人生初の夜勤あり交代制で期間工をしてみた結果と、3つのコツ

出稼ぎ・バイト

マツダで半年間期間工やっているYUです。

自分が配属されている部署は、夜勤ありの『完全2交代制』となっています。

 

今回の記事は、人生で初めてフル夜勤(夜から夜明けまで)をした感想と、やってみて分かったコツをまとめてみますよ!

 

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夜勤ありの完全2交代制勤務とは

工場などにおいての『完全2交代制勤務』とは基本的に、週ごとに「昼勤(日勤)」と「夜勤」に交代しながら働くことを意味します。

 

交代制勤務とは、例えば週をまたぐと勤務時間が変わるような勤務のことを言います。
昼勤をやってた週の次は夜勤となり、夜勤の週の次は昼勤となったり。
週末に休日があるので、そこで体調を整えるというわけですね。

 

交代制にも『完全2交代』と『連続2交代』など、微妙な違いがあります。

完全2交代制は、例えば朝8時から夕方5時までの昼勤と、夜8時から朝5時までの夜勤など、開始時間がほぼ12時間正反対だったりします。
昼勤と夜勤の間の時間は、稼働が止まります。

対して『連続2交代』なら、例えば朝6時から昼3時までの早番と、昼3時から夜12時までの遅番になったりします。(3交代制なら更に夜勤のグループが加わる)
こちらは、早番と遅番の間で稼働が止まらないのが特徴でしょうか。

2017年にやってたホンダは、『連続2交代制』でした。
早番の時はちょっと早起きすれば良いだけだったし、遅番の時はちょっと夜更かしするくらいでした。
普通の生活リズムから大きくかけ離れてたわけでなかったので、支障はありませんでした。
詳細なタイムスケジュールは、過去の記事で残しております↓

さて、今回働いているマツダは『完全2交代制』ですから、普通は寝ている時間に働く「深夜勤」があります。

今まで深夜勤をやったことは一度もなく、始める前は不安でした!
徹夜をしたこともほとんどないし、9割9分の日は夜12時前には寝てしまう私です。

夜勤では時給も割り増しとなって稼ぎやすくなるのは良いですが、身体を壊してしまっては元も子もありません。

 

キツイ自動車期間工を、夜勤未経験で夜に弱い人間がやっていけるのか!?

 

 

 

 

意外に大丈夫でした

意外にも、夜勤は何ともなかったです。

自分は夜に弱いタイプだと思ってたから何かしら体の不調が出てくるだろう、眠たくなるだろうと思ってましたが、全然なんともなかったですw
全身の身体を動かす工程に配属されたから、眠たくなることもなく。
もっと楽な工程だったら、違ってかもしれないけど。

 

マツダの場合、夜勤はむしろ昼勤よりも労働時間が短くて楽でしたね。

残業のMAXは、昼勤なら2時間。夜勤では1時間です。
合計休憩時間は、昼勤なら1時間20分。夜勤なら1時間50分。
また、昼勤なら土曜日も出勤する場合もありますから週6日労働になるときもありますが、夜勤では確実に週5日労働です。

昼勤時の週労働時間を概算すると、8×6+1.75×5=56.75時間ほど。
対して夜勤時の週労働時間は、8×5+0.75×5=43.75時間ほどです。
これだけ労働時間に差があれば、むしろ昼勤のほうが体力的負担が大きいんじゃないの?と思えます。
しかも時給は格段に夜勤のほうが大きいですしね。(夜10時から朝5時まで+50%)

 

「夜勤は寿命を縮める」という言説が多いですから、あまりしたくないなと思ってました。
でも、今となっては歓迎です。

ただ、それは以下のコツを守ればの話です。
やはり不規則な生活になるわけですから、身体に負担をかけないように意識して起床と睡眠を続ける必要があると思います。

 

夜勤ありの交代制勤務のコツ

昼勤時は遅めに、夜勤時は早めに寝ること

勤務時間が12時間正反対の完全2交代制と言えど、生活リズムも正反対にする必要はありません。
少しでも生活リズムを近くするため、昼勤時は遅めに寝て、夜勤時は早めに寝ましょう。

自分の場合は昼勤時なら夜11時に寝て、朝7時に起きてます。
夜勤なら、朝8時から寝ています。

こうすれば、正反対の生活と言えども少しだけリズムを近づけられます。
リズムを変える必要のある土日でも、少しは楽になるんじゃないかと思いますよ。

 

ただ、夜勤の時は8時間連続でぐっすり眠れることは少ないです。
大抵の場合は、4,5時間ほどで一度起きてしまいます。
あまり眠たくはならないですが、そのまま起きていると1日の睡眠時間が昼勤時より少なくなり、いつか不調をきたしてしまいそうです。

