でたらめ山暮らし

ブログ

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http://detarameyama.blog64.fc2.com/

2006年から続いている開拓型田舎暮らしブログ

わざわざタイトルに「ブログ版」と書いてあるように、当初はちゃんとしたウェブサイトを作るまでの繋ぎとして作成されたブログのようです。
ですので一番最初の記事は結構中途半端なもので、田舎暮らしを始めてからの時系列順に記事も並んでいるとは限られません。
と言っても、ちゃんと開拓当初を思い出す記事も多いので、昔の状況を読者も知ることが出来ます。

ブログが始まった2006年の時点ですでに約10年ほどこのような田舎暮らしをしておられたようなので、今(2016年)となっては20年近くも生活されているベテランとなっておられます。
田舎暮らしを始めるという人は昔からそれなりにいたようですが(ヒッピームーヴメントなど)、ウェブ上に残っている記録は多くはありません。
今となってはスマホや通販を使えば、いつでもどこでも自由に情報や物を得られることが出来るようになっているので便利になりましたが、このブログ著者の開拓生活の初めはそのようなものはありませんでした。
というわけで、このブログには今と比べると情報や物について不便であった時代の生活のことも書かれているというわけです。

記事はカテゴリ分けにされていますが、記事の量にしては綺麗に整理されているわけではないので、少しピックアップしてみましょう。

まず最初に、土地と家のまとめの記事にあるように、土地は競売で安い中古車くらいの価格で入手した700坪の山林、総床面積30坪のログハウス(もどき?)に住んでいます。
周囲2kmくらいは誰も住んでいない孤立した場所だそうです。
ログハウスの前には6畳一間の仮小屋を建て、本宅を何年もかけて作っていったようです。
仮小屋を建てる前の入植直後はテント生活を送っていたようで、スーパーカブにキャンプ道具を載せて山林にきて焚き火をするなどという、かなりワイルドな生活だったようです。
住んでいる場所は4,5月くらいまで雪が残るし結構な豪雪地帯のようなので、おそらく北陸の方なのかもしれません。
なお、この山林暮らしをする前には仕事をしていたようですが、仕事を辞めてからは北海道で旅をしながらアルバイトなども行っていたようです。ブログを始めてからもしょっちゅう北海道をメインに長期旅行に行っているようです。

 

開拓の流れ

入植後にテント生活を始めて開墾を始めることになりますが、とりあえず最初は草刈から
伐採と根起こしに関するまとめ記事もありますのでなかなか参考になります。
その後は地元で仲良くなった人に小屋の建て方を教えてもらい、主に廃材を使用して2カ月の期間で材料費8000円の6畳一間の小屋を建てています
仮小屋を建ててから遂にログハウスを建て始めますが、まずは基礎工事です。
当初は「フルログ」で建てようとしてやっぱり無理だとして「ピーセンピース」、それも無理だと悟って結局従来の工法である「ポストアンドビーム」工法に落ち着いています。
出稼ぎや旅行をしながらゆっくり建てたようなので、本宅が出来るには7,8年もかかっています。

ライフラインについて

開拓時代では基本的に電化製品を使用しない生活を送っていたようで、キャンプ用のコンロで煮炊きを行い、冷蔵庫が無いので肉や魚は干物・燻製・佃煮にして保存していたようです。
しかしちょっとした電化製品は使用していたようで、車のバッテリーを照明用の電源などにもしています
また、イワタニのカセットガスを用いたガス冷蔵庫なんかも所持しているようで、市販のガス缶一つで24時間ほど冷却可能のようです。

水道に関する記事が多くありますが、一番最初は崖の途中にある湧き水の場所に横穴を掘ってホースを取り付けて必要になったら汲みに行く原始的なもの、次は水源近くでスイッチを入れるエンジンギアポンプによる揚水システム、最後は家に居ながらにして作動できる電気ポンプとなっています。
本宅を建ててからは電気とガスは普通のものだそうですが、電気の基本料金は月1200円、ガスは年間3000円程度のようです。
なお、電気をひいたときに敷地内に電柱を建てる必要があったようですが、電力会社から敷地使用料をもらっています。年間3000円程度の地代のようですが…。
ネットに関しては最初はPHSの通信カードを使用、その後は光回線が開通しています。山奥でも光回線導入工事が無料っていうのは羨ましいですね。

設備について

トイレは初めは野糞、次は囲いを作って穴を掘った土の中にする原始的なもの本宅が出来てからは簡易水洗となっています。
なお、簡易水洗は汲み取り式なので少々臭いものです。その消臭策として培養したEM菌を毎回便槽に流したところ、結構効果があったようです。

風呂はドラム缶風呂から始まり、薪で沸かすものや灯油で沸かすものに進化していっています。

薪ストーブにもこだわっているようで、整備なども含めて多くの記事が書かれています。
少なくとも6台も所持しているようですが、どれも格安・無料で手に入れたもののようです。
薪ストーブに使用する薪を確保するために、薪小屋も作っています。とりあえず屋根と通気性を確保すれば良いようですね。
薪づくりに使用するチェーンソーへの言及もあります。

基本的に乗り物はカブや軽自動車のようです。
しかし記事を見ていくと、油圧式ショベルトラッククレーントラクター運搬車なんかを所持していた経験をお持ちなようです。
どれも古いものばかりだそうですが、こんな大道具はなかなか手に入れられません。付き合いがあればこんなものまで入手可能なのか…。

 

生活

基本的に著者の収入源は普通の仕事です。
地元では設備関係の仕事を、雪の積もる真冬では実家のある東京で派遣社員として出稼ぎを行っていたりしています。
なお、初めての出稼ぎは真夏の北海道だったようです。
質素な生活をすると、年収100万円でも長期旅行に行けるなど文化的な生活は送られるようです。

田舎暮らしの醍醐味である家庭菜園は著者もかなり力を入れているようで、かなり多くの記事があります。
基本的に多くの労力と金がかからない自然農法に挑戦しており、作物毎の結果はブログ中に数多く書かれています。
なお、害虫対策の記事もありますが、化学肥料を与えたものほど害が出やすいような感じがあるようです。なかなか興味深い現象です。
堆肥の作り方使い方もまとめられていますので、参考になります。やはり有機物そのままよりも堆肥化したものをそこそこ与えた方が効率良さそうです。
きのこの原木栽培にも挑戦している記事もあります。原木を自給出来ればこういうのも楽しいし良さそうですね。

食事は基本的に質素なもので、玄米や保存に適した塩分の濃い漬物などを食べているようです。
著者の周辺は山菜が豊富なようで、キノコや木の実類など多くのものを採集できるようです。
糠漬けの自作もされているようで、よくかき混ぜると美味しく、腐敗しないようになるようです。
味噌の自作もしています。「要するに軟らかく煮た大豆を潰したら、塩と麹で混ぜ合わせ容器に仕込んでおくだけ」で出来るそうです。

 

基本的にこのブログは田舎暮らしに関する全般的なことが数多く書かれていますが、他のブログと比べると、特に動物観察記録が多いように思えました。
他人のいない生活だからかその分他の生物に目が向くのか、人間の生活と動物の生活を比べるような感想が多く書かれています。

と言っても他人と関わらない生活というわけではなく、来客は多いし、旅行中に訪ねていく人も多いようです。
地元の人ともいくらかは交流しているようですが、いかんせん距離が遠いので濃厚な田舎の付き合いというのは無いようです。
同級生には京大卒がいたり、上記のように色んな乗り物をもらったりで、著者の交友関係はなかなか謎に包まれています。

 

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