単管パイプカッターは使い方とコツを調べてから使いましょう

DIY

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単管の切断方法

薪の土台を作るために、1mと4mの単管が大量に必要となりました。

単管はホームセンターで調達するのが最も楽ですが、4mが最も単価が低いです。

自分で単管を切断できるなら4mだけを購入していくのが良いでしょう。

 

さて、単管を切断する方法としては以下の3つがあるようです。

  1. 高速切断機を使う
  2. ディスクグラインダーに金属用切断砥石を装着する
  3. 単管カッターを使う

①の高速切断機は大量に切るなら最も効率良いのですが、金属加工はあまりしない自分は導入費用がかかりすぎるので却下。
単管購入時にホムセンで借りられるなら、使うのもアリですが。

 

②、ディスクグラインダーはまだ所持してませんが色々なことに使えそうなので考えました。
しかしAC100Vモデルでは今のインバーター(最大600Wまで)では使え無さそうだし、充電式14.4Vモデルだと単管の切断にはちょっと力不足らしいです。
中古で買おうかと直前まで悩みましたが、以下の③の方法を採ることに。

 

③の単管カッターで切断する方法、時間はかかるようですが、電気は必要ないし本体代も安く、静かで安全。
いっぱい単管を切断すると言っても何百本も切るわけでは無いですから、これが良いか!ということで購入決定。

あまり高価な単管切断方法に拘ると、結局ホムセンで1m単管を購入したほうが良くなりますしね。

 


盛大に失敗する

それでは単管を切断してみることにします。

 

碌に使い方を調べずに使い始めましたが、「要はゆっくり締め付けながらクルクル回せばいいんだろ?」

として、使ってみましたが…

 

すぐに刃が潰れました…

「と、とりあえずこのまま続けてみるか」と使い続けましたが、潰れた刃では全く切れず…

一応本体と一緒に替刃も購入していたので、装着しなおして、今度は慎重に同じ場所で作業してみることに。

 

やっぱりすぐに潰れた…

恐らく、刃が潰れたもので切れこんでいたから切断面がガタガタになり、そのおかげで2枚目も潰れたのでしょう。

「使い方しだいでは一本も切れない道具」らしいですが、替え刃が高い(600円~1000円)のが単管カッターの欠点ですね。
こんな小さな部品なんだから300円程度に抑えるか、人工ダイヤ製にでもしてくれ…

 

コツを調べてから使う

諦めてディスクグラインダーを買おうかとも思いましたが、ネット上にコツが載っていたのでそれを全て試して、それでも駄目なら諦めることにしました。

まずはネットで替刃を購入。

 

単管カッターのコツを調べてみたところ、

  • 単管を動かないように固定する
  • 潤滑油を切らさない
  • 螺旋を描かないように最初は何度もやり直す
  • ハンドルは1回転で10~15°だけ回す

とのことでした。
とりあえずこれらのコツを全て試してみよう。

 

固定には、水平の台に単管を置き、もう一本単管を並べて、自在クランプで平行に固定。
回すときは更に足でしっかり押さえました。

一応以下のような単管接続金具で角材と固定することも出来るのですが、「今持っているクランプでどうにかならんかな…」ということで以上の固定方法とすることに。

 

切断時には潤滑剤が必要となります。

最初は上の5-56を吹いてましたが、ちょっともったいないと感じ始めて、途中から「廃油」を使うようになりました。
元はエンジンオイルですから、潤滑性はあります。

次は「螺旋を描かないようにする」ですが、最初は大変でした…

何度やっても右にずれてしまう。

何カ所も傷を付けながらやっていくうちにわかりました。
少しずれても反対に荷重をかけながら軽く回していくと、傷がだんだん綺麗に一周するようになりました。

 

ちょっとずつ締めながら切っていきます。

締め付けが軽くなって、若干単管から音がしてきたら、切れました。

最初は30分くらいかかったかも。

 

しかし2回目以降はコツが分かったので、5分程度で出来るようになりました。

 

単管カッターはコツが必要で、雑にやると何個も刃を潰してかなりの金がかかる道具のようです。

しかし慣れれば電気も騒音も無く、安全に切断できます。

使う前にしっかりコツや使い方を勉強しておきましょう。

 

なお、切り口は綺麗ですがバリはあります。
軍手をしなかったり、切ったものをほっぽりだしておくと、自分のように怪我するので要注意…

(皮膚がえぐれて焦って絆創膏貼りまくった)

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