北面下屋づくり 建前

2017年5月16日下屋

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建前

2017年4月4日、快晴。
何だか最近作業がしたくてしょうがありません。
昼間はかなり暑くなってきました。
日向にいると気分が悪くなるほどの陽射しですが、小屋の中は涼しくて気持ちいい。
これが断熱材の力?

 

柱と桁を接合してから、方杖を接合してボルトの位置を決めていきます。
仮組は面倒ですが、こうしたほうが確実なのかな。

中央のボルトは方杖2本と柱1本を貫通させないといけないので長いものを用意しましたが、それでも微妙に足りないorギリギリくらいでした…
組み上げてからもボルトの交換は出来そうですから、修正はまた今度。
過不足なくボルトを用意するのは大変です。
ちゃんと完璧に計算すればいいのでしょうが、穴開け場所を変えれば微妙に長さ変わって長くなりすぎたり短くなりすぎたり。

ボルトとナットを締めあげる場合は、ボルト頭側を大きさ19の六角軸ソケットを付けたインパクトドライバーを、ナット側はモンキーレンチで固定することにしました。
メガネレンチ・スパナセットは一応バイク整備用に持っていますが、大きさ19のものが無く…。
なめそうですがモンキーレンチ使うことにしました。まあ、ナットは安いし。

準備が整ったので、建前開始です!
流れとしては前回と同じですが、今回も急いでいたので、安定するまで写真は撮らず。

柱と桁を羽子板ボルトで接合しますが、方杖を付けるまでは手で回せるレベルの締まり具合にしてわざとグラグラにさせます。
ここでしっかりと固定すると方杖が入らない可能性がありますからね。
この後方杖も仮組。こっちもまだグラグラ。柱を若干ずらしたりしながらショックレスハンマーでトントンと入れていきました。
柱と桁を取り付けると桁平行方向に対してはそれなりに安定性が出てきますが、桁垂直方向は垂木を取り付けるまでは不安定です。
沓石のダブル羽子板で何とか自立しているように見えているだけ。

ボルトを締め上げる時の衝撃で丸ごと倒れかねませんので、まずは垂木の接合を急ぎます。

まずは東西端の2本の加工した垂木を小屋側2×4と桁に乗せ、小屋側をハリケーンタイH4・スリムビス35mmで接合。

桁側に固定するときは、ちゃんと下げ振りで柱が垂直になるように調整。
今回は遠くから重りと紐を使って見る原始的な下げ振りを用いましたので、多少誤差有るかもです。
やっぱりちゃんとした下げ振り買った方が良いかな…。

調整が終わったら慎重に垂木と桁をハリケーンタイで接合。

東西端の両方の固定が終わると、一気に剛性が出てきました。
北面下屋の最外周も出来てきたので、ようやく大きさがどれくらいになるかということが感覚で分かってきましたよ。
なるほど、こんな大きさになるのか…結構大きい?そりゃまあ、6畳くらいあるし。

とりあえずこれで多少の衝撃には耐えられるようになったので、ボルトを締めていきます。

3本の材のボルト穴を一致させないといけない、中央部は苦労しました…。
ボルトを穴に入れて、片手のショックレスハンマーで方杖を、もう片手の金鎚でボルトを叩きながらトカトントン、トカトントンとしていくと何とか入りました。(やる気無くしてしまいそうな音)
結局、方杖の側面が若干柱側面とズレてしまいました。
素人だからしょうがないのかなあ、まだコツをつかんでないし。
でも未だにそのコツというものがわからん!

