調理場ウッドデッキDIY 床束、大引き、根がらみ

調理場ウッドデッキ

沓石の製作と床束用の材の切断を終えて、今回は根太の取り付け前まで。
根太と床板(デッキ材)張りは次回に。

前回は沓石設置して、床束の加工をしていました。

 

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床束、大引き、根がらみ

2018年1月15日、床束を規定の長さに切断してとりあえず置いてみます。
ちゃんと水糸から沓石上端までの長さを2回ずつほど測定したはずですが…

ヒノキの90mm大引き材を置いてみたら、なぜか中央のものの長さが思いっきり間違ってる!
写真をよく見たらわかりますが、大引き材と中央床束の間がかなり離れてしまっています。
多少の隙間ならあまり支障は無いですが、ここまで離れてしまうと荷重の分散が出来ない!

 

切りなおすのも嫌なので、不足分は端材をちょこんと載せるだけ。
小屋建築時より下手になっているとか言ったらあかん…

タフソートで塗って防腐処理。
小屋建築時に購入した14Lのものですが、床束や外壁に使いまくってもまだまだ使いきれません。
コスパよすぎぃ!

 

 

そして時は流れて…

 

 

3月27日、ずっと別の作業ばかりやってて調理場ウッドデッキのことはおろそかにしていましたが、余裕が出てきたのでちょいと作業再開。
床板(デッキ材)や根太材や大引き材(1本)辺りがセールになるまでは購入しないからどうせウッドデッキは完成しない、ということでこんなに工期が延びてしまいました…

ひとまず出来ることをやろうということで、丸太の床束と90mm角大引きを角金物で繋げられるように、丸太をノミで削ったり。
丸太で金物接合するときは、こうやって面を合わせないといけないのが面倒ですね。
角材なら何もしなくても良いんですが!

次は床束どうしを固定するため、根がらみを取り付けます。
が、こちらも丸太を使っている場合は面を合わせる必要があります。
丸太中央と沓石中央を合わせて、根がらみの面を中央線から〇mmのところとして墨付けをして…というのは面倒だったので、ちまちま削って現場合わせすることにしました!
床束のような小さな材なら取り付け、取り外しは楽ですから、難しい丸太の墨付けするより現場合わせで何度も微調整するのが楽なんじゃないかな?

結構な深さを掘る必要がありそうだったので、最初は鋸で切れ目を入れていくのではなくチェンソーで大雑把に。
流石に微調整の段階ではチェンソーは使えませんね。
どうしてもぶれちゃうし。

ノミで掘っていきます。
根がらみは2×4としますから、幅は90mm。
ぴったりの幅の穴を作っても良いですが、どうせビスと釘で固定するからそんなにこだわる必要は無いんじゃないかな…?

とまあこんな感じで根がらみ用の欠き込み完了。
調理場デッキの床束と小屋の床束は位置を合わせているので、12f(約3640mm)の2×4で固定して小屋とデッキの剛性をまとめて補強しようというわけです。

 


4月5日、よ~~~やくセールになったので決心して木材を大量購入。
実はSPF2×4(38×89mm)の10f(約3030mm)を床板にするのではなく杉の足場板(200×30×3000mm)を使うのも良いんじゃないか?と思っていて安いものがあったら買おうとしていましたが、全品ポイント10倍セールということで安く抑えられるSPFを買いました。
中古の足場板をウッドデッキに使うのも良いとは思うんだけどなあ…値段と機会に負けた。

ちなみに進入路が出来上がって搬入が楽にできると思いきや、ちょうど1日前に運搬車を別の場所に入れていたので、木材の運搬には使用できず。
あほかな?

 

4月7日、根太として使用予定のSPF2×4の8fとスギの90mm角材をタフソートで塗装。
塗料はやっぱりタフソートが一番容量辺りの値段が安いので、出来るだけこれで塗装していったほうが安く収まりそうです。

大引きと床束の固定も進めていくか~として、下げ振りで床束の垂直を微調整、大引き両端と柱からの距離を測定して大引きの平面位置を微調整していくと、ずれとるがな!
これでは金物を取り付けにくい!

 

…まあこういう時は飼い物で厚さ調整すれば一応収まりますが!
端材の12mm厚OSBを使ってみました。

基本的に山形プレートは足のほうが横材にとりつくようです。
90角で逆に使うと柱の隅の方に釘を打たないといけなくなって、割れそうになるよ!

 

根太は小屋の土台に取り付けていく予定ですので、邪魔になる野地板外壁を外します。
全部ビス留めなので楽ちん。
こういうときは本当に釘よりもビスのほうが良いんですよね~。
釘は抜きにくいから打ち始めるときに間違ってないか緊張する…

外壁の中は居心地がいいのか、虫たちの越冬場所にもなっていたようです。
透湿防水シートには劣化は見られず。
野地板間のちょっとした隙間くらいでは紫外線劣化などはほとんどしないと思われます。

 


4月8日、塗装が終わった大引きなどを固定していきます。

…作業の順番間違えて、床束の垂直確認する前に大引き側に一本釘を打ってしまい、釘抜きで抜こうとして抜けず、ずれたまま取り付け。
厚さ調整の材は割れそうだったので釘ではなくスリムビスで固定。
小屋建築時よりクオリティー下がってるとか言ったらあかん!

 

遣り方のクオリティーも低かったのか、床束と大引き、床束と根がらみの固定に厚さ調整の飼い物使用。
もうええもん!

ちなみに根がらみには厚さ38mmのSPF2×4を使っていますが、基本的に山形プレートに付属のZN-90の釘(溶融亜鉛メッキ太め鉄丸釘長さ90mm)を2本、よくあるユニクロメッキ90mmビスを2本ずつ使用してます。
釘とビスでは少し強度の方向性が異なるようですから、両方使用。
なお普通の鉄釘(N-〇)はメッキがなされてないので、他の釘やビスよりもかなり錆びやすいというのが今のところの印象。
まあ錆びたら錆びたで木材と一体化しちまうから、それはそれで強度がある、のか?

 

というわけで調理場ウッドデッキの床束と大引きと根がらみの取り付け完了です!
床束と大引きは特にほぞ組とかはせず、金物で繋げています。
山形プレートは安いですが、端の方に取り付けると材が割れそうになるので、両端はL字金物を使用しています。
大引きは3m角材を一切切らずに取り付けていますが、まあ邪魔になったときに端の方切ればいいですから、今のところは床束からはみ出させています。

根がらみは大引きと直交するように2本。
床束が短すぎる場所は省略しています。
一応水平に取り付けていますが、まあこれは見栄えが良さそうだからということで。
斜めに付けても良いんですが。

金物と根がらみの結合力のおかげで、グラグラせずに固まってくれました。
しかしところどころクオリティーが低いところが見受けられます…
何だか経験値上がっているのに能力値が下がっているような気もします。
年齢高いとレベル上がっても能力値下がるとか、ウィザードリィか!

 

この日はそのまま根太の接続に移りましたが、ちょっと記事が長くなってきたので分けます。

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