伐採日誌 2017年1~3月

伐採

1月

2017年1月24日、6畳小屋セルフビルドで使用する内壁用野地板が乾かないので、伐採作業することにしました。

の前に、身体を暖めるため・雪が解けてくるまで薪割&薪棚増築したりしました。
足場が不安定なところで伐採するのは危ないですからね~。

今日は小屋東側の低木を伐採することにしました。
あまり生活スペースに直結するような場所ではありませんが、ちょっとだけ残っているので伐採しておくことにしました。
来シーズンにはこのエリアのコナラとネズミサシを伐採する予定ですから、まあその準備でもあります。

チェーンソーで低木を根本から切って、ナタで枝払って片付けていくルーチンワーク。
チェーンソーの使用は久しぶりでしたので、ちょっと使うだけですぐに疲れてきました。
伐採しまくっていたときよりも体力落ちてるかも。
セルフビルドは伐採に比べたら、体力はそこまで使わないからな〜。

低木伐採だけでも大分見晴らしが良くなりますね。
出稼ぎ前に山をある程度綺麗にして、帰ってきたらホッとするようにしたい。


1月25日、近くを散歩して朝10時頃から昨日と同じように低木伐採。

夕方までずっと伐採です。
天気は良いし風もありません。
夕日が綺麗です。

高木だけ残していると綺麗な森林になっていきますが、樹木の密度が低過ぎるような気もしてきます。
コナラ伐採した後はすぐに何か植えようかな。

 

2月

2月11日、積雪しているので買い出しなどが出来ません。
やることないので、今日は公道に張り出している低木や道上の枯れ松を処理。
所謂、支障木の伐採です。

ビフォー&アフター
道上に大きく張り出しているものは伐っておくことにしました。
以前、トラックが通る時に接触しそうになっていたので、こりゃどうにかしておかないとな、と思って。
本来は公道所有者(町)に連絡、町が山林持ち主を探して伐採請求という流れとなるのですが、不在山林所有者なんていくらでもいるし、総合的に見れば多数の人間の時間と金と手間がかかって非効率です。

ここのような田舎では木が小さな公道に張り出してしまうなんてしょっちゅう起こることですから、邪魔だと思った人が勝手に排除しているようです。(自治会長より)
法的にはグレーですが、このほうが効率良いですね。
何でもかんでもきっちりして無駄な手間と時間をかける必要はないと思います。
きっちりしすぎたら税金もっと高くなっちゃうよー。

またビフォー&アフター
半端なところで山側に折れている枯れマツがあり、根本での伐採は大変危険です。
自分の山の近くはこのような松くい虫にやられた枯れマツが多くあり、たまに道路に倒れて道を塞いでしまうことがあります。
出来れば自分の身の安全のために伐採しないでおきたいのですが、しかし放置するのも危険。

折れた枯れマツは法面上側から長い棒を使って、折れた部分を倒すことにしました。
棒でコツコツ押すだけでバランス崩して落ちてくれたのですが、落ちる時に自分の顔近くを通ったのでビビりました。
やっぱり枯れマツ処理は怖いな~…

この辺りは電線も無いし車通りもほとんどないので、道沿いの支障木伐採の中ではまだ簡単なほうですが、やはり法面を上がっていったり重心が分からない枯れマツ伐採したりするのは大変。
今日は道に張り出した低木を10本程度、法面上の枯れ松を8本ほど処理しました。
つい最近枯れたかなり大きな松もありますが、倒し方がわからず保留…
もう少し枯らして軽くした方がいいのか、重心がわかりやすい内に倒した方が良いのか。

3月

3月4日、快晴。ポカポカ陽気。春だ。
6畳小屋セルフビルドも終わったことだし、調理場などはまた来シーズンにやるとして、出稼ぎ出発までは低木伐採&薪づくりでもしていことにしましょう。

まずは少しだけ残っていた、小屋東側敷地の低木伐採をやりきりました。
うねうねしたつるが無くなり見晴らしも良くなりました。
来シーズン予定のコナラの伐採も楽に行えることでしょう。

次は小屋西側に広がる広大な山林の低木伐採をしていくことにしました。
地図を見る限り尾根上が敷地境界のようですが、境界杭等は一切ないので図面と地形を見ながら自分の土地の境界を見定めていきました。
山林の境界は大抵、地形に沿うはずです。
なので尾根上の低木や枯れ木は伐採しておいて、作業道にしていく予定。
大きな木は残しておきます。

腐りきってない倒木のアカマツは、玉切りして自家用の薪にしていく予定。
しかし玉切りするとき妙に時間がかかりました。
研いでも同じ。
しかも右に反れていく。
こりゃ本腰入れた刃の手入れをしないといけないかも。
まだまだ素人だからチェーンの寿命を短くしてしまったようですね。

低木伐採と言えど、久しぶりの作業はちょっと疲れました。
また、今日はかなりのポカポカ陽気だったので休憩を長めにとってしまいました。
寒いと早く身体を動かそうという気分になって作業を進められますが、暖かくなると気持ち良すぎて作業に集中できない…。

低木伐採と言っても、枝払いしたりしながら片付けていくので、一日かけても伐採できる面積は少し。
所有している土地全部の伐採が終わるのはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。


3月6日、境界付近の中木を伐採。
昔はもっと一本一本集中して、シミュレーションしながら伐っていましたが、今はちゃちゃっと受け口作って追い口入れて伐るだけです。
全て思った方向に倒れはしましたが、緊張感が少なすぎた気がします。
こういう時に怪我しそうで怖い。

そこそこ通直な広葉樹がありましたが、製材するのは面倒なのでやっぱり1.5mに玉切りして土木・薪棚用資材とすることにしました。
自家製材はかなり大変なので、曲がりの多い広葉樹は土木用資材として使うのが一番な気がします。

この日以降は枝や丸太を野ざらしにして半端に腐らせたりしたくないので、ひたすら薪づくりを行っていました。
薪棚は境界付近に作って境界目印代わり。
来シーズンも境界付近の低木を伐採していき、境界あたりに薪棚を作って片付けていく予定です。
枯れマツが多くあって危ないので、さっさと処理したい。

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