毎日薪を割るの巻 18年10月

超・単純作業、薪を割って割って割りまくる日々を記録しておきます。

昨年伐採して枝葉は処理したものの、幹の部分をほったらかしにしたコナラを処理するため。

薪割りは体力をかなり使うので、午前中の4時間前後だけほぼ毎日行っていくことにしました。

 


2018年10月18日、ほだ木の処理や低木伐採が終わって他に肉体労働が無くなったので、今季メイン作業の薪づくりをすることに。

「これからずっと薪割りか~」と思ってやる気出ず、朝遅めに作業開始。
まずは東方敷地斜面下部(運搬車道からも小屋からも遠い僻地)にある、キノコ栽培で余った90cm原木を30cm薪にしていくことにしました。

道具を揃えて現場に行くだけでも一苦労。

90cmバカ棒に30cm間隔の印をつけ、鋸で原木にマーキングし、チェンソーで一気に玉切りしていきます。
135eだと一本一本切らないといけないけど、550XPならどれだけまとまっていても切断できる!

…でも、原木一本一本の長さが微妙に違うので、30~35cmくらいの幅のあるものが出来上がっていく…

大量の玉が出来ました。

薪割する前に薪棚の土台作らねば、ということで予定地の枝葉を掃除して、単管土台をセットする…
という予定でしたが、単管カッターで上手くカット出来ず、予定変更。

この日はほとんど進まず。

 


10月21日、昨日と一昨日はキャンプツーリング行ってました。

しばらく単管がカット出来なさそうなので、新たな単管土台薪棚を作る必要が無いところからやっていこう、ということで東方敷地上部から昨シーズンの続き。

 

運搬車道すぐ近くのクヌギから作業していきます。

斜面にあるので玉切り後に玉が転がり落ちそうになります。
なので首の皮一枚残してゆっくり切り落として転がらないようにしたりしていますが、もうちょい良い方法ないだろうか。
トビをかけておいて、足で柄を抑えながらチェンソーで切るとか?
チルホールで引きずって安定する場所まで運ぶ?

550XPで玉切りすると簡単に切れるので疲労はあまりないですが、玉を担いで薪割り場へ運ぶのがかなり疲れます。
ハンマー斧のIsocore振るうよりも疲れます…。

玉担ぎで疲れてゼーハーゼーハー言いながら斧を振るっていきますが、斧の性能が良いので笑ってしまうほど割れまくります。

大きな分枝部分だけは割らずにそのままにして薪棚土台にしてますので全部の玉を割っているわけではありませんが、小さな節なら余裕です。
結局クサビを一回も使いませんでした。

 

薪割りしていると、白い辺材部分にテッポウムシが入り込んでいるものが多かったです。

伐採後早急に薪割り&乾燥させていれば、堅くなって侵入も少なくなって見栄えも良かったかも。
やっぱり幹の部分でもさっさと薪割りしたほうが良さそう。

 

あっという間に4時間過ぎてお昼。
クヌギは1本半のみ処理。
全て処理するのに丸2ヶ月くらいはかかりそう。
年内は薪割りばかり?

 


10月22日、昨日残ったクヌギを処理し、運搬車道に放置していたキノコ原木栽培用90cm原木を30cm薪にしていくことに。
細いものは腐って害菌が生えている割合多く、低品質な薪になりそうです。

原木は枕木の上で端を揃えて、5本ずつまとめて玉切りしていきます。
若干長さが異なるものもあるので、長めの玉は33cm薪棚のほうへ、30cmのものは30cm薪棚に、短すぎるものは自家用へ。

東方敷地の運搬車道と公道を接続させるために盛土してたのですが、その時削った部分は平地になっています。

真っすぐな枕木を置いてねじ曲がった玉を最下部に置いて土台にし、ここを30cm薪棚にしていくことに。

 

細めの玉は和斧で割っていましたが、柄が折れました…

1年半ぶり、2回目。

33cm薪棚も大分溜まってきました。

30cm薪棚はこんなもんで、本日の作業は終了。

 


10月23日、斜面上部分の90cm原木全て処理完了。
これで運搬車も通れるようになりました。
まだ斜面下部に放置している原木が大量にありますが…

大量の木屑はどうしようか。
取っておいて燻製用チップとして使おうか。

再度斜面上の倒木処理に移ることに。

直径30cm程度のものなら33cmに玉切りすると簡単に持てますが、40cm超えてくると重くて疲れてきます…
薪割り場からそれほど遠くないからまだいいけど、遠くなったらどうしよう。
背負子でも買うか。

チルホールは総労力増えるし、電動ウインチは遅いし。
人力で持てるなら持つのが一番早いか…
ただ、腰をいたわるのは忘れずに。
最近作業前は必ずラジオ体操やってます。

直径45cm級のコナラの連続玉切りではチェンソーに負荷がかかるかなと思ってましたが、何の問題もありませんでした。
引っかかりも無いし、切削時間も短い。
550XP、こいつやはり天才か。

というかセミプロ~プロチェンソー機が無いと、薪作りのやる気もだだ下がりだったろうな。
買って良かった!

