2018年キノコ栽培 植菌&植菌 2月24~27日
2018年2月24日、朝から椎茸1000駒を植菌。
小屋から最も近く日当たり良く散水が出来るA区の、細いもの終了です。
午後からは、小屋から少し近くて最も日当たりと風当たりが強くて乾燥するが散水可能なB区に移ります。
やっぱり充電スピード勘案したら、今の装備では一日2000駒がちょうど良いです。
作業台や仮伏せ場所を整えて、B区の植菌開始。
植菌後はポリエチレンパイプの継ぎ目からホースをつないで散水。
繋ぎ方を知っていればパイプの途中ほぼどこからでも水を取り出せるってのは、便利です。
春めいてきて気温が上がってきたからか空気が生ぬるく、くしゃみと鼻水が出始めました…。
まだ2月だというのにもう花粉が飛んでんのか?と思って調べると、まだ天気予報的には花粉少ないらしい。
…今まで特に原木の長さを意識せずに90cmにしていたが、長くした方が駒の必要量や作業量が減るかも?
90cmでは浸水作業など、生椎茸の周年栽培を行うときにやりやすいからであって、乾燥椎茸やシーズンにのみ出荷では長くした方が良かったかもです。
来シーズンは100cmにして3,4,3,4と打っていくか、120cmにして4,5,4,5と打っていくか。
色々と、今年度分は多少成功しても労働生産性的には赤字かもしれません。
でもこうやって改善点を見つけて改善し続けることで、いつかは効率よい生産が出来て黒字になっていくのだろうと思います。
そう信じるしかない。
「くそったれな今日を生きていけるのは、明日に期待するからだろう!!」
2月25日、深夜に腹が痛くなってトイレにこもる。
おかげで起床一時間遅れ。
午前に1000駒打って、B区の細いもの終了です。
南面にシート被せて笠木かけて。
午後の間にホースで散水しておく。
圧力無いから内部の湿度を上げる程度で、満遍なくは撒けないですが。
運搬車を使って、B区の太いものは小屋近くのA区に集積。
何だか調子が悪いのでキャブレターの調整必要か?と思ったらチョーク閉めっぱなしなだけだった…。
暖かくなってきたからかアイドリングの回転数が高すぎ、調整。
運搬車で運ぶと言えど、やはり運搬車に積むときに原木を持つ・降ろす、運搬車から出すときに原木を持つ・降ろすの動作がありますが、人力で運べば原木の持つ・降ろす動きは一回で済みます。
なので、距離によっては人力のほうが効率良い時もあるようです。
午後からは東方敷地、集積場C区に移ります。
C区は「枝干し」「日陰」「散水無し」「クヌギが混ざる」という属性を持ちます。
伐採時期は11月下旬から12月上旬だというのに、木口のひびがかなり少ないです。
直射日光に全く当たらなかったからというのもあるでしょうが、枝干しのおかげで含水率高めということ?
場を整えて植菌開始。
バッテリー交換時は小屋までいかないといけないので面倒。
まあ気晴らしになりますが。
今日は曇りだから過ごしやすかったです。
作業時は曇りがいいですね。
C区も縦積みですが、散水は無し。
散水出来ない場所なら横積みよりも縦積みか接地伏せが良いような気がする。
午後は500駒のみ打って、残り時間は環境整備。
そう言えばそろそろ2月も終わりなのか。
いつまでにこれしよう、ということを考えていたら時間経つのがかなり早いです。
僕はこのまま一気に年老いていってしまうのだろうか?
人生は何かを成すのには短すぎ、何も成さぬには長すぎる。
2月26日、快晴。一日中C区の植菌。
小屋から遠いのでバッテリー交換がやっぱり面倒。
まあ今季だけだし、我慢です。
来季からは伐採するコナラは小屋西側だけとなるから、小屋近くに全部集積して仮伏せして東方敷地で本伏せするつもりだし…
一日中東方敷地にいたので、時間による光の射し方も分かってきました。
午前はほぼ全敷地日陰ですが、午後から東方敷地の北側は直射日光が当たり、南側は常に日陰。
もちろんこれから太陽高度が上がって直射日光が当たる部分も増えてくるでしょうが。
ひたすら打っていきますが、時間の流れは早く感じます。
また、単純作業なので考え事も多くできます。
農家の人たちは常日頃何考えて作業してんだろう。
スマホに保存している音楽を聞きまくりながら作業してるけど、ラジオとかでも良いかな。
電波の入りやすい大きめのもの買おうかな。
この日2000駒打って、C区の細いものほぼ全て終了です。
つるで締め上げられて変形したものなどにも打ってみましたが、成功率変わるんだろうか…
つる、切るべし!
細いものにだけ打っていったので太いものが余る。
こういうのは普通に植菌しても良いし、薪として使っても良いから、用途が幅広くて使いやすそうです。
仮伏せはいつものごとくブルーシートである程度覆って、笠木かけたり。
残りは東方敷地の斜面下に集積したD区、E区となりますが、細いのを打ち切るには後何千駒かなあ?
細いもの終わったらどうしようかな。
太いものにはクリタケ打つという選択肢もありますが。
経営において柔軟な選択が出来るということは、一つに集中するよりも生産性は少し落ちそうですが、市況に応じて生産種や生産数を変えられるってのがメリット。
その特性を活かすにはやはり株式投資みたいに常日頃から市況をチェックするべきなのでしょう。
まあ、経営者なら当然の行いか。
2月27日、食料が無くなってきたので買い出し予定日。
でも午前だけ打っとこうということで、「谷に近い」「正午ごろのみ直射日光あり」「散水無し」「葉干し・枝干しが半々」のD区のものに1000駒打つことに。
こちらも細いものから植菌していきますが、だいぶ伐採から日があいているのに樹皮下がちょっと緑色っぽい、生木っぽいものもありました。
う~ん、伐採時期と含水率と直径の関係についてはもう少し研究する必要がありそうだ…
まだまだ細いものは残ってますが、玉切り未完了のもの合わせても後5000駒くらいで細いものは目処が立つ?
今季打つ駒数、椎茸とクリタケの配分どうするか。
最大40000駒、予算は10万円くらいにするかと思ってましたが、合計30000駒で十分かも。
椎茸20000駒、クリタケ10000駒としようか?
椎茸打ち終わったら中くらいのものにクリタケ打っていって、余った太い部分は3分割にして約30cm薪にでもするか。
将来的に種駒配分は椎茸:クリタケ=1:2くらいにするかも。
まだ販売経験値が少ないので今季は椎茸多めだけど。
椎茸もクリタケも、発生年数は長いです。
太いものだと10年保つようで。
でも一年先どうなるかも分からない現況で10年先のことを考えるのって、どうなんだろう。
将来の自分は過去の自分に、「良くやったな!」と言ってくれるのだろうか?
昼からは買い出し&温泉。
気温は15~20℃くらいで、春めいてきました。
キャンツー行きてえ!そんで女子高生と一緒にゆるくキャンプするんだ!
小屋に帰宅してひたすらウイスキー飲む。
300ml程度でも大分酔うな…おほ~!
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