山の暮らし小ネタ集 2017年12月
2017年12月2日、山小屋暮らし再開してから2回目の公道掃除。
1回目は10月下旬、台風が全て過ぎ去った後に枝葉をどけるのが目的でしたが、今回は落葉期による大量の落ち葉を掃除するため。
こういうのを放っておくと雨降った時にバイクで下山できなくなるのです。
ほとんど人や車が通らない場所なので、道脇の落ち葉が溜まっている場所の下もアスファルトで舗装されているにも関わらず、腐葉土が出来てきています。
土になって湿ると重くなるので、熊手で払うのも大変になります。
やっぱりこまめに掃除するのが一番か。
掃除してたら道脇の枯れ木にキノコが生えてました。
パッと見似ている猛毒のツキヨタケは割ったら軸が黒いらしいですが、これの軸はちゃんと白色です。
スマホで調べたらヒラタケっぽい?ので食べられそうなのですが、キノコ採取経験は一回も無いので、安全のために食べませんでした。
真冬にしばらく乗らなかったなどで上がってしまった12V車のバッテリーに繋ぎ、瞬間的に大電流を流すことでエンジンを始動させることのできる、ジャンプスターターを購入しておきました。
自分の乗ってるバイクのNC750はインジェクションですしDCTですので、押しがけが出来ないのです。
バッテリーが上がっても小屋内のディープサイクルバッテリーを持ってくれば一応エンジンは始動できそうですが、やっぱり重いので、こういう小さなものがあれば便利かなと。
これから雪が降って道が凍結してしばらくバイクに乗れないこともありそうなので、今の内に買っておきました。
製材したアカマツをどけたら何やら変な土の塊がありました。
「小屋床下で保管しているパイプの中とかにも土が入り込んでいるし、一体どこのどいつがこんなことやってんだ?」
と思って調べたところ、犯人はドロバチの可能性が高そうです。
まあ、実害は無いから放っておくか。
サツマイモを手に入れたのですが、電子レンジが無いので簡単に調理することが出来ません。
そこで、やかんに少々の水を入れて、付属のザルの中にイモを入れて、中の水が無くならないように気を付けながらひたすらロケストで蒸してみました。
何十分も加熱したので良い具合に蒸せましたが、なかなか面倒くさいな…
12月14日、今季初の積雪を観測。
雪が積もると透明ポリカを使った下屋内も薄暗くなりますが、あまり雪が降りこまないので下屋が無かった昨シーズンよりかはかなり楽。
いちいち靴を小屋内に入れたりする必要も無いので、汚れも少なくて助かる。
やっぱり広い玄関、というか土間は大事ですね。
ポカポカ陽気で快晴な日があったので、作業は中断して散歩することにしました。
周辺の山々は大きく開発されたところは少ないのですが、ところどころに昔の歩道らしきものがあるので、今日はその中の一つを歩いてみることにしました。
昔は人通りが多かったからか、この道らしきものは窪んでいます。
起伏はそんなにない地域だからまだ生活しやすいほうだと思うけど、山から離れていく人は多いね。
登っていくと林業の施業地がありました。
まだ作業道は地山に還っていくほどの時間は経ってなさそう。
最近伐ったのかな?
苗木の植え付けとかはやってないけど、いつかやるんだろうか。
この後作業車が通ったと思われる道を通ってみましたが、ものすごい傾斜でしたよ。
私の小屋近くの進入路の倍くらいの勾配あったんじゃないだろうか。
クローラ式の車が通るならこんなもんでいいいのか。
金柑の甘露煮づくり
12月30日、背中の粉瘤が痛んで作業にならないのに、今日はポカポカ陽気。
こんな日に小屋内に引きこもるのはどだい無理なので、道の駅で150円で売っていた金柑を、ロケスト使って甘露煮にすることにしました。
どうして甘露煮にするかって、金柑の食べ方は甘露煮しか知らなかったので…
クックパッドでちょっと調理法調べて作業開始。
まずは一つ一つ穴開けてからあく抜き。
竹串とかは持ってないのでマイナスドライバーでぶっさして穴開けました。
ロケストで熱湯を作って金柑入れていきます。
結構な量なので結構な熱量が必要ですが、薪が使い放題なら問題なし!
少し湯がいたら山水でしばらく晒してあく抜き。
流水だと多くの水が必要だけど、山水はタダなので問題なし!
あく抜き終わったら甘露煮にしていきます。
ひたひたになるくらいの水を入れて、砂糖と蜂蜜を目分量で入れて煮詰めます。
甘さが足り無さそうなら追加。
期間工労働時にお勉強資料として農学基礎セミナーをいくつか購入していましたが、その中の「農産加工の基礎」に具体的な瓶詰加工や乾燥加工の方法が載っていて、かなり参考になりました。
この本読みこなせば道の駅に出品出来るくらいの加工食品なら作れようになるんじゃなかろうか?と思うレベル。
やっぱり体系的にまとめられた情報ってええね。
今回は本に載っていた簡易瓶詰方法を採ることにしました。
元ジャム瓶を熱湯で消毒して、煮詰め終わった甘露煮を詰めて、軽く蓋して、蓋から入らないくらいの水量のやかんに入れて長時間沸騰させて、脱気します。
脱気時間は野菜・果実類なら20~40分、肉や豆類では60~90分必要とのこと。
隙間時間にネズミサシの皮むき。
たまにロケストの様子見て薪の撹拌&追加。
脱気が終わったらきつく蓋します。
脱気・密閉が終わったものは丸ごと加熱して殺菌。
150円の金柑からジャム瓶4つ分の保存食、金柑の甘露煮完成!
風邪に効くらしいので病気の時は積極的に食べてみようかと思います。
金柑は元々ビタミンCが多いらしいですが、これだけ熱を通したら、栄養分どうなってんだろうね…
全部で3時間かかりました。
煮詰めるのに使った中華鍋には砂糖がべっとり。
これを全て洗い流すのももったいないので、この日の晩御飯には砂糖を使う煮つけにしました。
そう言えば和食って砂糖多く使うのな。
大晦日
12月31日、雨の予報。
朝からだらだらとひたすら漫画とゲーム。
久しぶりの超自堕落生活…
夜なら良いんだけど明るいうちからこういうことしてると、駄目な大人になった感ありありです。
開拓作業は言い訳も兼ねてるんだ!
大晦日だからということで今日の晩御飯は蕎麦にしました。
安い蒸し麺ではなくて生タイプ。
具は何にしようかとちょっと考えましたが、面倒くさくなって結局生卵一つだけの月見そば。
しかも丼持ってないから鍋のままです。
なんて、侘しい年越しそばなんだw
でも生麺タイプだったから麺は美味しかったです。
ゆで汁とつゆをまぜて蕎麦茶にしてみましたが、卵のまざりっぷりがどうみても雑炊の残り汁です。
本当にありがとうございました。
…時事ネタなのに問答無用で1か月後の投稿です。
マイペースが信条なので…
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