事から見てやってください。
マツダで働いてみる。その理由は
さて、自動車期間工にも色々な会社がありますが、今回は中国地方の代表的自動車メーカー、『マツダ』としました。
ホンダ同様、寮に住み込んで働くのですが、今回は出来るだけ山小屋から近場のメーカーとしたのです。
山小屋も中国地方にあるので、マツダで働くなら帰宅もしやすいです。
今は薪作りとシイタケの生産をやっており、夏場にはほとんど作業する必要ありません。
でも、やっぱり長期休暇くらいは様子を見に帰りたいです。
そういうわけで、マツダにしました。
まあ、遠くの地方で異文化を楽しみながら生活するのも、かなり面白いけれどね。
埼玉ホンダで働いていた時は、初めての関東生活だったので、毎週のように観光してました。
『出稼ぎ生活は良いものだ』と、実感したきっかけにもなりましたよ。
2017年のホンダでは、公式サイトから直接応募をしました。
しかし、今回は違います。
直接応募より、派遣(紹介)会社を通した方がお得な理由
今回はもらえるお金を増やすため、「期間工.jp」を経由して応募しました。
えっ?
会社を経由するほど天引きされて、雇用先からの給料は下げられるんじゃないの?
と、お思いの方もいるでしょう。
私もそう思ってました。
でも、自動車期間工の多くは違うようです。
期間工.jpなどのようなサイトは、「有料職業紹介事業」であり、結局は雇用先から直接雇用となります。
なので、毎月の給料が紹介会社に天引きされることはありません。(一部例外あり)
じゃあなんで紹介会社が紹介出来るのかは、紹介するごとに雇用先から紹介会社に多額の金が渡っているから。
その金で広告を打ったり入社祝い金を増やしたりが出来るわけ。
で、大事なことですが、期間工になるにはメーカーの公式サイトから直接応募、と、紹介会社を通して応募する、の2択があります。
どうせ直接雇用となるから基本日給等は両方とも同じです。
しかし、入社祝い金が違います。
紹介会社に載っている待遇とメーカー公式サイトの待遇を見比べると分かりますが、紹介会社を通したほうが『入社祝い金』が増えて、もらえる総額が増えます。
メーカーにとっては直接応募されたほうが経費も少なそうなのに、ちょっと不思議です。
でも現状、そうなっているんです!
今回はお金を多くもらうために、紹介会社の期間工.jpを使いましたが、他にも色々あります。
代表的なものを以下に載せてみますが、入社祝い金が若干違ってたり。
期間工になるときは、どこで応募するかをしっかり吟味して、もらえるお金を増やしましょう!
アウトソーシング社内で業務説明
ここからは期間工.jp(以下、アウトソーシング)を通して、マツダの面接を受けた体験談を書いていきます。
ネットで応募
まずは期間工.jpサイト上で、自分の基本的情報と、希望するメーカーや配属地を入力。
マツダでの選考の前に、アウトソーシング社に行って、業務等の説明を受ける必要があるようです。
入力後はチャットで担当とやり取りして、その日程を決めます。
まずはアウトソーシング社での業務説明を行う。日程はチャットでやりとり。
また、その時に持ってくるものも指定されます。
持参物は以下の3つ。
- 写真付き履歴書
- 印鑑
- 写真付き身分証
服装は、自由です。
県内のアウトソーシング社内で、業務と選考方法の説明
時間通りに、まずはアウトソーシング社へ。
最初に手書きで、用意された履歴書や、適性検査みたいなシートに記入していきます。
(履歴書を持ってくる意味とは…)
書き終えたら、担当と面談です。
記入した履歴書を元に過去の仕事内容を説明したり、今は何をしているかを説明したり。
この時に握力測定もありました。
身体検査は握力だけでしたので、期間工にはそれほど握力が大事なのでしょう。
最後に、マツダ本社での選考方法や状況を説明してもらいました。
この日に記入した書類をマツダに送って書類選考を行い、通れば直接選考する、とのこと。
アウトソーシング社だけで選考するわけではないのですね。
また、話によると、私が応募したときはマツダは選考を絞っているらしかったです。
少し前はほとんど誰でも受かってたようですが、最近は落ちる人も多いとのこと。
入社祝い金が高額なのは変わらずですが、倍率が上がっているようです。
マツダの選考会場は色々あって選べますが、私の場合は広島本社としました。
本社だと選考の頻度も多くて入社日を早く出来るのがメリットですね。
他の場所だと頻度は少ないですが、交通費を少なく出来るのがメリットかも。
なお、期間工.jpでは選考会に参加するだけで10万円もらえますが、これにはアウトソーシング社へと、マツダ面接会場への交通費も含まれます。
交通費のレシートを取っておいて請求することは、出来ません。
ですから、早く入社したいなら少し遠くても良いから選考日程を重視し、節約したいなら近場の選考会場を選んだ方が良いでしょう。
書類選考の結果は、アウトソーシングの担当の人とLINEで「友達」になって連絡するとのこと。
この後のやり取りも、LINE上で行いました。
で、面談終了の次の日、「書類選考が通った」という連絡が来ました!
