調理場ウッドデッキDIY 床板の塗装と張り付け

調理場ウッドデッキ

この記事では遂にウッドデッキの本体とも言える、床板の張り付けに移ります。
屋根があると言っても雨が降りこむことは多いので、まずは防腐処理のための塗装作業を行います。

 

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床板の塗装

2018年4月10日、床板の塗装開始です。

使用した塗料ですが、床の面積は3m×2.4m=7.2㎡くらいですので、2回塗り・7~12㎡塗装できる水性の1.6L塗料としました。
ロケットストーブを設置する予定ですから、油性ではなく水性にしてみました。
ホームセンターの塗料コーナーで缶表面に印刷された色を見てどうしようかと考え、「マホガニー」という色を選んでみました。
「よく聞くし、これでええかな?」と思って塗り始めると…

 

これ、赤ない?
もう少し濃いめの茶、若干赤が入るくらいと思ったら、ちょっと色見本とちゃうんちゃう?
まあでも仕上がってみたら違和感無くなるかも。
それに定番の色だし、まあいっか!

タフソートといい、塗料選びではなかなか思ってた色と合致しません。
色弱なんすかね、自分!

1日目はとりあえず12枚を1回塗り。
一気に全部塗っちゃうのも良いんですが、こうやって根太の上で塗装&乾燥させるなら半分ずつくらいのほうが綺麗に出来るかな?と思って。
塗り方これでいいのかと疑問もあったのが正直なところですが!

表面と側面はちゃんと塗っていきましたが、今はまだ裏面の塗装はしてません。
裏面は人目につかないところですから、防腐処理さえできればいいのです。
余っている適当なもの塗っておけば良いんじゃないかな?

 

後日、2回目の塗装に移ります。
塗料缶に記載されていた方法を見ると、2回目の前に1回目の塗りむらをやすりがけしてツルツルにしておくと、2回塗装でツルツルなものが出来やすいんだそうな。
というわけで♯400くらいの紙やすりとサンダーでやすりがけ。

2回目塗装が終わるとこんな感じの色となりました。
1回目より色が濃くなってくれました。
本当は、焦げ茶くらいの色にしたかったんですけれど!

裏面の塗装ですが、余っていた水性のニスを塗って使い切ってみたり、運搬車のギアオイルとエンジンオイル交換時に一応取っておいた廃油を塗ってみたりしました。
ニスはまあ良いんですが、やはり廃油は木材の塗装用ではないですからなかなかノリが悪かったです。
丸一日経ってもまだヌルヌルだったり。
効果のほどはまだ分かりませんから、1年に1回くらいは劣化具合の比較の記事とかを書いていこうかなと思ってます。

 

暇なときに塗装していって4月15日頃全ての床板の塗装完了です。
塗りすぎることを危惧して、素性の悪い床板1本だけは塗装保留しました。
結局そのSPF10f1本は使用せず、余りました。

あと、小口面で塗れてない箇所がありますが、床板張った後に塗りました。
床板をまとめて切断してから塗ろうかと思ってたのですが…

 

床板の張り付け

4月16日、床板の張り付けに移ります。
まずは「ウッドデッキ 床板張り」で検索してコツを調べました。
DIY事例が多いので色々まとめられていて助かる!

 

 

床板と床板の間は隙間を開けて通気性を確保するのが基本のようですが、その隙間の幅は4~10mm程度。
未乾燥材の場合、縮むのを考慮して狭めにする。
幅200mmの未乾燥足場板とかなら3%ほど縮む可能性を考えて、張り付け時の隙間は2mm程度にしたほうがいいかもしれませんね。

張っていくときには隙間を出来るだけ一定にするため、L字金物などのような「スペーサー」があると便利だそうな。
というわけで自分の場合、余っていたL字金物2枚を併用しながら、幅8mmのスペーサーとしてダイヤモンド砥石を使いました。
L字金物を併用した理由は、床板の両端にスペーサーを使って仮置きし、中央の隙間を見てみるため。

 

張り方はこれでいいのかと疑問に思いながらひとまず何枚か張ってみました。
使用したビスはユニクロメッキ75mmビス
ステンレスのほうが錆びにくくて良いのですが、まあこれはいつでも打ち直し出来るし、安いのでいいかということで。
錆びきったらステンレスにしますが。

SPFは大抵の場合乾燥済みのもののため乾燥による縮みは考慮しなくて良さそうですが、やはり沿っているものもそれなりにありますね。
スペーサーのおかげで両端の隙間は揃っているのですが、中央部分は隙間が狭かったり広かったり。
とりあえず隙間が2mm~12mm以内に収まるならいっか~と、床板の素性の悪さを鷹揚に受け止めてやります。
隙間が狭すぎる・広すぎる場合は、前後を変えてみたり、別のものを使ってみたり。

 

両端に1本ずつビス打ちしながら進行していきます。
今はまだ仮置きに近い状態。

必要な床の幅から隙間の幅などを決める『割付け』とかは一切しませんでしたが、ぴったり収まってくれました。
終点近くで微調整する必要もほとんど無く。
というわけで結果として、幅2400mmの床に対して、幅89mmのSPFを25本使用したということになりました。

柱と柱の間は余っていた6f材を使用。
こういうところは少し幅広の材を『幕板』として使ってはみ出させたほうがかっこいいようですが、ローコストに作りたいし、第一面倒なのでぴったりにしてやりました!

床板の並びが決定したので、中央のほうにもちゃんとビスを打って固定していきます。
しかし根太の間隔である455mm毎に幅89mmのSPFに2本ずつ打っていくと、ビスが多すぎて見栄えがちょいと悪くなるのかな?と思ったので、根太1本はビス打ちを飛ばしました。
なので結局7本の根太の内、4本分しか打ちませんでした。
まあいつでも打てるし。

ビス打ちが終わると、デッキの上をドタバタ歩いてもボコボコすることは無くなりました。
ビス打ちは910ピッチ程度でも良いのかな?と今は思います。

平坦な床が出来上がって気持ちが良くなったので、少しの間寝っ転がって出来を堪能です。
…ちょっと、廃油くさい…

 

ウッドデッキとしてはこれでほぼほぼ完成なのですが、次回の記事では金属の壁を少しだけ張ります。

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