都会育ちの田舎暮らし

2014年7月19日ブログ

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目次

 

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・生まれも育ちも東京の男性が、高知の山奥へ移住して生活した記録

 


・都会育ちならではの田舎への先入観と、実際との違い

 

・技術的なことは少なめけど、田舎や山の探し方は参考になる

 

 

生まれも育ちも東京の男性が、高知の山奥へ移住して生活した記録

きっかけは「都会が嫌」というのではなくて、「家族の健康上の理由」らしいです。
しかしそれにしては、ドロップアウト者の素質がものすごくあるような気が…

元々はメルマガだそうです。ブログは過去のメルマガをほぼそのまま載せたもの。
メルマガ時代ではアンケート調査のようなことをして、読者とのコミュニケーション図っていたようですね。

文章の出来としては、かなり良いほうだと思います。
メルマガが存在していた当時、その界隈で結構な人気を博していた事実がそれを裏付けているでしょう。
何と言いますか、この人絶対頭の良い大学行ってますよ。
本人は「行く意味が無い」ということで嫌々大学行っていたようですけど、おそらく名門高校→名門大学に進学と見た!

 

都会育ちならではの田舎への先入観と、実際との違い

なぜ四国の高知県を選んだのかはブログを読むだけではあまりわかりませんでしたが、まあおそらく何かしらの縁があったりしたからではないでしょうか。(適当)
しかしやはり都会からの移住者だからか、田舎の選び方に関してはかなりの客観的な方法や基準を書いていると思います。
一言で『田舎』と言っても人によって感覚が異なりますので、都会者が田舎探しを行うときはこの方のような都会者の先駆者を参考にしたほうが良いでしょう。

例えば、「田舎は組織や人間関係が閉鎖的」というありふれた田舎のつきあいの意見に対して、「私の場合はそういうのが無く普通に生活している、もちろんそれはたまたまであり他のところに行けば違うかもしれないが」という風に反論しています。
まさしく上記の意見は正しいでしょう。一つを見て全体を判断することは早計であるように、田舎にだって個性がある。そういうことを確認させてくれます。

都会育ちの方ですが、都会批判も多いです。
しかし都会が嫌いだから田舎に来た人ではないので、批判の書き方が「ちょっと待てよ?これっておかしくない?」というように問題提起レベルの優しいものとなっています。
説明が論理的ですので、強烈な個性に辟易する、なんてことは少ないと思います。

人にとっては目から鱗かもしれませんが、東京内を移動するのと高知県から東京都に入るのに必要な時間はそんなに変わらないようです。(ドアtoドアで)
もちろんそのために必要な金の量は変わりますが、飛行機を使えば東京と高知はそんなに離れていない。
ネットや交通の発展が、田舎に移住する覚悟を和らげてくれるっていうことを、私は感じました。

 

技術的な記述は多くなく、コラムやエッセイが中心

具体的な自給自足方法に関しては記述が少ないですが、筆者の豊かな洞察力によって何気ない田舎の生活の中にある面白さやおかしなルールに気づくことが出来るでしょう。
例えば都会(というか大組織)ではそのトップと面会することは中々難しいことですが、筆者は何と市長にとある場所を教えてもらったりしたことがあるようです!

田舎で暮らす上では案外法律を意識して生活するようなところがあるようでして、例えば酒造法だとか、土地の使い方とかには色々気をつけているようです。
土地の使い方で思い出しましたが、山の買い方なんかも少し記述があります。顛末までは書いてくれていませんが、その相場がちょっとわかって個人的に大変ありがたいです。(その記事)

しかし米作に関してはなかなか具体的に参考になるところがあります。
特に自給的米作りを目指している人にとっては面白い記述が多いでしょうね。
機械の借り方とか古代米のことなどは個人的に興味を持ちました。素人には素人ならではのやり方と自由があるようです。

筆者は人一倍哲学するような人らしいですが、所謂スピリチュアル的な話はあまりありません。
そういう霊的なものよりも、もっと論理的でありなおかつ感覚的な哲学をしておられるようです。
特に、食に対する思い入れは強く、田舎暮らしによって美味しくて健康面でも満足できるようなものを食べるようになっているようです。(有機農業も慣行農業もしていますが)
う~ん、何というか、まさにこういう生活こそが身体の芯から感じる幸福だと思うんですよね。

他にも書評が多くありますが、どの本も面白そうです。
個人的はこの記事でアダムスミスの『国富論』に興味を持ちましたよ…。

ブログですのでそこまで綺麗に記事が整理されていませんが、どの記事も面白いので全部読んでいってみてはいかが?

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