果樹の植栽 18年春

山の暮らし

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果樹苗購入

2018年4月21日、軽トラレンタルしたときについでに安い苗木を購入しました。
少し時期がずれているからか、種類がちょっと少なめだった?
以前定めた自家用果樹の種類の内、育てやすくて早生過ぎないものを買ってみました。

 

とりあえずこの日は柿2種と栗1種を購入してみましたが、ネットで少し調べてみたら、それぞれ以下のような特徴があるようです。

渋柿(愛宕) 結果年数3~5年。収穫時期11月上旬~12月下旬。自家結実性中。

渋柿(西条) 結果年数3~5年。収穫時期10月上旬~下旬。自家結実性中。

栗(丹波) 結果年数3~4年。収穫時期9月下旬~10月上旬。自家結実性小。

山々には野生の柿や栗が生えてますから自家結実性に関してはそこまで意識せずとも受粉してくれると思いますが、生理落果多かったら受粉樹も植えようかと思います。

苗木の植え付け時期ですが、まあやはり基本的には落葉~芽生え前までに行うのが良いでしょう。
しかしポット苗や最近林業業界で普及し始めているコンテナ苗などでは、いつの時期に植えても活着率に大きな差は見られないという研究結果もあったりするようですから、そんなに気を使わなくてもいい気がします。
根が露出している裸苗は気を付けるべきですが。
なので果樹ポット苗では、良いものを見つけたり植栽予定地が整い次第植えていく、ということにします。

果樹は成長すると植え替えが大変なので植栽場所を吟味します。
小屋東側、進入路南側の斜面はアクセス良いが傾斜がきついので、基本的にこのエリアは果樹園にしていくこととします。

果樹栽培の教科書によると、柿や栗では大体5~9mほど間隔を開けるらしいです。
メジャーで植栽予定地の幅とかを測ってみたら、案外植え付けられる本数が少なそうです。
まだ進入路の際とかは造成作業する可能性あるので、そのことを考慮すると、等高線植えでは2列ほどになりそうです。
なのでそれぞれの列で、斜面上、斜面下という属性を持つことになりそう。

栗や柿の性質について再度調べてみたところ、水の要求度の差は少し分かりにくいですが、柑橘類や堅果類は水少なめで良いような気がします。
なので栗や柚子は斜面上側の列に植えていき、柿などは斜面下側の列に植えようかと思っています。

杏子や梅も植えようかと思ってましたが、梅雨の時期は出稼ぎしたり旅行したりする可能性が高いですから、今は保留です。
ひとまずは秋~冬に収穫出来るものを優先的に植えていこうかと思います。

 

植え付け作業

果樹の植え付けはほとんどしたことがないので、ご参考にはならないど素人な方法を書いていきます。

まずは添え木にするべく、鉈で杭を製作。

灰は栄養ありそうなので、ロケスト使用時に発生したものを土や落ち葉と混ぜ、植栽時に使用してみます。

それでは植え付け作業開始です。
一度植え付けて活着した果樹は移動させるのが大変なので、一本一本場所を吟味します。
「まあこの辺でいいだろう」と思ったところをレーキで掃除。
周辺の樹木の根が蔓延っていたりするので、つるはしで穴掘り。

ポットの土より深めに掘ったら、配合した土を入れなが苗木を入れて、深さを調整。

「こんなもんで良いか」と思ったら土を戻し、幹の周囲を足でポンポンと踏んで締固め!
幹周辺は若干凹ませて、水が少し滞留するようにします。(特に傾斜地)

後は添え木の杭を打ち、紐で苗木と添え木を結び、乾燥と寒暑の緩和のため枝葉を少し敷き、水をたっぷりやって終了です。

もっとちゃんとやるならホムセンで配合済みの用土を購入したり、土と配合していくらか寝かせた化成肥料を使ったほうが良いかもしれませんが、面倒くさかったので何もしませんでした!

 


5月16日、またも1本買いました。
樹勢が弱かったので定価では1000円程度でしたが値引きで半額の500円になり、レジで更に下がって300円となったものです。

この日に購入したのは栗(筑波)です。
特徴は、結果年数3~4年、収穫時期9月下旬~10月上旬、自家結実性中。

幹の上側の枝からはこの時期にも関わらず葉が無く、根元から少しだけ生えているくらいです。
ですので植え付け時はあまり根元に土を寄せすぎて葉を傷めないように気を付けました。
そのまま枯れると可哀そうなので、生き延びてくれることを祈ります。

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