熊野ライフ

2016年8月11日WEBサイト

http://www.kumanolife.com/index.html

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サンカ(山窩)に惹かれて

このウェブサイトは、熊野に小屋を建てて暮らしながらサンカのことや日本の民俗について調べたものを載せているサイトです。
昔のウェブサイトらしい構成ですので、今から見ると少しレトロ感の漂う、なんとも懐かしい雰囲気があります。

サンカという言葉を始めて聞いた人も多いと思いますが、簡単に言えば昔から山間部にひっそりと暮らしていた非定住型の日本人集団のことのようです。
ウィキペディアにもそのページがあるので参照すると良いでしょう。もちろんこのサイトだけでもかなりの知識が得られます。
戦争や高度経済成長を経て、サンカたちは現代にはほとんどいないと考えられており、彼らの民俗を詳しく調べた人も少ないので、今となっては興味があってもなかなか調べにくいものとなっているようです。

サンカたちの生活は、山で釣りや山菜の採集などで食べ物を確保し、河原に瀬降りと呼ばれる簡易テントのようなもので生活を送りながら、作った箕などと穀物などを近くの農家と交換したりしていたようです。
マタギのように狩猟などを生業にして山林内に入っていった人々ではなく、あくまでもサンカは山林内だけで生活がほぼ完結していた採集型生活を送る人々だそうです。
サンカについてまとめたページもありますので、ぜひご参照ください。
筆者なりの日本の神々との関係も書かれており、なかなか興味深いものです。

サンカに惹かれたから筆者も山林内で暮らしてみたくなったのか、もしくは山林内で暮らしている内にサンカに興味を持ったのかはあまりはっきりしませんが、熊野でサンカのように自然の恵みと息吹を感じながらの生活を送ることになります。

 

1998年に熊野へ行く

Brother Sun Sister Moonというコーナーにありますが、東京を離れて熊野で暮らし始める記録が載っています。
実家も紀伊半島内にあるようで、ちょくちょく実家に戻っている記録があります。

1998年に古いニッサンキャラバンに乗って仲間と共に東京を出発し、理想の土地を探しながらあちこち旅をしたようです。
河原でテントを張って生活したりしているときに、親切な地元の人から空き家を紹介され、掃除をしてみんなで暮らし始めています。
近くの町まで車で2時間以上もかかるような僻地だったようですが、電気ガス水道も使えるようになったり東京の仲間も多く呼んだりして、なかなか楽しい日々を送っていたようです。

しかしやはりそのような楽しい生活も終わりを迎えたようで、筆者は釣り好きだったのでその場に残りましたが、仲間たちはすることが無かったからか東京に帰っていきます。
筆者も結局は実家に戻ったりもしましたが、また親切な人に物件を紹介され、最終的には1000坪の休耕田と東南斜面3000坪を350万円で購入しています。
ネイティブアメリカンのようなティピーを作ってみたり、やぐらを作ってシートを張ってその下でテント生活を送ったりもしてみたようです。

その後は遂に山小屋のセルフビルドを開始します。
知り合いから古いバックホウをもらって整地し、水盛りで水平を測り、コンクリートブロックを基礎としています。
広さは12畳+ロフト4畳、壁厚さは45mmのログハウス調、屋根材はコロニアル(石綿スレート)。
かかったお金は100万円です。

山小屋での暮らしぶりに関しては事細かには書かれておらず、日記である熊野ライフ通信にも釣りのことや民俗学を調べたものがほとんどですので、生活を窺い知ることはあまりできません。
ただ、やはりネットを使えなかった時代での山小屋生活の記録はあまりないので、過去の様子を知れる貴重な情報源であります。

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