2018年キノコ栽培 最後の植菌 3月22,23日

キノコ原木栽培

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ドリルの電線が千切れる

2018年3月22日、この日までずっと雨&35Aヒューズ届くの待ってたりしたら、桜も咲いてきちゃったよ…

この日の午前中雨がやんできたので少しクリタケ打ちましたが、やっぱりドリル使い続けると奥に差したとき止まりそうになりました。
以前みたいに過電流を流させたくないのでちょいと休憩挟む。

バッテリー電圧が下がると過電流が流れやすくなるのか?と思って少しネットで「モーター 過電流」で検索してみると、「モーターは過負荷がかかると相応の電流が流れてしまう」らしいです。
使い続けると過負荷になってくるってことは、インバーターではなくて今使用しているディープサイクルバッテリーが原因かも?
バッテリー電圧が下がることで同じ出力でも電流値が増えて、過電流となったりしたのか?
バッテリーの電圧が少なくなってきても充電しさえすればまた使えるようになるなら良いんですが、恐ろしいのはバッテリーの寿命が近づくにつれて使用中すぐに低電圧になってしまうことでしょうか。
そうなったら発電機を導入するか、バッテリー買い足すか…

 

モーターに負荷がかからないような使い方を研究していたとき、ドリルを持つ腕に力を入れないようにしてみたらどうか?と考えて作業してると、手が滑ってドリルがコードを巻き込みながら勝手に回転、そして止まった。
「ああ、また過電流流してしまったか…」と思ってインバーターのほうに行くと、電源は付いている。
ドリルの安全装置的なものが働いたのか?と思ってビットを外して抜いてから、再度取り付けて使用再開しようとしたら、またもやすぐ止まりました。

「一体何なんじゃ?」
と少し考えてみましたが、もしかしてコード巻き込みにより断線したのか?と推測してビニールテープで補修している電線を外すと、三本の細いより線があり、どれも捻りとテープだけで接続しているだけの簡易補修方法が採られてました。
その中の一つがテープから外れて断線してました
原因はこれか。

この際だからちゃんと補修してみよう。

ビニールテープを綺麗に外し、周辺の保護被覆を綺麗に切り取り、電工ペンチのストリッパーでより線を剥き出しにします。
径1.25mmの3芯でした。

 

 

電工系の資材は細々とあるからまあ大丈夫だろうと思ってましたが、今所持しているのがリングスリーブ小しかなかったのでひとまずこれを使いました…
色々間違っているから、良い子のみんなは緊急時以外はしないようにね!

ビニールテープでグルグル巻きにして応急処置は一応終了。
…リングスリーブって出っ張っている箇所があるからビニールテープで巻いても突き出てしまいそうで怖いね。
植菌終わって買い出し行ったときにちゃんとしたもの買ってきます。

クリタケ500駒を打つと集積場が細い原木だらけになってきたので、残っていた椎茸500駒打って今季の椎茸打ちを終わらせました。
最後にクリタケ500駒打って今日は終了。
結局1500駒のみ。

あとはクリタケ1000駒のみ。
原木がもう無くなりそうなので追加のものを運んでこないと。
結局今の電力供給源だと、一日2000駒くらいしか打てないかも。
まあ副業としては年間40000駒も打ちゃあ十分だと思うけど。

 

植菌終わり

3月23日、今日が植菌ラスト!
これから快晴ばかり、気温はグングン上昇。
春ですね。

一番最初に90cmに玉切りして集材してなかったヤマザクラを、運搬車で集材。
クリタケを打っていきますが、太陽光発電量はかなりのものなのに、やはり打ち続けると深く差した時に止まりそうになりました。
そういうときは諦めて仮伏せ場の整備など。

ヤマザクラは4ヶ月前の11月下旬に伐採したというのに、まだまだ生木でした。
玉切りしたものから枝が伸びまくってるし、つぼみから展葉しそうだし。
ヤマザクラなら伐採後数ヶ月経っても、高含水率が必要なナメコを打てるかもしれません。
ヤマザクラならナメコを育てられるというより、ナメコを育てるのがベストなのかも。

最も負荷がかからない使い方を研究しながら作業していましたが、あまり分からないままです。
次の穴を開けるときに一呼吸置くことで回転の助走付けさせるとか、深く差したときに一呼吸置いてから抜くとかしましたが、どの方法でも止まりそうになるときはやっぱりあります。

やはり浅く差したほうが抵抗が少なくサクサク作業出来るようだったので、ドリルに付属の深さ調整部品で浅めにすることに。
こうすると電力が少なくても止まりませんが、打ち込み穴周辺の凹凸のおかげで差せなかったり、穴が浅すぎて若干駒が浮いてしまうことがあるのが難点。

クリタケの接地伏せ場所が広くなりすぎてこれ以上はきつくなってきたので、一部の仮伏せは縦積みにしてみました。
縦積みは場所を取らないのが利点ですね。
接地伏せと縦積みはどちらが成功率高いか、来年の秋辺りに検証してみよう。

縦積みでは高さが高くなるので、直射日光を遮る笠木を若干載せにくいのですが、上の写真のように枝を立てかけまくっていけば楽だということに気づきました。
一団を大きくすれば表面積も少なくなって笠木の量も少なくて済むので、やっぱり縦積みは作業性は良いのだと思う。
広大な平地と長大な遮光ネットあるなら薪積みで良いでしょうが。

 

色々あったけど、植菌終わった!
作業期間1ヶ月かけて21000駒しか打たなかっただなんてプロから見たらふざけてるレベルだけど、トラブル多数だからしゃあなしや!
さて、第1回植菌終了記念、ゆるキャンツー杯に出かけることにしよう…

この日の午後は流石に進入路造成をする気にもなれず、のんびり散歩や片付けなど。

 

今回懸念が残ったことはやっぱり、電力不足が原因だと思われるドリルの出力不足です。
恐らく原因は電力供給源にディープサイクルバッテリーを使っていることでしょう。
ディープサイクルバッテリーはカーバッテリーよりも深放電に対して耐性がありますが、その代わり大出力(大電流)を出すことが出来ません。これは鉛蓄電池の金属板の形質の違いによるものですからしょうがないです。

今年は何とか打ちきりましたが、次何万駒とか打つときは何か対策をとらないといけません。
トルクの高い普通のドリルを使うことで作業スピードを犠牲にして低出力で穴を開けていくということも考えましたが、ちょっと調べてみたら発電機をレンタルしても良いのかも。
出力900Wくらいのやつなら片道30分くらいの機械レンタル屋にあるらしく、重量は13kgくらいですからバイクでも持って帰れそう。
全力で作業して一日12時間やり続ければ6000駒打てます。
一週間もやれば副業レベルの数なら終わるでしょう。
一日1000円だとしても経費は7000円くらいかな?
発電機を所有することによる管理手間を考えれば、今のところレンタルするのがベストかな。

というわけで私の場合、ワンシーズンで1万駒以上打つ時は、発電機をレンタルして椎茸ドリルで穴を開けていくことになるでしょう
作業終了後にしてようやく方法が定まりましたが、最初はこうやって試行錯誤するもん、ですよね…?
次はもっと上手くやってやるぞ!

 

今季のキノコ栽培の記事に関しては、次は仮伏せ管理とか本伏せ作業とかになっていくと思います。
ひとまず繁忙期は終了したので、4月は進入路造成やDIY(工作)がメインの作業となる予定です。

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