そこで、夜勤時は、以下のことにも気を付けています。

睡眠時間は、昼勤時でも夜勤時でも同じにすること

昼勤時は8時間寝ていますが、夜勤時でも8時間寝るように、1日の総睡眠時間を毎日記憶しています。

例えば夜勤後の朝の睡眠で5時間ほどしか眠れなくて昼13時に起きた場合、少し自由に時間を過ごし、夕16時から3時間昼寝して夜19時に起きたりしてます。
このようにすれば、夜勤でも8時間の睡眠時間が確保できます。

夜勤後は眠たくないからって、起きておくのは辞めましょう!
どうしても眠れない場合は、度数の強い「酒」でも飲んで寝ましょうw

 


栄養のあるものを食べる

睡眠時間を確保したと言っても、やっぱり体調にはまだ不安が残ります。

そこで栄養バランスの良い食事として、夜勤後は毎回寮で朝定食を食べてます。

食費を節約したいなら食パンやカップラーメンを食べればよいですが、栄養バランスは良くありません。
ただでさえ身体に負担をかける夜勤だから、労わるためにちゃんとした定食を摂ろうというわけですね。

また、マツダの場合は朝食は夕食よりも200円ほど安いため、毎日食べてもそこまで大きな費用にはなりません。
身体を壊さないためなら、ちょっとした費用は節約してはなりません!

ちなみに自分の場合、更に栄養とカロリーを取るため、朝食後にも以下のようなシリアルに牛乳かけたものを食べてます。

まあ何を食べていくかは個人の嗜好などでご自由に変えましょう。

ただ、期間工は身体が資本だから、栄養に対して過剰な節約をしてはなりません!

 

夜勤の良いところ

嫌だ嫌だと思ってた夜勤ですが、やってみると結構良いところも発見出来ました。

ちょっとご紹介します。

朝日と空気が気持ちいい

仕事を無事終えた夜勤明けに見る朝日、めっちゃ綺麗です。

生活リズムの関係上、帰ったらさっさと飯食って風呂入って寝ないといけないのに、何だか凄い解放感があって清々しいのです。
夜勤をやっていると言えど、やっぱり朝日には希望とかそういうものが感じられます。
「ああ…これから自由時間だ!」という思いが、昼勤時よりも強くなります。

昼勤+残業が終わった後は大抵既に薄暗くなってますからね。
「これで1日は終わりか…身体を休めて明日に備えよう」
と思ってしまって、げんなりします。
早く週末来ないかなー…と思いながら毎日過ごしてます。

 

また、朝は空気も綺麗です。

冬だと寒いだけかもしれないけど、春・夏は日中よりも気持ちの良いことが多いです。
「このまま、どこかに行こうかな…!」
とも思ってしまいますが、流石に身体のことを考えて止めていますw

 

食堂で飯を食って、風呂に入る気持ちよさ

工場から綺麗な朝日と空気を堪能して、寮に帰り、まずは食堂へ朝定食を食べに行きます。

セルフサービスで食器を取って、温かいご飯や汁物・おかずをもらって、お茶を入れ、椅子に座る。
一息ついて、「いただきます」
メニューは豪華とまでは言えないけど、毎日変わるので飽きません。
美味しくいただいております。

次に、風呂へ入ります。
共同浴場ですが、潔癖症ではないので問題なし。
むしろ浴槽が大きくて広々しているので、個人的には共同のほうが好きですね。
疲れを癒すべく、肩までゆっくりと浸かる。

ああ…この一瞬こそが我が人生だ。
仕事は楽しいとは言えないし一生続けたいとも思えないけど、この時だけは、幸せだと感じます。

 

まとめ

人生で初めての夜勤をやってみて、その感想とコツを書いてみました。

気を付けるべきことは多くあると思いますが、ちゃんとやれば身体に大きすぎる負担も無いんじゃないかなと思いますよ。

また、夜勤明けの雰囲気は意外なものでした。
これほどまで解放感があるとは知りませんでした。

 

とりあえず夜勤がどのようなものであるかが分かったので、今後の人生でも過剰に不安視することも無くなるでしょう。
夜勤ありの仕事と言えども、抵抗無くやっていけそうです。

まあ、冬場に夜勤をしたいとは思えませんね。寒いしw
でも夏場なら、むしろ夜勤のほうが涼しくて気持ち良いんじゃないかな?
これからの夏の出稼ぎでは、むしろ夜勤ありの仕事を選んでみようかなとか思っています。

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