進入路造成 18年3月6~13日 運搬車による盛土開始!

2018年3月6日、植菌シーズン中ですがドリル等がまだ届いていない状況。
キノコ栽培は少し名残惜しいところもありますがある程度目処が立ってきたので、別の作業が出来るようになってきました。
住環境を整える、薪を作るなどの作業もありますが、キノコ栽培の本伏せのこともありますからまずは進入路造成を優先することに。

あおりの高さを拡張して土を運べる量を増やそうとしましたが、前回の900mmから450mmに変更です。
このくらいがちょうど良さそうですね。
あんまり多く盛りすぎると重すぎて急斜面登れなくなったりバランス崩れやすくなったりするしね。

 

それでは本格的に小屋周辺整地&運搬車による進入路盛土開始です!
もう大きな切り株は無いから、土を削るのに障害となるものは無いぞ!

運搬車を使用せずに整地していた前回で、ある程度の基準高さが分かったのでその深さを元にスコップでザクザク掘って、運搬車に土を入れていきます。
出てきた根は切り株の方に置いて、後でまとめて燃やします。

 

運搬車に土をある程度盛れたら、早速丸太組擁壁の箇所に土を運んでいきます!
落ち葉などのゴミが溜まっていたのである程度手で掴んで脇に捨ててから、運搬車を近くまで移動。
エンジンの調子も良く、難なく急な上り坂を上っていけましたよ!

土を満載した荷台は重いから油圧でも何でもない手動ダンプはきついか?と思ってましたが、元々荷台の重心が前方のほうにあるからか、少し力を入れたらダンプ出来ました。
と言ってもダンプ出来ただけでは土の全てを地面に落ちていくわけではないので、ダンプした状態でつるはしで掻いていってちまちま降ろしていきました。
土が降ろせないくらい詰まってきたら、そのまま後進1速でバックして位置をずらし、再度土降ろし。
土を全て降ろしたら空荷で小屋近くまで戻って、また土を入れていきます。その繰り返し。

今日はここまで。
丸太組擁壁の盛土、小屋周辺の整地を同時進行で行っております。

土を下方から持ってくるので、人力の一輪車で土を運ぶよりも大分効率良くなりました。
今のところ、1ヶ月もあれば余裕で終わりそうな気がしますが、どうだろう?


3月7日、午前のみ前日と同じく切土&盛土作業。
午後からは植菌と焚き火。

 思いの外土運びペースが早いので、早速丸太組の段を追加。
昨年伐採した太いものを陽向に置いてたらかなり軽くなってました。
長さや太さを勘案しながらどの丸太を使うか考えていきます。
広葉樹丸太組はなかなか経験値必要な構造物ですね。
今までは丸太組が楽、盛土が大変でしたが、運搬車が使えるようになってからは丸太組が大変で、盛土が楽に。

今日は横木一段追加しただけだけど、ちょっと高さが高くなってきて何だか成果が目に見えてきた気がします。
この調子でいけば3月中に本当に進入路造成終わりそうな気がするぞ!

午後からは植菌しても少し時間が余ったので、焚き火。
最近は気温が上がってきたからか、かなりの雨に降られても一日開けたら結構乾燥したっぽい。
おかげでネズミサシの皮や根のほとんどを一時間ほどで処理できました。


 

3月9日、半日作業。
昨シーズンに「運搬車が使えるようになってから運ぶか~」と思っていた土木用1.5m丸太を最初に運搬。
結局細すぎて使わなかったとしても、杭打ち型丸太柵工に使えば良いしね。

運搬車はバックではなくて普通に前進で進んでいましたが、前進スタイルでは斜面の端の方に土を盛る場合土を降ろしにくいので、バックで登っていこうと思ったのです。
でその結果、重心が荷台前方のほうにありすぎて逆ウィリーして進めなくなったw
…そのままではどうしようもないので、本体後方(エンジン側)のフレームに足を載せた曲芸乗りで無理矢理重心を変えて登り切りました。
元々そういう仕様ではないですからこういう使い方はやめておいて、端の方に土を下すときは斜面に駐車していちいちスコップで土を運ぶか、荷台横のあおりを外して横から土を降ろすなどするようにしました。

この日はここまで。
徐々に徐々に進んでいる、はず。


 

3月10日、今日も今日とて土木作業。
涼しい午前に肉体労働して、午後は植菌。

小屋周辺を掘り進めていたら土の中からとある切り株が出てきました。
…ああ、これはテント生活時に邪魔だったものをチェンソーで切断したやつだ。
懐かしい、な。

 

土を降ろすときはダンプするわけですが、荷台のロックはレバーを掴むことで解除できます。
しかしそのロック解除用のワイヤーに過負荷がかかっていたのか、千切れました。

…まあ荷台のロックなんて出来なくても重心を考えていれば大丈夫だろう、ということで荷台傾きロック用のボルトも外してしまいました。

ある程度土を降ろして荷台上の土が少なくなったら、そのまま荷台を上げて足で下方を抑え、つるはしで土を下方に移動させると、荷台の傾きも土の重さでロックされます。
その状態でさらに荷台を上げて、つるはしで土を掻いて降ろしたら、土降ろし終了。

文字だけでは分かりづらいですが、まあ詰まるところちょっと工夫すればダンプのロックはそれほど必要は無いということで。

今日はここまで。

整地範囲も大分広くなってきた!

 


3月11日、半日作業。
特に書くことは無いですが、それはつまりなかなか順調ということ。
バックホウ(ユンボ)とかあれば掘削作業はもっと楽なのでしょうが、まあつるはしとスコップの人力だけでもやれなくはないです。

ひたすら肉体労働。
純粋で美しい仕事としても捉えられるし、無駄な努力としても捉えられる。

 


3月13日、快晴。
正午から午後3時ころの昼間に肉体労働するのはきつくなってきました。
そろそろサマータイムに移行するかな。
早朝から作業して、昼間は道具の手入れや昼寝、夕方から土木作業再開とか。

昼からは笠木の追加、洗濯してから焚き火。
焚き火もかなり暑いです。
真冬は暖かくて気持ち良かったのに…
ちなみに今回も焼き芋しましたが、アルミホイルの巻き具合が中途半端&長時間燃やし過ぎて芋のほとんどが燃え尽きてしまいました…
ほんのちょびっと残ってた部分を食べてみたら物凄く美味しかったですが!
芋は何かしらの輻射熱を利用、やはり石焼芋にしたり灰の中で焼いたりしたほうが中まであま~く火を通せそうな気がします。

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