北面下屋内に、色々な道具や資材を壁掛け収納

2018年3月17日下屋, 家具・家電・収納

前回は小屋の玄関を開けてすぐのところにある北面下屋の壁に、ビニールを張りました。
これで壁掛け収納しても、各道具が雨で濡れることはほとんどなくなりました。

玄関を開けてすぐのところによく使う道具を収納できれば、取り出しやすくて使いやすいです。
よって、大型の道具や資材以外はここに収納していこうと考えたのです。

 

 

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柱に棚板を取り付ける

基本的に道具は壁に掛けて収納していこうとはしたのですが、やはりいくらかの道具や資材は壁掛けすると不安定です。
各種ケミカル缶やビスなどは狭くてもいいから、置いて収納しよう。
ということで、まず棚板を取り付けました。

柱は90mm角材であり、その間隔(スパン)は約1800mm。
スパンがそこそこ長いので薄い板、例えば12mm厚合板では不安が残ります。
なので今回はよくあるSPF2×4(38×89mm)を棚板としました。

柱と棚板の接合は、単純なシンプソン金具のアングルA23を用いました。
シンプソン金具のアングル、と一言で言っても種類はいくらかありますが、これは強度的に中くらいのもの。
許容荷重は、130~140kg程度のようですね。
軽いものばかり載せていく予定なので、これで良いでしょう。

強度を考えてこれを使った、というより、余っていたからという理由で今回は使いました!

2×4をほぼぴったりの長さに切断して、雨で濡れる心配はほとんど無いけどニスで塗装して、A23を2個用いて柱と接合。
お手軽!
棚板の幅は89mm+奥の野縁(30mm)=119mmしかありませんが、缶やビスを置くだけならこんなもんで十分です。
どうしても棚板の上に置けない、一斗缶みたいものは地面に置いちゃえ!

 


メッシュパネルで壁掛け収納

道具の壁掛け収納では、有孔ボードにフックを引っかけて道具を引っかけていくことが多いです。
しかし、私の場合は薄暗くなりやすい北面下屋内をこれ以上暗くしたくない、というわけで有孔ボードを使うのはやめました。
代わりに、100均で売られているメッシュパネルを使いました。
メッシュパネルなら透けているから光も入りやすいし、フックの取り付け位置で自由に道具の位置を変えることが出来るし、何より安い!

メッシュパネルを使うことは決定しましたが、ここで問題となるのが固定方法です。

ビニールの下地としている横桟は30×40mmの細い野縁を1800mmのスパンとしていますから、壁掛け収納で負荷をかけすぎると折れてしまう恐れがありました。
なので一番最初は柱の上にある横材(桁)にロープをかけて、メッシュパネルを上から吊り下げて荷重を桁に集中させようと考えたのです。
少しだけ取り付けて数週間使ってみたのですが感想としては、「パネルに触ったらグラグラするので、強度は別にして使用時の安定感が無い」「ロープが目障り」という問題を感じました。

やはりロープ無しで固定したい、と考えるようになりました。
確かにそのままの状態でビニール下地の横桟にメッシュパネルを取り付けると強度的に不安ですが、「横桟を補強してしまえば良いだけではないか?」
また、メッシュパネルを横桟に取り付ける場合、何か金具を使うとコストが少しかさむのが少し気になりました。

手持ちの道具で良いもの無いかな~と考えたところ、

ポリカ波板の固定に使っていた傘釘を使って、メッシュパネルを横桟に固定しました。
傘釘なら雨を通さないための頭が付いていますから、この部分でメッシュを固定することが出来ます。
普通の釘やビスを打って引っかけけるだけでは、簡単に抜けてしまいますからね。

まあ、釘やビス用のワッシャーなどを持っていればそういうのでも良かったかもしれませんが、今回は傘釘余ってたからということで…。

 

完成!

もうこれ以上は大きく発展することは無いかなと感じてきたので、上の写真の状態で(おそらく)完成となります。
横桟の補強には横桟と同じ木材(30×40mm)を用い、補強材を横桟2本と下の棚板にビスで固定して荷重を出来るだけ分散しようとしています。

棚板(300円)は4枚、アングル(70円?)8枚、メッシュパネル(100円)は8枚使いましたので、フック以外の基本材料にかかった金額は2600円程度で済みました。
見栄え的には微妙かもしれませんが、コストと機能性はそこそこなのではないでしょうか?
これなら北面下屋に軽トラを駐車することになったとしても、壁に収納した各種道具や資材が干渉することは無いかと思われます。

まあ、軽トラがここに来る未来は、結局無いかもしれませんが…

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