この生活に至るまで~林業と小屋暮らし~

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※アイキャッチに他意はありますん

 

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林業

「現場作業員になりたいのでどこか紹介してくれませんか」と言ったら「ちょうどうちの職員一人足りなくなるから、来れば?」という返事を頂いて、3日で就活は終わり。
普通のサラリーマン的なことをやっていくのは、入職直後は大変でした。
まあそこんところを詳しく書いていくとありきたりなことをダラダラと書いてしまうので、割愛です。

結論から言うと、3年経たずに辞めはしましたが、入職して良かったなと今では思います。
人数が少ない中小企業的な経営でしたから一人で何でもやらないといけなかったのですが、飽き性気味な自分としては色々なことをやってみることが出来、学べて、良い経験になりました。
事務的なことも現場的なことも出来ました。
思い出せるだけ仕事内容書いてみれば、販売、営業、委託組合運営(会議の手配、資料作成等)、経理、講師補助、現場作業(伐採、薬剤散布等)、現場監督、入札、契約、3tトラックによる運送とかかな~?

大変なところもありましたが、おかげで業界内の上から下まで知ることが出来ました。
大学なんぞよりもはるかに実践的な技術や知識を学べて、しかも金(薄給)までもらえたんだから、「大学受験なんてするより最初からこっちくりゃあ良かったわい」と今では思います。

 

林業は農業同様に田舎暮らしを志望する人たちが別の業界から転職してくることが多く、面白い人生を送っている人たちのことをよく噂で聞きました。
そういう人たちのことを聞くにつれて「俺も漫然と仕事してる場合じゃねえ!」と思っていきましたよ。
山の管理技術を学ぶために林業業界に入ったのですが、基本的な技術は身に着けたし勉強の方法も分かったので、「いっちょ本腰入れて山を探してみるかー」と意気込み、広い土地がある物件を探すようになりました。

 

その続きが以下の記事であり、このブログとなっていきます。

 

 

小屋暮らし

小屋暮らしを知ったきっかけはやっぱり、寝太郎さんのブログとサイトを見たことだったでしょうか。
それまでは田舎暮らしに関する色々なサイトやブログや本を漁っていたのですが、寝太郎さんのイチから暮らしを作っていく感がかなり面白かったです。
DASH村もそりゃあ面白いのですが寝太郎さんは師匠となる人が身近におらず、素人が手探りで地道に生活していくのがイイですねえ!
彼も先人から多くを学んでいますが絶対視はせずにあくまで参考例として用い、そして田舎暮らしをしたいということに主眼を置いた人ではないからこそ違った見方で生活していたのも新鮮だった!

セルフビルドについても知ってはいましたが、家は職人に建ててもらうものだと思っていたしやってみている人のことを本やブログとかで読むと「自分には無理だ」と諦めてました。
しかし寝太郎さんのようなツーバイフォー工法による小屋の建築なら、自分でも出来そうだと思ったんですよね。
それまでは広い土地と住居がセットになった物件ばかりを探していて「予算を貯めるの大変だ」と思ってました。
しかし広い土地だけなら安い物件もいくらかあったため、「広い土地だけ+小屋のセルフビルドなら、少ない予算でも始められる!」として、選択肢が広がりました。
寝太郎さんが山林ではなくもっと街の方でBライフしていたら、私が小屋を建てて暮らすのもなかったかもしれない…

巡り合わせとか運とかで結局山林を160万円で購入したのですが、ボロ家+山林という選択肢もちゃんと入れてたんですよ。
なもんでこのブログも小屋暮らしではなく、セルフリフォームしながらの山林開拓ブログになった可能性も大いにありました。

私にとって、小屋暮らしは目的ではなく手段です。
メインは、山林を開拓して利用していくこと。
働きたくないとか、そういう後ろ向きな理由で始めたわけじゃありません。
むしろ「理想の働き方を自分なりに見つけてやる!」という、前向きな気持ちで始めたのです。
小屋暮らしを終えてもこのブログは続きますが、山林利用を終えた時には終わることでしょう

 

人と自然が調和した美しい生活を行い、しかも現代生活から乖離もせず金も介在するような、そんな生活が出来ないものか。
「大儲けは出来ないが、山はそこそこ儲かる」となれば、ちょっと自然派なだけの普通の人たちも山に帰ってくるんじゃないだろうか。

ああちなみに私にも「金は汚い」と思っていた時期がありますが、「金の原則は、社会に貢献したときに貢献される権利を得ることなんだよなあ…」と思うようになり、無暗に嫌うことは無くなりました。
金については古今東西色々な犯罪が起こりますから嫌になって「脱資本主義」とかを掲げる人も多いですが、まずは原理・原則に立ち返ってみるのはどうでしょうか?

 

 

平成最後の夏、とあるイチ平成生まれの平成時代を総括してみたかったのでこのシリーズ記事を書いてみました。(ていうか暇だった)

自己顕示欲丸出しの執筆はこれくらいにしておいて、これからはもっと読者の方々に役に立ちそうな記事を書いていけたらと思っておりまする。

 

…とか言っておきながら次回の更新は未定です。今のうちにもうちょい文章表現やユーモアの勉強でもしておこうかしらん。

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