全ての方杖やボルトが入ったら、最後に沓石と柱を繋ぐボルトを入れます。
二つの羽子板の穴に合うようなボルト穴開けるのは一苦労かなあと思っていましたが、とあるやり方で意外に綺麗に出来ました。

まず、細いドリル(今回は径5mm)で両側から穴を開けます。
柱を貫通させる長いドリルは必要ありません。
深さは柱厚さ3分の2ずつくらいで良いでしょう。
出来れば両側の穴が柱中央付近で一致するように慎重に。
次に、中くらいのドリル(今回は径12mm)でまた両側から穴を開けます。
下穴開けているおかげですんなり入っていくと思いますが、両側のドリル穴が一致すると切削抵抗が少なくなって、ドリルが抵抗が少ない方向に進んでいくので欲しいボルト穴の経路が出来上がっていきます。
最後に、径13.5mmくらいのドリルで穴開け。
羽子板ボルトの穴も径13.5mmくらいなのでかなりギリギリです。
無理やり入れない方が無難。

 

両側の穴が貫通したら、最後にボルトを入れてナットで固定して完成です。
入れにくい時はボルト頭を金づちで叩いたり、柱自体を叩いて若干動かすのも良いでしょう。

全てのボルトを固定すると思った以上に、剛性が出てきました。
柱に張り手しても何ともないぜ!

お次はハリケーンタイを使って、残りの垂木を接合していきます。
小屋側の2×4が若干小屋隅からずれている可能性も十分考えられましたので、一つ内側の垂木を取り付ける時はスタイロフォームでお手軽直角確認。
一本小屋や桁と直角にしたら、後は計算通りのピッチで設置です。
桁側は垂木掘りしているので迷うことなく。

垂木の取付は地味な作業ですが、ハリケーンタイで繋いでいくだけなので簡単で、楽しいです。
でも直射日光に当たっているとちょっと疲れました…。

10本の垂木を全て取り付けて、下屋の構造部材完成です!
これで柱はどの方向にも動かなくなりました。
台風や雪にも耐えられるかも?
ぶっ壊れたらまた詳細に報告します。

補足
強度を高くする必要がある豪雪地帯などでは、垂木は2×6以上を用いて転び止め付けたほうが良いでしょう。
まあでも、下屋なんていつ壊れても大きな支障ないし…

横桟取付

次は波板を取り付けるための下地、横桟を取付けていきます。
横桟はホムセンで売られていた小角材の中で、メートル単価が最も安い24×48×3800のトドマツを使用しました。
1本では長さが微妙に足りないので、垂木のある場所で斜め継ぎすることにしましょう。
垂木の長さは2980mm、横桟(母屋)の間隔は通常450~550mmくらいらしいので(参考:波板標準施工資料)、7列とすることにします。
これで垂木と横桟の間が正方形くらいになるのでビジュアル的にも整う、のかも?

脚立を何度も移動させるのは面倒なので、ヘルメットと地下足袋装備して垂木の上に乗ろうと思いましたが、幅38mmのツーバイフォーに乗るのはかなり怖いっす…。
ちゃんとシンプソン金具付けているから垂木自体が転びそうになることは無かったけど。
結局、脚立を施工場所近くに置いて、片足は脚立に乗せてビス打ちしていくことにしました。
使用したビスは、普通のユニクロメッキ51mm。

柱を保護するために、ツーバイフォー工法の小屋組みみたいにけらば部分は一つ内側の垂木と繋げて補強して30cmくらい張り出すとか何とか考えましたが、よく考えりゃ波板の長さが合ってないと意味ないじゃないか!と考え直して結局外しました。
波板は7枚、二山半重ねていくとすると有効幅は、(655-80)×7+80=4105mm。
垂木端から端までは3860mmとしているので、左右対称にけらば張り出すなら(4105-3860)/2=122.5mm。
この長さ張り出すように横桟をノコギリで切ったりして修正。

ポリカ波板は紫外線対策をした面としてない面があるものもあったりしますが、今回購入したものは両面対策品でした。
価格差は、あんまり無いんじゃないかなあ。
というかこれしか売ってなかった。

横桟が完成しましたが、この辺りで時間切れです。
波板を仮置きして横桟の長さ合っているか確認してましたが降ろすの面倒なので、このまま。
夜の内に吹っ飛んでいかないように、仮置きした波板の上に小角材を置いて抑えておくことにしました。

 

次回、完成!

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