『ブッシュクラフトDIY』丸太と縄で机を作る
ブッシュクラフトDIYとは、ブッシュクラフトよりもガチではなく、DIYよりも自然素材を使うという、なんとも中途半端な工作だ!
…今回は、調理場デッキの上で食事をするための机が欲しいと思って、極力金をかけずに作ってみることにしました。
自分の山の中には大量の小丸太や枝があるので、それらを活用して作っていくこととします。
ブッシュクラフターにはうらやましい環境だろう(ドヤ!)
脚づくり
机は普通の4本脚のものとします。
適当に真っすぐなものを山の中で拾ってきます。
…曲がったものばかり落ちてるので実は結構珍しかったりする。
脚4本は欲しい高さ+α(結び目)の長さにカットします。
樹皮は剥かなくても良いですが、ネズの皮がささくれだっていて危なかったので、鉈で剥きました。
お次に、天板(?)を載せるための横木を取り付けます。
横木の上に棒が載りますから、欲しい高さの若干下側が良いでしょう。
横木と脚の固定は、「角縛り」という簡単かつ強力な、直交する丸太の縛り方を用いました。
使用した縄は、ワイルドさのある「シュロ縄」です。
高さを揃えた脚と横木の2セットを作って、脚の完成です!
天板を作る
次は天板のための小丸太を用意します。
…針葉樹の間伐材ならほぼ平らに出来るんだけど、曲がった広葉樹材だとどうしても凸凹になる。
まあ野趣あふれるブッシュクラフト、ということで!
横木と天板棒の固定には、イカダづくりでも用いられる簡単な「床縛り」です。
構造は簡単だけど、意外にきっちり締めるの難しいね…
何とか天板棒と横木を固定します。
…この雑さがブッシュクラフトデスヨー
なお、4本脚が杭として土に刺さっていたならばこれだけで完成です。
杭でないならば、この時点ではグラグラしまくって倒れてしまうので、まだ未完成です。
筋交いを作る
グラつきを無くすため、筋交いを作ります。
筋交いも「筋交い縛り」という縛りで縄で固定できるのですが、今回は面倒くさくなってビス留めしました!
小丸太同士のビス接合では、接合部分をちゃんと削って密着させないと強度が少ないです。
なのであまりおススメはしないのですが、軽いもの載せるだけならこんなもんで良かろう…
完成と感想
そんなこんなで、(雑な)4本脚の机が完成です。
緩い縛りとビス接合によって恐る恐る持たないと壊れそうなものですが、高さはちょうど良いし、ちゃんと自立もしますからこれでヨシとしましょうw
調理場デッキ上のロケストで作った晩御飯を、机の上に載せて食します。
市販品だと鍋底の墨で汚してしまうことに抵抗ありますが、自作机だと気兼ねなく汚せます。
天板が凸凹なのであまり安定はしませんが、安定する場所に置くようにすれば使えます。
人間が道具に合わせちゃえばイインダヨ!
今回作ったものは道具としては使いにくいものかもしれませんが、この野趣ある雰囲気が良いですね。
もうちょいこういうブッシュクラフトやっていきたいです。
次は何作ろっかなー。
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