薪割り台と同じ直径の玉でも、IsoCoreのおかげでパカパカ割れていきます。
良いチェンソーと良い斧があれば、薪作りは良い汗かけるスポーツです。

…まあ半日しか体力持たないけど。

 


10月24日遂に恐れていたことが起こりました。
薪が斜面下方向に崩れる。
斜面上側の列は崩れず。

斜面上側に崩れるなら楽なのに、下側とは…

 

1時間かけて水平器使いながら積み直しましたが、斜面上側列が全体的に下側へ傾いていたので、結局下側列の薪上面は上側へ傾いても塊そのものは垂直となってしまう。

積み直しが大変なので、斜面上側へ傾くように常に気をつけて積まねば。
また、崩れても精神的ダメージが大きくならないよう、高さは肩くらいまでにしたほうが良いでしょう。
積みやすいし。

直径45cm玉を担ぐのが大変になってきたので、試しに現場割りしてみることにしました。

が、土に衝撃が吸収されて割れない。

伐採時にひびが入った根元部分は簡単に割れるのでそういうのは斧で割って良いけど、そのほかのものは楔を使わざるを得ないか。
もしくはチェンソーで縦切り。

昨日に比べたらあまり進みませんでしたが、ちょっとずつ斜面上の倒木が少なくなってきてます。
モノを使い切るのは個人的に気持ちいいもんです。

 


10月26日、今日も今日とて単調な薪割りばかり。

薪割り場から近い倒木が大分処理出来てきました。
薪棚もさらに追加。

キノコのホダ木だの薪だの、資源がいっぱい。

単管のカットが上手く出来たので、最初やろうとしていた斜面下部に移ることに。

なだらかな場所があるのでここで薪を乾燥して軽くして、出荷時に斜面上へ担ぎ上げることにしました。
乾燥させれば重量も半分程度になりますからね。

まずは4m単管置いて土台のイメージを掴む。

そんでつるはしで掘って切土&盛土で平らにしていきます。

…フジヅルの根が蔓延っていて大変だった。
山の土を掘る場合、深い土を掘るより表土のほうが根が多くあって大変。

1m単管に打ち込み先端を取り付け、杭打ち用キャップを取り付け、ハンマーで打って地面に固定し、クランプで4m単管を固定。

盛土は軟らかいので雨が降ったり薪の重さで沈む可能性があります。
なので斜面下方向の一列だけは単管使ったほうが安全だと思います。

 


10月28日、無事薪棚土台を作れたので玉切りしたものを割っていきます。

平らな場所が少ないので、つるはしで土を掘って薪割り台を水平に。

斜面下部、谷に近いので、どの原木も乾燥しておらず、ダイダイタケが生えまくってます。
捨てるのはもったいないので割って薪にしていってますが、皮をむいて捨て値で売るか自家用にするかしかなさそうに思える。

薪割りが間に合わず丸太を一夏越させる場合、風通し良く直射日光当たる場所で保管しないと、キノコ生えまくることになりそう。

 


10月29日、今日も同じく作業。

一塊が大体目処が立ってきましたが…

ちょっと離れたところにも大量に保管しており、まだまだ終わりません。

1本1本担いで薪棚近くの枕木に置いて、チェンソーでまとめて切って、薪割りして。

今日はここまで。
4m薪棚がそろそろいっぱいになりそう。
もう一つ土台を作らねば。

結局、装備変更が面倒だったりねじくれている玉も多いので、Isocoreだけで薪割りしてます。
細いものは大きく振りかぶらずポトンと斧を落とすだけで良いので、体力はそこまで消費しないし。

 


10月30日、1個目の薪棚が不安定になってきたのでもう一つ増やすことに。

が、通風性を意識して以前の薪棚から間を開けたので、斜面下部のなだらかな場所がかなり減って、玉切りと薪割りがしにくくなりました。
別の平地で薪割りしても良いけど、薪割り後のものをいちいち運ぶのが大変になるんだよなあ。

今日はここまで。
30cm薪を1列、33cm薪を1列にしていけば上手く収納できるか?

 


10月31日、もう少しで90cm原木全て薪に出来そうだったけど、昼前に妙にだるくなったので中止。
お腹が痛いのか痛くないのか、すこぶる微妙な体調だった…
昼寝したら治りましたが。

斜面下部にはもうそろそろ薪が置けなくなるので、斜面上部に新たな土台を作ることに。

いつもどおりの単管土台。
つるはしで整地するのも、慣れたらそこまで時間かからんなあ~。

 

 

というわけで2018年の10月後半はこんな感じで薪割りばかりしてました。

11月も12月も、こんなんかな…

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