更に場所や持参物等の連絡を受けることに。
マツダ本社で選考・面接
準備と集合
指定された持参物は以下の通り。
- 写真付き履歴書(要手書き、とのこと)
- 印鑑
- 写真付き身分証明書
- 筆記用具
服装は、スーツを指定されました。
…ホンダの時は履歴書を手書きと指定もされず、スーツも指定されなかったのに。
履歴書の手書き文化やスーツ文化は嫌いなので、個人的にはちょっと反発心もありましたが、金のために我慢しましたw
マツダ本社への選考会場へは時間通りに直接行くのではなく、近くの向洋(むかいなだ)駅で、選考1時間前に集合してアウトソーシングの担当と一緒に行くことになりました。
自分はバイクで来たので、駅前の有料駐輪場を利用しました。
向洋駅は広島マツダで働く場合は重要地点です。
マツダに興味ある人は覚えておいて!
応募者と、選考の様子
会場にはアウトソーシング社以外を経由して来た人や直接応募した人もいるので、結構な人数の応募者がいました。
この時は、20人くらいだったかなあ?
年齢はよく分かりませんが、見た感じ応募者の半分が40代で、もう半分がそれ以下な気がしました。
自動車期間工は体力勝負の仕事ですが、あまり若い人ばかりが集まっているわけではありません。
また、寮希望者が意外に少なく、応募者の1/3程度でしたね。
それ以外は通いとのこと。
地元の人が期間工になることも多いようですね。
選考の前に配属先希望も聞かれますが、確か、山口県の防府工場は2人、それ以外は広島でした。
まあ、広島本社での選考ですしね。
選考方法は、筆記、実技、面接の3つ。
最も配点が高いのは面接らしく、筆記と実技はあまり出来なくても良いらしい!
筆記試験は、学校のテストみたいなんじゃなくて、自動車教習所でやるような適性試験みたいなものでした。
実技試験は、簡単な体操です。
ラジオ体操がしっかりできる程度で大丈夫かなw
面接試験は、詳しくは言えませんが、実技試験っぽいものもありました。
指示を聞いて、それに従って組み立てるようなもの。
手先の器用さだけでなく、話をしっかり聞くことも重要だったのかも。
面接では担当と1対1で話し合いました。
雰囲気は、ホンダよりもちょっと真面目な感じでしたねえ。
大事なのは、やはり今までの職歴・作業歴だったと思います。
半年満了したホンダの期間工のことを履歴書にしっかり書きましたが、当初決めた期間を満了したというのであれば、評価してくれたような雰囲気でした。
「どんなことやってました?」と聞かれたので、「ライン外で組立やってました」と答える。
また、おそらくマイナスな印象になるでしょうが、「半年だけ働きたい」とはっきり言いました。
マツダの最短契約期間は6か月です。
出来るだけ長く働いてくれる人を探しているから「3年働きたい」と言ったほうが受かりやすいでしょ。
でも、自分は嘘をついて応募者と応募先のアンマッチングが起こるのは嫌いだからハッキリ言いました。
「どこにでも転勤出来ます!」と面接時に言っておいて、いざ入社したら「転勤は拒否します!」みたいなこと言うの、ダメでしょ!
面接終了で選考も終了。
清々しい気分で、山小屋へ帰宅です。
合否の連絡は、アウトソーシング社を通して行うとのこと。
で、半年だけ働きたいとハッキリ言ったこと、最近のマツダは入社を絞っているというマイナス状況下での結果!
受かりました。
合格通知と手続き
アウトソーシングからLINEで合格通知後、アウトソーシングを経由してマツダの資料が届きました。
書類の内容は、直接応募とほぼ同じでしょう。
家族の扶養の状況、年内に別の場所で雇用されていたかどうかで、必要な書類も変わってきます。
ちゃんと熟読しておいた方が良いですね。
まあ、寮に入る人なら、「住民票」と「同封されていた資料一式」を持ってくれば大体大丈夫ですw
入寮時に書類の提出と手続きがあるのですが、完璧に用意できなくても担当が寛容に対応してましたし。
資料の中には入寮方法と入社式の案内も含まれてます。
指定された日時に荷物を送ったり、現地に行ったりすれば、無事入寮です。
この後のことはまた、別の記事で書いていくことにしましょう!
紹介会社を経由して応募した感想
正直に言うと、手間が増えました。
普通、紹介会社や派遣会社は、応募者や雇用先の手間を減らすことでその手数料をもらって事業を続けるのが基本だと思います。
しかし今回は応募者側の観点から見れば、直接応募よりも手間が増えましたね。
本社での選考前に日時を決めてアウトソーシング社へ行かなくちゃならないし、選考の時もわざわざ選考1時間前に集合しないといけないし。
また、入寮・入社前にもアウトソーシング社へ何度も連絡しないといけません。
「これらの連絡が出来ない人は、『出来ない人」だとして、クビになることもあります」
とも担当に言われました!
色々フォローして全体の手間を減らすのがあなたの仕事だと思うけど、どうしてそんな脅しみたいなこと言うの…と思いましたよ。
直接応募した2017年のホンダの時と比べて、今回は紹介会社を通したことで事務や面接の手間が確実に増えました。
履歴書の手書きやスーツの指定をされたのも、個人的に嫌でしたし。
でも、選考会参加費+入社祝金が30万円も増えたのはありがたいです。
紹介会社を通すと手間が増えるかもしれませんが、もらえるお金が増えるなら、是非とも利用するべきでしょう。
最近は「期間工バブル」とも言えるほど、各社で待遇・入社祝い金増額合戦が行われています。
少子高齢化・人口減少に伴う人手不足により、期間工の好待遇はこれからしばらくも安泰でしょう。
1度契約満了しておけば「期間工経験者」として選考では高評価となりますから、将来に備えるキャリアも作れます。
お金が無い人、時間がある人、新しい場所で働いてみたい人など、一度期間工をやってみるのはいかがでしょうか!?
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